diary/column “mayuge の視点
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18 till I die

 先日「ニッポンのアニキ」福山雅治の話を書いたが(5/12)、今日はカナダのアニキに会いに行った。アニキは今、来日中で、待ち合わせ場所は…



 さあ、ここはどこでしょう?

 ヒント1、ブッチー(前首相)の葬儀をやったところ。
 ヒント2、九段下の玉ねぎ。



そうです、「館道武」です。

 アニキに前に会ったのは、なんともう4年も前。あの時も武道館だったなー。確か4曲目あたりで駆けつけたんだよなー。今日も「お得意」(ウチの業界の人間はクライアントのことをこう言う)からダッシュで駆けつけたんだが、3曲目が始まっていた。

 アリーナの11列目! うっひょー、すぐそこにいるじゃん!! かっちょえー! もうするどい人は分かっているだろうけど、このアニキとは、



です。

 当時でアニキは36歳くらいだったから、ナニ?もう今年あたり40歳!? 信じられんよ、んっとに。ん?ってことは僕も22だったってこと? ますます信じられんよ。あの時も今日も一緒に見に行ったJさんも、もう社会人10年目だっていうからなー。早えーよなー、時が経つのって……(涙)。

 ちょうど今日の3曲目が『18 till I die』。「死ぬまでオレは18才のハートのままだぜっ!」っつーことかな。アニキは見事に「有言実行」していた。

 若い。
 とにかく若い。

 アニキを含めたバンドの3人が、お揃いの白Tシャツに白革パン、それぞれの楽器も白、という超爽やかトリオ状態で、いい汗かきながらrock'n rollしてる。今日はアニキがベースを弾きつつ唄い、ギターはキースさん、ドラムはもじゃもじゃ頭という3人での演奏だった。前回は、アニキはギター弾きつつで、ベースは他にデブちんがいて、キーボードが別にいたと思ったが……? (その分、今日のキースさんはちょっとしたソロを弾いても、また伴奏に戻らなければならず、「遊びきれてない」感じで残念だったけど)。

 まあそれは何のその、イー感じで力抜けててオトナっぽいんだけど、やっぱり伝わってくるのは彼等のハートは今でも「18」なんだってこと。18才の時に唄ってた歌を、40になっても同じ(いや、それ以上?)カッコよさで唄えちゃうってスゴいよね。

 もちろん最近の曲だって最高。最新アルバム?『on a day like today』からの曲も結構演ってたが、『before the night is over』のアレンジ違いもカッコよかった(これは今日来なきゃ聞けないもんね、いーだろー)。

 それと、やっぱりアニキの声は楽器以上のものがある。『I do it for you』『heaven』、さらにアンコールで『please forgive me』といったバラードを演ってくれたんだが、伴奏はピアニッシモで弾くキースのギターコード&アルペジオ程度のほぼアカペラに近い状態で、満員の武道館をとろけるような空間にしていた。男のボクでも思わず目を閉じて味わってしまうほど。

 野球を観に行ったときも思ったけど、大観衆を前に一般人には到底できないパフォーマンスをして、見返りに歓声と拍手をもらう仕事って、ホントにすばらしいね。プロって感じだよね。

 あと、観客をステージに上げて一緒に唄う、っていうのを今日もやってた(これって恒例なの?)。名古屋から来た「コバヤシ」っていう女の子。ステージ上がって、アニキを前にして腰抜けそうになってたのが笑えたなー。一生の想い出なんだろうな。いい話だよな。良かった。今日観に来れて。

 そういや今度、BON JOVIも来るんだよな。行きてーな、これも(先輩の珠きさんは行くらしい)。中学校でバンド始めた頃、『夜明けのランナウェイ』とか演ったよなー、そう言えば……。その後、今日は九段下の中華屋でJさんと夕めし(思い出した。そーいやあの時も中華だったな)。Jさんは明日デートらしい。うーん、これまたいい話。

 思い出すことあり、いい話ありの「熱い」夜はさらにふけてゆくのね……。

2000年06月15日(木)

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