だらだら日記

2011年10月22日(土) クレスト=光の山説続き+いろいろ感想

昨日書いてたクレスト=コー・イー・ヌール説の続き。

2話で、ガーネットは、「貴方も私の宝石箱に入れて差し上げましょう」と言っていた。この「宝石箱」は、最初、軟禁するための場所、あるいは空間のことかと思ってました。宝石箱に入ることがクレストに会うことに繋がるなら、クレスト先生もそこにいるということになるのかな、と。
ところが、3話でフリントが「テメェがあの方の宝石箱の一員になれるか(略)」と言っていた。この台詞からは、「宝石箱に加わること=宝石児の一人となること」という意味が感じ取れる。
となると、「クレストがいるのは宝石箱の中」というのが確かなら、やっぱりクレスト先生は宝石児の一員になってると見るのが筋が通ってそうな気がするんですよね。
「クレスト」も「じじい」も知らないというフリントの言葉に嘘がないなら、考えられるのは3つの可能性。1、ガーネットの屋敷にいるはずというデジェルの想定がそもそも間違い。2、宝石児の目につかないところに監禁されている。3、クレストという名でも老人でもない姿でガーネットの屋敷にいる。
というわけで、こっちの方面から考えても、3つめのパターンにあてはまるため、クレスト=宝石児はありうる展開かな、と思うんです。

クレスト先生の名が十字架(крест)由来なら、コー・イー・ヌールがほかの宝石児と違って胸元に石だけじゃなく十字架を飾っているのは、クレスト=コー・イー・ヌールの伏線となりうる。
十字架といえば氷河と北十字星。氷河と北十字といえば白鳥座。白鳥座といえばダイヤモンドダスト。そして、コー・イー・ヌールはダイヤモンド。
やっべえ、これはもう正解に辿り着いちゃったんじゃね? ホームラン打っちゃったんじゃね?
そう思って、「やっぱコー・イー・ヌールがクレスト先生だよ、きっと〜!」とテンション高く主張したら、「いやさ、クレスト先生はもう死んでるってオチだとは思うけどさ……」といかにも考えすぎだよバーカってニュアンスで言われた!
ちくしょう、悔しい! むかつく!! もしクレスト先生が本当にコー・イー・ヌールだったら逆立ちして町内一周しろよとか言いたくなるレベル!!
あとでほえ面かくなよ! と言いつつほえ面かくことになるのは自分の方じゃないかとは一応思ってはいます。一応だけど。デジェル編4話目が来るまでは、クレスト=コー・イー・ヌール説を動かさないからね、私は!
Twitterだと、ありうるかもしれないですねって優しく言ってもらえたもんね……!

……まあ、100回に1回くらいは予想が当たることもあるので、「守り人には先代獅子の仇がいる!」予想のように、今回の予想が当たってたら嬉しいなあと思います。

どっちにせよ、今回の話でクレスト先生とデジェルは永遠のグッバイになりそうだなあとは思うんですが。
そうすると、デジェルさんが聖域に帰った時に、きれいなおねえちゃんとのデート状態な任務をカルディアがぶうたれるかどうか、微妙な感じに思えてきました。
傷ついてる相手へのカルディアの接し方が、分かるようで分からない……。
どうせだから、デジェル編最終回までにまたカルディア再登場してほしいです。で、デジェルとどんな会話するのか見てみたい。
短い時間にあくせく生きてる人代表ってことで、カルディアの存在は今回のデジェルの話と馴染みやすいと思うんだけどなあ。


* * *


最近、本は木曜にまとめて買ってくることが多いので、LC感想に手いっぱいでなかなか感想書けないです……。
ってことで、木曜に買ってきた『蛍火の杜へ愛蔵版』と、木曜に届いた『まんがサイエンス』10〜13巻の感想です。


『蛍火の杜へ 愛蔵版』
といっても、「蛍火の杜へ」は読んだことあるので、読切の「体温のかけら」と「星も見えない」、「蛍火の杜へ 特別編」の感想だけ。

「体温のかけら」
ここのところ、ずっと不可思議物ばかり読んでいたから、なんだか久しぶりな気がする緑川さんの非ファンタジー作品。もう8年も前の作品なのか。
谷崎さんが良い子なだけに、なんだか後味悪いというか、胸苦しい。その気持ちは、きっと竹田&吉尾のものと同じなんだろうなあ。
吉尾への想いが恋愛感情だということになれば、吉尾との関係は壊れてしまう。そう思う時点で、竹田にとって吉尾は恋愛対象となりうる子なんだよな。
だから、オチとしては、吉尾を選ぶ竹田に納得行くんだけど、もう本当に谷崎さんが悲しくて切なくて。自分との付き合いを続けさせることも出来たのに、竹田に別れの言葉を言わせた谷崎さんのいい女っぷりに惚れました。絶対この子、次はもっといい恋出来るよ。竹田は踏み台にしてしまえー!(笑)

星も見えない
下手すると、本当にただのナンパバカ男になりそうな主人公ですが、悪気のなさがありありで憎めないキャラになってて面白いです。
それに、前後のことを考えずに石田の父親を助けに入っちゃうところや、石田父に悪態をつかれた時にも親子の間にある愛情をちゃんと感じてくれてるあたり、人の良さが滲み出てるなあと思う。
女子生徒に絡まれた石田が、そんな才谷の優しさをちゃんと分かっていて主張してくれた場面が好きです。こんな場面に出くわしては、そりゃ才谷も改めて惚れ直しちゃいますわ。

蛍火の杜へ 特別編
秋の果物は、夏までもたせるのは特に無理だよね……。


『まんがサイエンス』10〜13巻
知らないうちにすごい出てた。判型大きい本なので、なかなか近所の本屋の新刊コーナーでは見かけることがないんですよね(汗)。どうしても買い逃し続けちゃって……。
11巻は、久しぶりにあさりちゃんたち以外の子供たちがメインキャラ。2巻であやめちゃん&よしおくんがロケットの神様を宇宙に運んだ話の焼き直しといえば焼き直しだから、新キャラじゃないと「またかー!」なことになりそう。といっても、まなぶくんとあさりちゃんにとってはロケット作りは未経験なわけですが。
イケメン宇宙人とロケットの神様なら、イケメン宇宙人のほうが助けがいはあると思います(笑)。
13巻の冬眠の回、印刷が悪くてページ全体にこすれたような後があったけど、これは一応不良品らしく、交換対象になるそうです。もし、同じような状態の本があったら、相談おすすめ。


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