◆ にゃんコラム ◆
My Liv

2005年04月22日(金) ��304…名付けの理由

前々回(��302)、このコラムで、『名付けの条件』なんてものを書いた。
(ただしこれは、私の独断と偏見による私好みの条件を述べただけでありますが…)
で、「うちの猫は、こんな理由でこの名前を付けました!」というご報告がいくつかあり、「え? そうだったのぉ〜?」と、初めて名付けの理由を知った猫ちゃんもいたり…。それまで勝手に、何となく思っていたのとは違う理由で名付けられた猫ちゃんもいたりで、ちょっと驚いた。みんな意外に凝って(?)いるな〜と思ったり(^^;

私が、うちの猫に“リブ”と名付けた理由は、ひとことでは説明できない。
リブの紹介のページ([My Cat−リブ]:↓のリンクから行けます)に一応書いているけれど、以下は、前々回の『名付けの条件』の補足説明でもあります。


仔猫はあっという間に大きくなった…

リブを夜道で拾いあげたとき――
手の平サイズの仔猫は、鼻水と目ヤニでガビガビ&クシャクシャの顔をしていて、見るも無残なほどだったが、手の平にすっぽりと収まってしまいそうなくらいチビのくせに、その温もりがしっかりと手に伝わってきた。
こんなに小さいのに生きているんだ…と、そのことに、強く心を捉えられたのだ。
その小さな温もりが強烈な印象だった。“リブ”という名前はそこから来ている。

手の平サイズの頃…

遺体というものに触れた経験がおありだろうか? 
死した体は(当然、人でも動物でも…)、これはもうひたすら冷たい。私はリブを拾いあげた瞬間、その半年前に逝ってしまった愛猫、来夢の冷たい屍を、なぜか唐突に思い出したのだ。
来夢の命の炎が消えたとき、体は徐々に冷たくなって、やがてこわばり、氷よりも凍てついてしまった。その体は冷たかった。信じられないくらい冷たかった。。。
あの冷たさは、命のともし火が消えた証、死者の証、二度と戻らぬ証だった。

あの感触がいつまでも生々しく残っていて、生きた実体がこれほど温かいものだということを忘れかけていた。仔猫を抱いたとき、生きているものは、こんな小さな動物でさえ温もりに満ちている……そう実感した。
生きている(Live)ということは、体感的な温かさだけではなく、心に染み入ってくるような、目に見えない何かが満ちている。そのことにひどく感動したのだ。

で、そんな思いを名前に託したかった。いろいろ考えあぐねたが、“Live”以外、いい響きの名前を思いつかず、結局そのままそれを使うことにした。
ライブと読んでほしくないので、スペルはちょっともじって「e」を取り、“Liv”――
短くて呼びやすいし、猫らしくないし(笑)、響きがお洒落だ(…と、自分では思う) 
そういうわけで、彼女は「リブ」なのであります。

この小さな温もりが愛しくて…


 < Back  INDEX  Next >


ライム [HOME] [メビウスの猫]

My追加