diary/column “mayuge の視点”
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あるところには、ある。

 今日はインド人宅へ。

 先日、マイドが勤めるお土産屋さんのオーナーさんと韓国料理を食べに行った話をしたけど、今日はそのお返しにとばかりに自宅へ招待されたのだ。

 というわけで、マイドに引率され、ナカジ、ライターの鈴木君、ボウズとその嫁、サル、そしてmayugeというメンバーでダウンタウンから車で10分くらいのところにあるインド人宅へ。

 まずこの「ショーネシー」というエリアがすごい。何でも、ユダヤ系のお金持ちが多く住むところとかで、ナカジ曰く、バンクーバーで一番土地が高いそうだ。ダウンタウンから空港に行く途中にあるので、通るたびに「やたらと豪邸が多いところだな」と思っていたんだけど、今日はとうとうそこへ足を踏み入れた。

 そのオーナーさんの家も、例に漏れず「大豪邸」。セキュリティばっちりの門を通って芝生の庭を抜ければ、その前にはピカピカの石でできた、扇型に広がる階段。すでにこれが、ででーんって感じなわけ。

 奥さんに案内されて中に入った後は、すでに何度もここに来ているらしいマイドの案内のもと、「お宅拝見ツアー」状態。

 「この机すげー、象牙の細工だよ」
 「おいおい、玄関の吹き抜けホールに池があるよ」
 「このシャンデリア見てみ、これサファイアじゃねーの?」
 「なんで1フロアにキッチン2つもあんの?」

 みな一斉にキョロキョロと見て回る。

 「これ、持って帰ろっか」
 「おっ、高く売りさばけそーッスね」

 mayugeとナカジでそんな冗談を言っていたら、それを聞いたマイドがちょっと焦って、

 「オイオーイ! 待たんかーい」

 そんないつものツッコミを入れてきた。オーナーさんに息子のようにかわいがられていて、最近は顔までインド系関西人っぽくなってきたマイドも、故郷のツッコミは忘れていないようだ。三つ子の魂ってやつか。

 そしてツアーの一行はベースメント(地下)へ案内される。まず、普通にビリヤード台。そして驚いたのが、ガラス戸の向こう。なんと、屋内温水プールがあったのだ。長辺が20�辰呂△蠅修Δ澄�バンクーバーのアパートにありがちな、水浴び程度のプールとは違う。これならしっかり泳げるだろうという大きさ。しっかりジャグジーも併設されている。プール横にはサウナも。

 くぅー、すげー。

 プールの水槽内に埋め込まれたライトが青や緑、紫なんかに次々に変化する。思わず、意味なくプールサイドを一周してしまった。

 だが、これでも終わらない。本日3台め?の巨大プラズマテレビの横を通って次の間へ案内されると、そこは・・・!?

 映画館。

 16畳はあろうかという部屋に、巨大スクリーン。天井に設置された液晶プロジェクターによって、ケーブルテレビ、ビデオ、DVDが映写される…。もちろん備え付けの重低音スピーカーも。階段状になった床に設置された座席からは、前に座る人の頭越しに画面が見られる。

 はぁー、恐れ入りました。もう、やりたいこと全部やってるって感じだね。そういやオーナーさん、ベンツのSLかなんか乗ってたっけ。あるとこにはあるもんだねー、お金って。お土産屋ってそんなに儲かるのかな。

 それにしても、このオーナーさんは本当にマメな人。マイド曰く、心配性で、全く休むことなく働く人なんだとか。我々ゲストに対しても、ものすごく気を遣ってくれる。俺たちは彼に何の利益ももたらさない小汚い集団なのに(笑)。

 帰るときもすごく引き止めてくれて、本当に心の底から接待してくれている感じだった。うわべだけで「いやー、もっとゆっくりしていったらいいのに」って言ってたら、何となく分かってしまうものだけど、オーナーさんは違った。本気で接待できる人だ。ミスター・ホスピタリティー。

 俺にはできないなー。

 あ、そっか。
 だから俺はビンボーなのか。

2003年04月11日(金)

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