いつものごとくＴと電話で話をしていると

これまたいつものごとく、ヤツが何かを飲んでいる音が聞こえてきました。

何飲んでるのさ？

「ん？昨日あけて半分残ってたワイン。」

ほぉ。ワインは次の日残るぞー（けけけけ）

「半分くらいだったら大丈夫だろ。」

（心の声）…おまえは半分じゃすまないだろ。


その後も延々とくだらない話を繰り広げ、

Ｔのワインも進んできたころ、ヤツはこんなことを言い始めました。

「ああ、ワインじゃ楽しくならない！！」

楽しくならない？？？（十分楽しそうだが）

「そう。やっぱり最初はビールだよなー。

ビールじゃないとテンションがあがらん！！！」

…じゃあ今からビールを飲めばいいんじゃないの？？？

「今、我が家にビールはない…。」

歩いて２分のとこにコンビニあるんだから、買ってきたらいいべさ。

「財布の中に千円しか入ってないんだよねぇ…。」

千円あれば足りるだろ（こいつ何本飲むつもりなんだ）


そんな会話をしている最中、くるぶしダンナが帰ってきて

ごはんの準備をしなければいけなくなったんで、電話は途中で終わりました。


もちろんＴの飲酒は途中で終わってはいなかった…。


次の日の昼ごろ、Ｔから「ものすごい二日酔いだ」メールが。

どうやらヤツは電話を切った後、ワインを飲み終え、

「まだ飲み足りねぇ！」と

自宅にあった焼酎を２本空けたようです。

家で１人で飲んでいたのに

最後は記憶が全くなく、朝方、寒くて目が覚めたＴは

ヒーターの前でコートを布団がわりに丸まっていたようです。

そして、そんなＴの周りにはなぜか

大量のティッシュが散乱していた模様。



「あたしは一体、何をしていたんだろう？？」

知るか。

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