あらすじの師と弟子が逆だようロストキャンバス外伝9話感想。
これでペフコちゃんが見納めだなんて……。 アルバはまだ他キャラの話の時にちらとでも出てくるかもしれないけど、ペフコちゃんは98%くらい見納めです。本編後の後日譚の外伝だったらペフコちゃん登場の可能性もあるかなあ……。 あとは、薬関係の話が出てくることがあれば、ルコさんやペフコちゃんがちら見せ程度でも出てくれるかも?
それにしても、ルコさんのペフコちゃんへの愛が思っていた以上に深いっつうか重いっつうか重たくらしくて(苦笑)ビックリです。 ルコさんは、冥闘士になってもペフコちゃんだけは巻き込めないでいるし、危険からも遠ざけようとしているとは思ってたんだけど、そもそも冥闘士になった理由がペフコちゃんのためだったとは。 もし、あの選択の時に、ペフコちゃんを諦めて患者を取っていたら、ルコさんは冥闘士にならずにすんだ……ってことなのかな。そうすると、確かに自分の意志で冥界にっていう以前のアオリの言葉に偽りなしだったってことか。 魔星となると決まった人間に声をかけているわけでもなく、応えそうな人間を選んでスカウトしてるのかな、タナトス。だったらラダマンティスとバレンタインが揃って冥闘士になったのも、宿縁すごいやってわけでもなく、単にバレンタインがラダマンティスにどこまでもついていこうとしたからって理由なんだろうか。 今のところ、冥闘士になる瞬間が描かれてるのはトクサとルコさんくらいだから、実際にどんな感じに冥闘士になってるのかはっきりは分からんのう……。
ただ、自分で選んだ道とルコさんは言っているけれど、ほとんど選択権はないに等しかったんじゃないかな、あの状況。そもそも、ペフコちゃんが病に倒れたこと自体、サーシャがアテナと知れた時の疫病と同じように、冥闘士だか双子神だかの仕業だよね、どう見ても……。 家族の命と他者の命を秤にかけて、ペフコちゃんを選んじゃったんだよなあ、ルコさん。親の身勝手と言ってしまえばそれまでだけど、理屈じゃない部分で動いちゃったのかなって思うと切ない。あのまま冥闘士として冥王軍のために動いていれば、やがてはペフコちゃん含めた世界の死につながっていたかもしれないのに、真っ先に出来ることにすがらないでいられなかったんだよな……。 ペフコちゃんは自分が何も知らなかったことをすまなく思っていたようだけど、そりゃもう分からないようにしてたからですよ、ルコさんが。知らせたくなかったんでしょうよ、ペフコちゃんが知ったら今度はペフコちゃんが苦しい思いをするだろうから。 もうほんと、アルバがちゃんとルコさんの攻撃からペフコちゃんを守れる腕の持ち主で良かった良かった。あそこでルコさんがペフコちゃんを死なせちゃってたら、何のためにルコさんも冥闘士になったんだか、患者の人たちが生ける屍になったんだか分からないじゃないですかー。しかも、あそこでペフコちゃん死亡ルートに入ってたら、ルコさんを倒したところで冥闘士になった人たちは元に戻してもらえなくて、ノーマルEDにしかならなかったですよ。ペフコちゃんが生きてたからこそのグッドEDですよ。 スケルトンになった人とか普通に人間に戻せるんかいーってそれはそれで突っ込みどころな気もするけど、あのままだとペフコちゃんにとって心底負担な状況だったろうから気にしないことにする。アルバが倒しちゃった分とかどうなるんだろうってのも考えないようにしよう。怖いから。 何より、鈴蘭の園が消えていく情景が物悲しくも美しかったので、もう文句のつけようもない。何かここにBGMのっけろよー。ぱっとこれって曲が思いつかないけどー!
自分がペフコを大事に思うように、ルゴニスもアルバフィカを大事に思っていたのだと、そのために命を落としたことはけして不幸ではなかったのだと、最期にルコさんが気づけて良かったです。 薬師の島に来たのが他のどの聖闘士でもこの結果にはならなくて、ルゴニス先生の言わば忘れ形見のようなアルバフィカだから、兄の選んだ道への理解も出来たんだろうな。 最期の言葉がルゴニス先生と同じってのがまた泣ける……。
ペフコちゃんとアルバの別れの場面は、すっごく可愛いんだけど、同じくらい切ないですね(汗)。 だって、全部の戦いが終わった時には、もうアルバはこの世にいないんだぜ……。 この時のペフコちゃんはそんなこと知る由もなくて、無心に再会を約束してるのがもう……(泣)。 そんなペフコちゃんに、以前だったら引っ込めてた手をとうとうアルバが伸ばしちゃったのが、大変に素晴らしいと思いました! なんだこれなんだこれ!! えーっと、これはお礼でも言えばいいの? ありがとうアルバ! ありがとうペフコちゃん!! ありがとう手代木さん!!! いいもの見せてもらいましたーーー!!! 手を置かれた時のペフコちゃんの表情も、その後の泣き笑いもたまらないッスよ!! アルバが死んだ後も、ペフコちゃんは世界一の薬師を目指して頑張り続けるんだろうなあ。後の魚座が、自分を毒に変えて毒への耐性を持たせるのではなく、別の方法で毒薔薇と共生できているなら、その道の一端を作ったのもペフコちゃんかもしれないねっていう夢を見たよ! 今もう夜だけど白昼夢なのは分かってる!
前回の予告で書かれてたアルバを待ってる誰かさんが、とうとう最後のページまで出てこないとは思いませんでした(笑)。 シオンがアルバを待ってる場所が、だいぶ白羊宮に近くなってましたね。アルバの帰還が夜明け前より遅い時間になったから、お勤めしないわけにいかなかったってとこかしら。でも自宮からはちょっと離れてお待ちかね。お前本当にアルバ好きだな。 ひょっとしたらアルバが魚座を辞めて帰ってくるかもしれなかったわけだから、ちょいと気を揉んでたりしたのかな〜とか思うとシオンが可愛く見えてきます。 1話だとそんなに近付いてこられても困るって感じに距離を置こうとしてたアルバだけれど、最終話での表情は前よりずっと軟化してて可愛いです♪ ていうかこれ、アルバの中でシオンとペフコちゃんって同列に置かれてるってことかしら。またやいのやいの言ってくるんだろうなって思ってたり、でもじゃあそれがすごく嫌かって言ったらそうでもないって思ってたりするのかな……。 マンガ版で描かれてないけど、ドラマCDのもろもろの台詞が聞こえてくるようです。マンガ版の流れだと、アルバの角が取れてるのも自然。シオンはペフコちゃんに感謝するがよい。
さて。 次はカルディアですね! まさかここでヒーローが来るとは思ってませんでした! 退場順・逆十二宮の可能性は消えたけれど、新しく水星座縛りの可能性が生まれましたね。カルディアの次にマニゴルドが来たら、星座カテゴリ縛りの可能性がますます上がるでしょうが、まずはカルディアの話を楽しみに待つことにします♪ ところで、ちび耶人は……ちび耶人は期待できるんでしょうか!? それとも全く別の話がくるんでしょうか。 技についても、カタケオはどうせ使えないだろうから、逆にリストリクションは期待できるのかなあ……。
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