◆■玉に鹿日記■◆

2004年11月15日(月) 不可解な駅…

高架上の駅なら分かる。
階段を上って改札があってやからね。
平地に駅があるところでも、ホームへの導線は
登って改札を通り、階段を下りてホームへと
人に上り下りを強要するわけですな。

地下鉄の駅も階段なりエスカレーターなりで地下に降りる。
中には、改札まで…あるいはホームまで人が降りたり上がったりせなアカン駅もあるけどね。

今年の夏…山陽電鉄に新しく出来た駅。
この駅は播州平野の平地にあって、電車は一般道よりやや高く盛り上がった軌道の上を走っている。
なんで駅のホームは一般道とほぼ同じ高さやね。
なのに、この駅から電車に乗ろうと思ったら、
一度地下に降りて改札をくぐり、そこからホームへ階段を今度は上る。
地上に出ると、結局周りの平地と同じ高さの所に来る。

「ありゃ?これやったら、このホームに直接繋がる改札を作ればよかったんやないの?」

 新駅ということもあり、車いす用のスロープやらエレベーターは付いてるけども。なんでこんなアホらしい構造にしたのか…。
ちょっと考えたらなんとなく邪推できる。
山陽電鉄は人件費削減のためやと思うけど“無人駅”が多い。
この新しい駅も“無人駅”のようであるね。

乗車する客が、しんどい思いして階段を上ったり下りたりしてもええのですわ。この電鉄会社は、己の“経済効率”を優先させたがために
こんなぶっさいくな駅舎を作ってしもうたんやろね。
外観も、なんの味気もない…。
駅前に“総合大型スーパー”は開店したけれど、他は何もない。
荒涼とした…いづれ宅地開発されるであろう風景。
これから駅前も開発されるんやろね。
デベロッパーの脂ぎった笑い声が、風に乗って聞こえてきそうやわ。

駅は街を造る…。俺はそないに思う。

先月のこと…。俺は初めて阪急「武庫之荘」駅で降りた。
ホームから降りるとそのまま“改札”に導かれて駅を出る。
駅前はロータリー…そのロータリーの中は公園になってて、
日差しの佳かったその日は思わずくつろいでしまったがな。
駅に続く道は“街路樹”が整然と植えられていて、
「こんな街に住みたいのう〜」なんて思ったもんやわ。
阪急の誰かがこういう粋な駅を造りはったんやろうけど…
これは文化やね。

しかし…播州平野にまた無能な街が造られようとしている。

なんやらさぶいおはなしで…。



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