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2002年12月24日(火) アキラ一人ぶらり旅

まずは、Merry Chiristmas!
素敵なイヴをお過ごしですか?
アキラはねー、これ以上にない、劇的極まりないイヴを過ごしましたよ…。

今日はですね、昨日も書いた通り、Gacktのエンターテイメントショーを観に行ったのですよ。
会場は、彼のツアーラストと言えばココ、横浜アリーナです。

仕事の方は、仕事納め直前ということで、アキラはもうほとんど仕事がない状態で。
(もう片付けちゃったからね)
終業時間を今か今かと待っておりました。

Kちゃんと新横浜駅で待ち合わせの約束をしまして。
定時で上がったアキラはいざ東京駅へ。
東京駅から新横浜駅は、ふつーの電車で行っても1時間かからないんですが、1分1秒が惜しかったんですよ。
(Kちゃんは午後半休を取っているので、必然的に彼女を待たせていた)
だからね、新幹線で行ったわけですよ。

1駅なので、15分くらいで着くわけです。
気が急いていた訳ではないんですが、ホームにあがった時にちょうど新幹線の発車ベルが聴こえて。
電光掲示板に、停車駅が表示されているものなんですが、その掲示板が上手い具合に表示されていなかったんですよね。
だから、どこに停まるのかが解らなくて。
近くにいた駅員を捕まえて訊いたんですよ。

ア「すみません、(指差して)これって新横浜に停まりますか?」
駅員「停まりますよ」

いいですか?
もう一度。

駅員「停まりますよ」


さて、ここで、時刻表を本やらネットやらですぐに見れる方、見てみましょう。
飛び乗ってしまったので、詳しいことが解ったのは新幹線に乗ってからだったんですが。
アキラが駅員を信じて乗った新幹線は、
東京駅発 17時46分発 ひかり169号
でした。


さ、もう解った人もいますでしょうね。




は、は、は、、、







新横浜、通過(爆)









次の停車駅、








静岡(どーん)








もう…笑うしかないっすよ…。

こういう時に限って、動体視力がいいっていうのも困りますね。
思い切り、新横浜駅を通過する時に、その駅表示がバッチリ見えました(涙)

横浜アリーナも通過ですよ。
温泉街・熱海も通過ですよ。
笑え!(自棄)


あのね、これね、マジ話ですよ。
作ってないです。

Kちゃんに連絡を取るも、もう開演時間までに間に合うわけがないのが決定なので、新横浜に着く時間を確認するために、時刻表を求めて車内をウロウロ。
(新幹線の中には、連結部分あたりに時刻表が貼ってあるんですよ)
発見と同時に、時刻表に張り付き、自分が乗っている新幹線の到着時間と、静岡から東京に帰る新幹線の出発時間・東京の到着時間を確認。

東京着、20時26分…。


開演予定時間は19時。
ただ、必ず押すので、Kちゃんに「始まる時に連絡して」と頼んだんですよ。
後々連絡が来て、どうやら20分押しで始まった模様。
それから、過去のライブにより時間を計算すると、アンコールだけなら観れるかもしれない、との結論に。

新幹線の中で、どれだけ急いでも仕方がないので、ここはもう諦めて、新横浜から全力疾走の心構えをしつつ、東京駅の駅員をプチ恨み(苦笑)

静岡滞在時間、僅か30分。
その間、ずっと携帯でテトリスしておりました。
侘しい…。
マジでうなぎパイを片手に帰ってやろうかと思いました。

新横浜に着いて、ドアを出た瞬間から会場まで全力疾走です。
あんなに走ったのは、高校以来かもしれません。
会場に着いて、カメラチェックの人に「どこまでいきました?」と訊いたら、意外にも前半と後半の間のMCということでした。
思ったより早くに着いて、どっと一安心。

案内人の「あちらです」とか「あのドアからお入りください」の言葉もシカトしてぶっちぎり(苦笑)、アリーナに入ると、そこの案内人の案内も振り切り席へ。
(横浜アリーナの席は案内されなくても解るから、案内されると逆に邪魔)

立見席で見ている人が床に置いていた荷物をいくつか踏んだかもしれん(^.^;)


暗い中、席に着くなりKちゃんと熱い抱擁を交わしました。
自分の情けなさと、思ったより早い到着に、涙がだーー…っと。
それから、ずっと走ってきた反動ですごい苦しくて、咳が止まらなくて、MCはほとんど記憶にないです。

後半がスタートしたものの、ツアーと基本的に同じ内容で、でもこっちはまだ本調子じゃなくて、で、やはり記憶はないです。
(ダメすぎ)

元々予定されているアンコールも終え、いつもなら帰るところですが、客電もつかないし、クリスマス故にスペシャルを期待して、残っていたんですよ。
そしたら、どこからともなく、「きよしこの夜」が聴こえてきて。
会場全体で大合唱でした。
あまりクリスマスの気分じゃなかったんですが、この時はかなりクリスマスの気分に浸りました。

それで、『12月のクリスマス』『君のためにできること』を聴いて、全プログラム終了。
フェイクスノウも降りてきて、本物の弦楽器隊も出てきて、すごく幻想的な空間でした。
東京から新横浜まで3時間!という壮大なドラマを乗り越え(爆)、ここまで辿り着いてよかった、という気持ちからか、また涙が出てきて。
終演後しばらくまで止まりませんでした。

あの会場で涙していた人たちって、きっとみんな、純粋にあの空間に感動したんだと思うんですが、アキラの場合は壮大なドラマが走馬灯のように思い返され、それに泣いてました(苦笑)

でも、ホントに凄かったですよ。
途中からの参加でも、昨日・一昨日のPIERROTより断然楽しめました。
諦めないで行ってよかった!
チケット代は高いけど、この際いいですよ、許します。
横浜の夜の街を大疾走した自分を褒めたい。
その大疾走、Gacktへの愛か、6,800円の入場料への執念か、さぁどっち!?(笑)



かれこれ3年前でしょうか。
某道化師バンドのリーダー兼ボーカルであらせられる方が、コンサートツアーで長野に行くとき、大宮で売店に行くために車外に出たら、その新幹線に乗れなかったということがありました。
売店のオバチャンがとろとろしていて、その間に新幹線のドアが閉まって発車してしまった、とのことですが、問題はその後。
そのお方、ろくに確認もせずに次に来た新幹線に乗ってしまいました。
その新幹線は、上越新幹線で、しかも、なんと、越後湯沢までノンストップ!(爆)
仕方がないので、越後湯沢で折り返し、高崎で乗り換え、長野へ。
しかもたった1人でな。
東京から長野まで75分で着くのに、その日、彼は4時間もかけて長野に行ったそうです。

当時、そのエピソードを聞いて、腹を抱えて笑ったもんです。




ちょっと、その時のあのお方の気持ちが解りました。
もう笑わないよ…ごめんね、お兄ちゃん…。


今日得た教訓。
世の中あらゆることは、全て自分自身で確かめていけ。


もう駅員なんぞに頼るものか…涙。


明石屋サンタテレビを見ているんですが。
電話してもいいですかね?(軽く本気)


2001年12月24日(月) 3連休の締めくくり。


柏木 暁 |MAILHomePage

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