だらだら日記

2011年06月30日(木) LC外伝7話感想

私もアルバの匂いかぎたいですロストキャンバス外伝7話感想。どう取り繕っても変態発言以外の何物でもない。

考えてみたら薔薇VS百合なのか。
しかしアルバフィカとルゴニス先生って、男同士なのにどっちかというと百合っぽい雰囲気感じるような。先生、設定メモにあったような女顔(ただし太眉)って見た目でもないのに……。

アルバ外伝始まってからずっとペフコちゃんLOVEな私ですが(ショタコンだよ! 認めるよ!!)、今回のペフコちゃんの胸わしづかみっぷりに身もだえとまりません。
冒頭の、「もう先生じゃないんだ!」って叫びがまた良くてね。でも、ルコさんはけして、ペフコちゃんの知らない存在に取って代わられていたわけじゃない。ペフコちゃんの良く知る、人を癒すことが生きがいと語るルコさんのまま、そこにいる。理想を追い続けて得た結論が「皆死んじゃえ」だっただけで、全ての病から人を救うという理想そのものは変わらない。
アルバは「ルゴニス先生と似ていると思った」ことを「愚かだった」と言って見下げるけれど、ペフコちゃんにとってのルコさんは見上げる人のままなんだってのが。アルバには分からないルコさんの姿がペフコちゃんには見えるってのが、泣けるんだよう……。
ペフコちゃんがアルバフィカを守るために立ちはだかることが出来たのは、相手が他ならぬルコさんだったからなんだろうな。アルバを守るためだけじゃなく、ルコさんを止めるためにも、ペフコちゃんは二人の間に割って入らないわけにいかなかった。本当に、これでルコさんが昔に戻ってくれるならどんなに良かったか。

ペフコちゃんがこんなに強くて優しい子に育ったのは、ルコさんの教育が良かったからだよ……。ペフコちゃんに注いできた愛情があったからだよ。今だって、ルコさんは、ペフコちゃんが立ちふさがったらすぐには攻撃できないじゃないか。振り切るようにしないと、ペフコちゃんを殺せないじゃないか……。
島民がおかしくなっていく中、ペフコちゃんだけは正気でいたのは、冥界の住人に変えられることなかったのは、やっぱりルコさんの親心じゃないのかよ。手出しできない大事な部分なんじゃないのかよ。
ペフコちゃんとルコさんの間にちゃんと繋がりが見えるだけに、それが断ち切られるしかないだろうこの先の展開が辛いッス……。冥闘士になっちゃった以上、人に戻る道は……あー……まったくないわけでもなかったか。でも水鏡さんその後の出番がないので、実際のところどの程度人として生きられるんだかさっぱり分からん。

それに、今の時点ではアスミタの数珠もないわけだから、ここでルコさんを倒したところで復活できるわけだしな……。
こうなって見ると、やっぱりトクサに本編でも登場してほしかったです。あんなチラ見せじゃなくて、ちゃんと戦う形で。一度はシオンに倒され、ユズリハとも和解……ってのともちょっと違うけど、ともかくユズリハを殺すことから一旦ひいたトクサがその後も冥闘士であり続ける心情ってどんなだったのか、見てみたかった。そうしたら、ルコさんはどうするんだろうどうなるんだろうというのが、少しは見えてきたかもしれないのに。

それにしても、自らの意志で冥界にって、できるものなんですか。てっきりルコさんも、魔星に目覚めた結果、自分の求める救済が死にしかないという結論に至ったものだと思ってたんですが。
NDの水鏡先生のように指名されたり、自ら立候補ってのも可能なのかな、冥闘士。
木欒子の他にも冥界の花があるってのも少し不思議な気がしましたが、あれは冥界にそぐわぬ生きている樹木で、鈴蘭はあくまで冥界の草木ってことなのかな。考えてみたら神話としては冥界の石榴だってあって当然なんですしね。

やっぱりルコさんは、流れ次第ではアローン派だったんじゃないかと思えてくるなあ。
アローンは生も死もない世界に救いを求めたけど、ルコさんだって死人になる以外の救済の道があればそっちに走ってもおかしくなさそう。少なくとも、罪業の結果としての死よりは、アローンの理想により近い考え方してそうだし。

長々とペフコちゃんとルコさんについて語っちゃいましたが、主役のアルバフィカもすごく良かったです!
慰めようとペフコちゃんに手を伸ばしても、結局触れられないところとか。ペフコちゃんが無事だった時の笑顔とか。
あと、ドラマCDとピラニアンローズがきかない理由が変わっていたのもいいですね。確かにこれは、赤薔薇も黒薔薇も白薔薇も使うことは出来ない。植物系は軒並み返されちゃうってことですもんね。
しかしまあ、この後クリムゾンソーンで勝つんですよねって部分は多分変わらないだろうから、戦闘パートそのものの面白さは、やっぱドラマCDで先取りしてる分ちょっと足りない……かな……。
ストーリーパートの面白さはたまらないんですけどね(汗)。

こっから小宇宙通信の感想〜。
6巻のリバーシブルジャケットは単行本未収録のイラストなので、単行本派の人には嬉しいサービスですね。自分は雑誌派なのですが、最後に相応しいイラストだとは思います。最後だってのがすげえ引っかかりはしますが。
次回はレグルスカードのイラスト公開だろうから、すごく楽しみ。


ブレイドとヘタリア4巻特装版も買ってきました。
ブレイドはちゃんとれぎおん載ってる号で良かった……。でないと、マジで空さんくらいしか読むものない雑誌なので。

ヘタは感想書くのに忙しくて読めてないです。おまけ冊子の方だけぱらぱら読んだ。


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