◆■玉に鹿日記■◆

2005年06月03日(金) しらける広告…

映画の宣伝担当者って…どういうセンスしてるんやろ。
何処と言うことは無いなあ。何処の映画配給会社もそうやわ。
“感動”の大安売りっていうか…。大衆をバカにしてるっていうか…。
「もう涙が止まらない…」だの「感動の嵐…」だの…。
テレビスポットなら、“観客”と思われる人にインタビュー…。
「もう泣けちゃいました〜」

そないせな、映画…観てもらわれへんか?
いまだに変なコンプレックス…しょってるんやろか。
広報宣伝であれ、映画人としてもうちょっとプライド持ってほしいなあ。
そのセンスの無さに呆れてしまうわさ。

「ミリオンダラー・ベイビー」…を観てきた。
ボクシングドラマで、
今までありがちな物語の組み合わせなんやけど、
演技と脚本の渋みやろか。ちょっと ええなあ…と思わせる佳作。
でも、アカデミーの赤絨毯は似合わんなあ。
予算がのうても、本がよければ映画の良さは味わえる。
ストーリーは、見終わってから…考えさせられる。
クリント爺さんの“企み”にハマってしもうたなあ。

なんて 思いながら家に帰って、夕刊を見ると…全面広告で
このザマだ。

「衝撃のラストにもう涙は止まらない…」

エエ加減にしなはれ。言葉の使い方…知らんのか、ボキャブラリーが無いのか…。いや、きっと人をバカにしてるんやろな。あの広告は…。

映画は“素”で観に行くに限る。


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