映画の宣伝担当者って…どういうセンスしてるんやろ。 何処と言うことは無いなあ。何処の映画配給会社もそうやわ。 “感動”の大安売りっていうか…。大衆をバカにしてるっていうか…。 「もう涙が止まらない…」だの「感動の嵐…」だの…。 テレビスポットなら、“観客”と思われる人にインタビュー…。 「もう泣けちゃいました〜」
そないせな、映画…観てもらわれへんか? いまだに変なコンプレックス…しょってるんやろか。 広報宣伝であれ、映画人としてもうちょっとプライド持ってほしいなあ。 そのセンスの無さに呆れてしまうわさ。
「ミリオンダラー・ベイビー」…を観てきた。 ボクシングドラマで、 今までありがちな物語の組み合わせなんやけど、 演技と脚本の渋みやろか。ちょっと ええなあ…と思わせる佳作。 でも、アカデミーの赤絨毯は似合わんなあ。 予算がのうても、本がよければ映画の良さは味わえる。 ストーリーは、見終わってから…考えさせられる。 クリント爺さんの“企み”にハマってしもうたなあ。
なんて 思いながら家に帰って、夕刊を見ると…全面広告で このザマだ。
「衝撃のラストにもう涙は止まらない…」
エエ加減にしなはれ。言葉の使い方…知らんのか、ボキャブラリーが無いのか…。いや、きっと人をバカにしてるんやろな。あの広告は…。
映画は“素”で観に行くに限る。
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