てらさき雄介の日記
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2004年01月27日(火) 「企業の社会貢献を考える」講演会

「企業の社会貢献推進会議」主催の講演会に参加いたしました。経団連などの大企業による団体が同趣旨の研究と実践をしていますが、相模原市内の、しかも中小企業の皆さんによる会であり、今後のまちづくりを考える上で非常に意義深い試みだと思います。

久住剛さんという、NPO法人の理事長をされている県の職員の方による講演でしたが、ひとつ私の既存の考え方と相違している点がありました。私は納税していることが基本的社会貢献であり、今後の目指すあり方も、その企業の本業を通じて社会に貢献することであると考えていました。例えば行政の仕事の民への転換などは、それぞれの企業の本業のなかへ委託すべきということです。しかし講師によると、本業をもって社会貢献するのは当然のことで、現在はそのプラスαによるものを社会貢献というそうです。

家に帰ってきた今もそのことについては考え中で、まだまとまっていませんが、はっきりしていることは日本社会の運営の多くは企業によってされており、その動向は政治の基本すらも左右します。企業活動を語ることなくして社会のあり方は語れません。今後更に勉強していきたいと思います。


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