過去から得た教訓

2004年05月29日(土)

朝からお仕事。

会社に行く前に、ダーに電話。

ダーはダーで、今日は昼から会社の行事に参加するらしい。

どうやら相当行きたくないらしく、テンションも低い。


「蝶ちゃんは会社には行くのに、俺の所は来てくれないんだね」

ってゆーか先週行ったばっかでしょ。

「いいなー、仕事。俺も行事行くんだったら、仕事してたいよ」

実際そうなったら、さんざんゴネるくせに。



←心の叫び。




私だって好きで仕事してるワケじゃないんだよ。

そんな感じで不機嫌なまま出社。

仕事は5時間程度で片付け、帰りに街をブラつく。

エテュセのネイルセットが欲しい、

ワンシーズン限りの安いミュールが欲しい、

ナチュラルビューティーのTシャツが欲しい。

欲望は渦巻いてるけれど、

書籍2冊だけ購入して、帰宅。

そして本を読みながらゴロゴロと夕寝。





数十分後、ダーの着信音で目が覚める。

聴こえてくるのは、ダーの上機嫌な声。

どうやら機嫌は直ったらしい。


「蝶ちゃんと遊びたいなぁ…」だって。

まったくもう。

さっきまでの不機嫌モードは何処へ行っちゃったの?

ま、こんなことだろうと思ってはいたんだけど、ね。





ダーと私の間に、不穏な空気が漂った時、

ダーがいつも言うのは、

「こんな時もあるよね」って言葉。

一時的にダーとの関係がギクシャクしたり、

意見の相違があって、お互いにムカつくオーラを発した時、

電話を切った後に、すごくすごく後悔の波に襲われるんだけど。

そんな時にはいつも、この言葉を思い出すようにしてる。

どんなに仲が良い恋人同士でも、

長く居れば居るほど喧嘩は避けられないもの。

どちらかが疲れてるとき、嫌なことがあったときに、

会話が盛り上がらない事だって、ある。

それに対して、“何で!? どうして!?”って相手を責めたり、

“私ってば…”って深い自己嫌悪に襲われるんじゃなく、

「ま、こんな時もあるよね。しょうがないなー」

そう思いながら、モヤモヤする自分の気持ちを上手に流すこと。

それってすごく大事なコトだなーって最近は感じてる。

そもそも、なんでも白黒つけなきゃ気がすまない私の性格。

多分これが、恋愛の寿命を縮めてきたような気がするんだな。

ちゃんと相手と向き合って、

責めたり、詰りあったりしなければ解決できない“違和感”と、

相手を片目で遠くから眺めて、

見なかったことにしたほうが良い“違和感”があるってこと。

数年前の自分は知らなかったんだな。

恋愛に、というか、自分自身の気持ちに一直線過ぎて。

今も、タマにド忘れしちゃうけど(笑)、

ちゃんと覚えておこう。

もう、痛い思いはしたくないから。
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