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〜ダメダメ医学生の京風日記〜 京の都に生息するダメダメ医学生、伯耕による日常生活記。 モテない王道を突っ走りながらも、萌えを求めてただ今奮闘中であります。 |
| 2003年03月04日(火) 実験室でやっちまった日 俺としては奇跡の朝8時前起き。 なぜかというと、今日から生理学実習が始まるからです。 朝1限から4限までみっちりと実習。 遅刻、欠席、早退が一回でもあった場合、来年度再履修という、 うちの医学部にしては珍しく出欠に厳しい実習です。 てか、実習だから当たり前か。 久々の早起きに気分が良く、さっとカーテンを開けると… 雪降ってます、積もってます。 3月のこの時期にしては珍しいことだ。 視界が霞むほどの大雪の中、自転車で医学部へ向かう。 初めて入った第二実習室は意外に広い。 幾つもの実験を並行して行うためか、結構乱雑としている。 今日俺達の班はイオンチャンネルの実験だ。 ガラス棒を用いたパッチ電極を用いて細胞膜に圧力をかけ、 細胞膜上にあるイオンチャンネルの電気伝達性を調べるというもの。 まずは先生に説明を受け、作業一人と解析四人に分かれて実習開始。 途中、パッチ電極に細胞膜を吸着させる作業をやる事に。 なんとほぼ一発でパッチ電極をギガシール状態に持っていけてご満悦。 調子に乗った俺は次の作業もやる事に。 先生「では次はinside-out状態を作り出します。」 俺「どうすればいいですか?」 先生「このハンドルを一気に回して細胞膜を引き上げてください。」 俺「本当に思いっきり回していいんですか?」 先生「でないと細胞膜が上がってこないですからね。」 俺「わかりました。じゃ行きますよ。」 くいっ。(←ハンドルを回す音) 一同「あっ!!!」 |