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ねことおやつ
   
 

2004年02月18日(水) ★ 生きてるものを創ること

先週の火曜〜木曜のあいだ、私のなかにひとつのタマシイが降りてきて、
思うともなくとぎれ途切れに そのタマシイが宿るイレモノや、まつわる出来事や、
係わる人々の事を考えていた。

  私は寿先輩にろうそくを注文した。

寿先輩は絵描きらしいのだが、その作品はまだ見た事がない。でも、いろいろ活動をしているらしくて先日そのイベントに行ったら 寿先輩が作ったろうそくがニョキニョキ置いてあった。手作りのろうそくはカラフルでひとつとして同じものがなくて不器用な灯火が美しかった。かわいかった。
生きてる、と思った。

先々週またまたたまたま出会ったのでダーと3人で飲んだ。
話してて突然、ハラムランランのイメージが降りてきたので寿先輩のろうそくを送りつける事にした。素敵な思いつきだと思った。
「ふわふわしてて、おもわず幸せになるようなのがいい」
とか、あとハラムランランのイメージなど、注文に注文をつけた。
この人の産んだものだったら生きるだろうと思った。

木曜の夜、テレビを観るダーに「ねえ、ろうそくいつ出来るかな」と言った。
そしたら次の日に“出来たからとりにおいで”とメールが届いた。
ああなんてタイムリーなんでしょう。



金曜日の正午、ハナちゃんを病院に連れてゆき その足で取りに行った。
暑いくらい晴れた日で、翳りひとつなかった。
出来上がりを チラと見たら、やって来たろうそくは私の想像以上にイキイキとしていてハラムランランで 嬉しくなってニコニコしながら帰った。帰って、ちゃぶ台の上に置いてみた。なんかとっても幸せな気持になった。




それで
なんか優しくて泣きそうになった。
まぎれもなく、
生きたろうそくだ と思った。

寿先輩はそのろうそくに
“sunfrower”と名前をつけてくれた。
優しい偶然だ と思った。









金曜日から、私の部屋にふらわーさんが居る。
あまり留めておいてもいけないのだけれど、
ゆっくり時間をとって手紙を描きたかったから 今日になってしまった。

今朝 起きてカーテンを開けたら一日が美しい朝焼けで始まった。
手紙を書いてる頃の空は 雲ひとつなくて何処までもそらいろの青が伸びている。
あぐらをかいてちゃぶ台に向かうと、ターリンが膝の上にやってきて丸くなった。
とても静かな部屋、ゆっくりとした時間。
こんな時間を待っていた気がする。

ついでに、昨日ダーが見立ててくれた下仁田ネギを添えて箱につめた。
なんていうか、ネギだなんて 色気ない荷物になった。
オトメにはスィートが必要なのに。


郵便局までふらわーさんが入った箱を抱えて歩いた。
道中 大事な任務を背負うような気持になって、なんとかゴッコみたい。



行く先に居るひとらを 幸せに、してね。
いってらっしゃい、なのだ。



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…などと、予告なく荷物を送ったら次の日にハラムランランからメールが届いた。
もちろん荷物が到着するには早過ぎる。




ふらわーさんができる時、
私が考えるともなくふらわーさんを想っている頃 たぶん寿先輩はろうそく作りに励んでいたと思う。私の思念は寿先輩に届いていたのだと思う。
アンテナがピピピだ、と思った。

その、メールが届いた時は きっと私がメールが届く前日‥つまり今日、ハラムランランに手紙を描いていたので きっとその時の電波が飛んだのだと思った。








ひとと人は繋がっている。
    

と、実感なのだ。
そんな10日間だった。











父長崎人+母福岡人=純血の九州オンナ、福岡に産まれ、
関東→京都→佐賀→京都→横浜→群馬と流れてます‥

レイ 

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