ウチの猫
DiaryINDEXpastwill


2005年06月06日(月) 脱走

小雨降る日曜の夜、窓は網戸にしてテレビを見ていた私と家人。
ココはどこかで寝ている模様。
でも、なんとなく気になる私は、定期的にココがどこにいるのか確認します。

ふっと胸騒ぎがしたその夜。
ココの姿を探すも、まったく見つかりません。
狭い我が家です。探す場所など限られていて、もしやと思いカーテンをめくってみると、網戸がちょうどココの身体の幅くらい開いていました。

これはたいへん!
きっと脱走してしまったココ。
外は暗いし雨だし、探すといっても難しそうです。
目の前真っ暗。咄嗟に頭に浮かんだのは、「猫探しています」の張り紙どうしよう、ということ。
でも、それよりもまずは探しに出なくては。
二人で懐中電灯を持って、近所の家の庭の植え込みだとかを照らします。
けれど、我が家の近くには雑木林みたいなものがあり、もしもその中に入っていってしまっていたら、見つけることはもっと困難になるでしょう。
もう泣きたい気分でココの名前を呼び続けました。

すると、どこからか「にゃ〜ん」というか細い声がします。
「ココが近くにいる!」と確信した私は、ついに斜め向かいの家の植え込みにうずくまるココを発見。
でも、猫は無理やり捕まえようとすれば逃げてしまいます。
家人と協力し、おやつで興味をひき、なんとか連れて帰ることに成功。
帰ってからは強制的にそのままお風呂。

……二年前、まだココが仔猫の時の話です。
本当に血の気がひくとはこのことでした。
今でも、窓を開けている時は、ココの姿を時々確認しています。




心配したよ。ホント。


coco |MAILHomePage猫の病

My追加