Title...ハッピィ*デイズ By...あみ      
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旅記4〜雲南省・大理下関編〜「おじさんの家に泊まりドキドキ」
2004年09月10日(金)
旅記4〜雲南省・大理下関編〜「おじさんの家に泊まりドキドキ」

7/14。昆明から大理に向け出発!
大理といっても大理下関と大理古城があって、古城が観光地なの。
でもバスは大抵下関行きだから、乗り換えて古城に行くことになる。
どのミニバスにしようかなーって選んでたら
もうすぐ出発で、安いミニバスあるからって客引きに捕まり。
そのままタクシーで別のバスターミナルに連れていかれる。
切符すぐ買えって促されて、買った後よく見ると2時間後出発。
しかもさっき言ってた値段じゃないし。
バスはちょうど今出発しちゃったんだって。うおー騙された!!!
もう切符買っちゃったし、駅戻ろうにも別の場所だし。
「騙されたーーばかー!!」っておじさんに文句言うも後の祭り。

仕方ないから暇つぶしにその辺の人達と会話することに。
(少しでも中国語話す機会増やそうと努力してるのさ)
そしたらバイタクのおじさんやら客引きのおじさんやら
10人以上に囲まれ、わいわいがやがや。
「日本人の女の子は可愛いねー」だとか「握手して」とか
「抱きついていい?」とか「アミ、ウォーアイニー」とか
外国人が珍しいのかなんなのか、大人気?(笑)
おじさん達のおかげで暇だと思ってた2時間楽しく過ごせた。
しかも申し訳ないと思ったのか、さっきの客引きのおじさんが
ご飯おごってくれて、お腹空いてたからたくさん食べた。
バスが出発するときは、おじさんたちが見送ってくれて
窓から握手してバイバイしたり、なんだか良い人たちだったなぁ。
彼らに出会ったことを考えると、結果的には良かったのかもね。

大理行きのバスは、最悪だった。道がね。
今回の旅行で酷いバスには散々乗ったけど、ワースト1に違いない。
高速通ってるのに、高速自体が工事中で、道悪くて。
窓や天井に頭を何度もガンガンぶつけて、
特に寝てると更にガンガンぶつけて、痛くて目が覚めるの。
そんなんが延々と8時間も続くんだからたまったもんじゃない。
隣の席の中国人のおじさんと仲良くなって、おしゃべりしてた。
話好きなのか知らないけど、ほぼ7、8時間ずっと喋ってた(笑)
こっちは途中眠くて半分寝てたときもあるんだけど。
その大理おじさんのおかげで聞き取りの練習になりました・・・。
中国語喋るの早いし専門用語多いからなんだか疲れたー。

で、出発が2時間遅れたおかげで、到着も2時間遅いわけで。
下関に着いたのは結構夜遅くって。
しかも古城までバスで行く予定だったのに、時間過ぎてて。
大理おじさんが、「今日はもう遅いから明日にしなよ」って言った。
荷物持ってくれて、その荷物がタクシーに乗せられ。
「ちょっとおいでよ」って言うから、ついて行った。
タクシーの中で「5角(約7円)のホテルがあるんだよ」だって。
ん?とか思いつつ辿り着いたのは、大理おじさんの家だった(爆)
(まぁ結局お金は払わなかったんだけどね)
仕事の社宅みたいな感じで、広くて一人暮らし。
ちょっとヤバイかもー(^^;とか思いつつも、
部屋鍵付いてたし、悪い人じゃなさそうなので・・・。

「友達が心配してるだろう、電話かけときなさい。
でも、私の事はきっと話さないほうがいいね。
普通のホテルに泊まってるって言うんだよ」なんて言われ。
「疲れたでしょ、お風呂入りなよ」って言うから恐る恐る入る。
風呂場は中国にしては珍しくユニットバスでバスタブあって驚く。
まぁ、浸かるなんてゆっくりしたことは出来ないんだけど。
鍵あるから大丈夫か、と思ってさっさと入って出てきたら、
鍵が外側に差し込んだままで、普通に開けれたみたいでビビる。
窓も外の階段上がったら微妙に覗けるし。うわー。
その後はソファでいろいろ話してて、疲れたので就寝。
部屋が二つ三つあったので、空いてる部屋を借りた。

朝起きたら、大理おじさんはもう既に起きてて。
荷物持って出発しようとしたら、「重いだろうから部屋に置いときなよ」
って止められた。一緒に朝ご飯食べたら、仕事に行くみたいで。
部屋の鍵束渡されて、「観光終わったら帰っておいで」だって。
近所の「民族広場」がお勧めらしいので、一人で行ってみる。
ここで写真撮ってたら、デジカメの調子が急に悪くなり。
頑張って石林で撮った写真も、今までのが全部消えた(泣)
きっと内モンゴルの砂漠が原因に違いない。泣きたいくらいショック。

民族広場は大したことなくて、すぐマンションに戻る。
が、鍵の開け方が分からず、かなりドアの前で苦労。
ちょうど大理おじさんから電話かかってきて、帰ってきたから助かった。
「大理古城は日帰りで行って夜戻っておいでよ」って言われ。
「荷物置いていけ」って言われたんだけど、頑張って説得した。
そしたら「今日の仕事はもう終わったから、一緒に行こう」だって。
いや、別に一人で行けるのに・・・と思ったけど、ついてきた。
「民族広場は夜が綺麗なんだよ、だからもう一泊していきなよ」だって。
行く途中のバスの中でも「部屋の合鍵あげるから絶対帰っておいで」とか
「部屋も好きなように使っていいから」とか、ひたすら言われた。
というわけで、一時間ほどで古城に到着したのでした。
次回は大理古城編。量が多いから2回分くらいに分かれるかも。



 
 
 
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