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| 2004年06月10日(木) | 早く人間になりた〜い |
ランチからの帰りに、話の流れでドロンジョ様に『妖怪人間ベム』の最終回を語ってみました。
このお話の存在と、件名に書いたセリフは有名だけど、案外最終回とか、話の内容は知られていないと思います。
アキラはこのお話が大好きで、CSで何度も再放送するたびに見てしまいます。
とっても古いから、もちろんリアルタイムで見たことはないけど、この時代でも再放送をやってくれるのはホントにありがたいです。
さてさて。
この話の主な登場人物は言わずと知れた「ベム」（男の妖怪）「ベラ」（女の妖怪）「ベロ」（子供の妖怪）ですが、その中でも主人公的な扱いをされているのが「ベロ」じゃないですか。
なぜタイトルが「ベム」なのに、主役が「ベロ」なのか。
それは、タイトルの「ベム」は、男の妖怪の名前のことではなく、「Bug-Eye Monster」の略語のことらしい。
はい、皆さん一斉に！「へぇ〜」（笑）
人間にちょっかいを出す悪い妖怪を容赦なく退治するという素晴らしいヒーローなのですよ。
人間のために戦うのですよ。
めちゃくちゃ悪いヤツでも、それが人間なら絶対に手を出さないんですよ。
人間に追われても、人間を決して恨まないんですよ。
「人間になりたい」と願ってやまなかったはずなのに、最後には「自分達が人間になってしまうと今まで見えていた妖怪が見えなくなり、人間を守れなくなる」と言って、人間になるのを諦めるんですよ。
全ては人間のためにですよ！！
なんていいヤツらなんだ〜！（号泣）
最後なんて、それこそ人間に迫いつめられて、逃げ込んだ屋敷に火を放たれたというのに。
そんなことされたら「今まで人間のために頑張って来たのにこんな仕打ちって！」とヤケになっちゃいそうなのに。
最終回を始めてみた時は、TVの前で唖然としたもんよ…。
でも、あのお話は昔の映像なだけにツッコミどころも満載なんです。
警官に「ん？オマエ怪しいな、帽子を取れ！」とベムに言うわけ。
で、ベムが帽子を取って、そこで初めて「オマエ、人間じゃないな！」って言うのね。
指が3本しかないし、肌も土気色で、目も違うのに（Bug-Eyeていうくらいだし）、帽子を取ってから初めて気がつくなんておかしいだろー！みたいな（苦笑）
ま、アニメですからね。アニメアニメ。
あ〜、ベロかわいいなぁ。
