てらさき雄介の日記
DiaryINDEXpastwill


2022年03月11日(金) その日のことを忘れてはいない

東日本大震災の日である。私はその時、県庁近くのビルにいた。2回目の揺れは、県議会の控室だった。

電車が停まった。相模原に帰れない。タクシーは電話がつながらないし、街にも走っていない。店で呼んでもらおうと夕食を採りながら粘ったが、やはり全くダメな状況だ。

仕方なく、控室に戻った。同じ状況の議員が一人いた。朝方、ようやく電話が繋がった。自宅に着いた頃は、明るかった。停電していたこと以外、その時点では何もわからなかった。

時間が経つにつれ、段々と情報が入ってきた。何万人という人が行方不明になっているとの報道もあった。怖かった。

翌月の選挙で2度目の当選を果たし、新たに設置された震災対策特別委員会で、条例策定や詳細な対策を審議した。そのことを忘れてはいない。忘れてはいけない。

●今日一日

終日所用


てらさき雄介 |MAILHomePage