てらさき雄介の日記
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2019年07月05日(金) |
祀られても何の慰めになるだろうか |
沖縄現代史(櫻澤誠著・中公新書刊)を読んでいる。その中に、以下の記述がある。
『79年12月、6歳未満の援護法適用を求める運動が始まる。81年8月には、6歳未満の戦傷者および戦没者遺族に対しても援護法が適用されることになる、それは同時に、満6歳未満であっても靖国神社に合祀されることを意味した。』
唯一の地上戦があった沖縄県は、本土とは、戦没者戦傷者に関するルールが違う。民間人であっても戦闘に参加したので、軍人と同じく国による戦後の補償が適用されるのだ。そのことは知っていた。
しかしその対象が6歳未満に及んでいるとは。驚いた。やるせない気持ちでいっぱいになった。幼少にして戦闘に巻き込まれ、傷を負い命を落とす。狂気の沙汰だ。靖国神社に祀られても、何の慰めになるだろうか。
●今日一日
【午前】 打合せ(議会)/県庁 事務作業/同
【午後】 立憲民主党・民権クラブ県議団役員会/県庁 立憲民主党・民権クラブ県議団会議/同 日・タイ友好議員連盟総会/同 女性活躍推進議員連盟総会/同
【夜】 会合(議会)/横浜市中区
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