どこの国にもトチ狂った奴はいるものである。僕が通っている学校にKevinという先生がいるのだが、ヤツが今回の話題の人。

　現在ギネスブックには「24時間連続授業」という記録が載っているらしいのだが、普通それを読んだとしても、
「ふーん、そりゃすごいわ」
で済むものである。しかしKevinはそれを見て、
「なぬー、ワイが破ったるわいー」
と考えてしまったのだ。（ちなみにKevinは関西弁を話しません）

　三月のある日、僕が学校に行くと学校のマネージャーをしているGeorgeがツカツカと寄ってきて、「***（mayugeの本名）は今回のアクティビティの参加者名簿にレジスターしたか」と聞いてきた。「何それ？」と面食らっていると、Georgeいわく、Kevinがギネス記録を破る25時間連続授業に挑戦するので参加希望の生徒を募集しているとのこと。前回の「Iron Chef（料理の鉄人）Chili Food Party」というアクティビティに参加したとき結構楽しかったので、また何か面白そうな企画があればと思っていたのだが、今度はそう来たか。むふふ、なんかちょっと面白そうじゃない。でもでも待てよ。25時間英語勉強するってかなりヘヴィそうだな。最近徹夜してないしな。止めとこっかな。しかしここでGeorgeはあることを思い出してしまった。

「Oh、そう言えば***はOops!のライターじゃないか！」
　ゲッ。
「是非記事にしてくれよ。よし、じゃ参加だ。***っと。」

　mayugeが言葉を発する間もなく、Georgeは壁に貼ってあった参加者リストにmayugeの名前を書き込んでいた……。その日別の用もあって編集部に顔を出したので、この話をエディターさんに振ってみると、
「面白そうじゃない！ちょうどスペースあるわよ。じゃ、頑張って！」。

　…………。

　かくしてmayugeはこのギネス記録挑戦に、生徒兼レポーターとして乗り込むことになったわけである。起きていられるんか、俺は！？

　では授業の模様は、Oops!ウェブで。

2002年03月24日(日)

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