堀井On-Line



8204,閑話小題 〜今日は秋の合間の快晴…!

2023年10月16日(月)



   * 秋空だが不安定な時節!
 何となく、腰痛が出てきそうな時節、しかし数ヶ月前の心臓の手術の効果か、
腰痛が出てこない! 家内が年中、腰痛をうったえるのに手術以来…何も言わなく 
なったと言う。100%治った感ではなく、半分か、3分の1になっただけ! 
しかし腰痛持ちからしたら… これで充分、喜ぶべき問題! 手術以来、何やら
自宅待機のような現状… 最後の楽しみの食事が心の中から消えてしまった!
知人曰わく… 「美味しいという実感が持てるだけ、まだマシ! 何とも感じ
なくなったらドウモコウモ。無味乾燥の世界も…」
 
 この10数年、週に半分は、何処か美味そうなランチを食するのが趣味!
それがマワリマワッテ心臓にきていた!今では週一に減ってはいるが…
確かに以前ほど、外食の意欲はなくなっている…老いとは、こういうこと!
Sjでも、何やら老いた己に溜息が止まらない!ヒト息を聞いているだけで、
エネルギーをもらってる感でも有難かったが!

 自宅療養?で、何気ない深呼吸が大切という! ヨガで、それを口酸っぱく
教えてくれているが、成る程、納得はする。当たり前のことなればこそ、
安易にしているが…

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7881,閑話小題 〜自由について 〜2
2022年10月16日(日)
   * 自由について
 親元から離れた特権の時間の過ごし方の最良な選択。一度その世界に踏み込む
と、別世界になる。を離れた都会生活で、まず直面するのが自己規制。 それも、
有り余る自由時間の過ごし方。何も規制がないと人間は良からぬ事を考え自堕落
な日々を過ごす。そこで仕方なく積まれている書籍を読むが、これこそが、学生
時代の最良な時間。別に、お堅い文学全集でなくてもよい。マンガ本で、手塚治
の「火の鳥」でも良い。そのネタ元は休講などで閑を持て余した仲間との喫茶店。
結構、勉強になる。「田舎の学問より、都の昼寝!」は、実体験すみ。
 夏休みなどで、アルバイト代を稼ぐためアルバイトで時間を過ごす人が多いが、
良からぬ遊びがいつの間にか身につく。サルトルは、人間は『自由な刑に処せら
れている』というが、これは、遠い刑期で何をするかを考える学生の特権である。
これから逃げるために、同質の連中が群れるのは、自然の道理。異質なら良いが、
同質なら、何の意味もない。地方の学生には、こういうのが多い。
成程、人間は自由になれば不安になり、孤独にサイ悩まされる。無駄の多い暇は、
それを自覚する、最適なチャンスでもある。

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7549,閑話小題 〜シネマ観賞 ―『デューン 砂の惑星』
2021年10月16日(土)

   * ストレス解消に有難い映画!
 老いるほど、内向きになっていく昨今。週一の… 壮大な宇宙モノか、
ギャングモノを観る傾向になる。短編の実録のユーチュブばかり見ている
日々の中で、宇宙の壮大に、身を委ねるのも必要なこと。時どき、知らずに
ストレスの穴深く、陥りそうになる。老化からくる、それは甘くはない。
 総選挙が始まり、そこは戦場の真只中。<まあ、よくやるよ!>が実感。
シネマ、私にとって奥の院の寝室のTV,そして、近くのSJ【スポーツジム)、
週2〜3回の昼飯のランチ、週一の酒とツマミの買出しの小さな世界…も、
慣れると、それはそれで快適。 
 …とは言え75歳の壁は、これまでの壁とは異質。何やら怪しげな物忘れ、
解釈、判断に疑問を持つこと屡々。 

≪ 『DUNE/デューン 砂の惑星』鑑賞。IMAXレーザーGT。
 原作や過去作に触れず丸腰で臨む。異世界創造の映像が凄くてここまで
来たな感はあるがシャラメアップはじめ役者陣顔圧も負けていない。ハンス・
ジマーの音楽は個性的だし作品にあっていたがやたら鳴ってる感じもあり逆に
印象が弱くなる。
 ゆったりとした話し運びは長大な古典SF感に酔えるがどうしても世界観紹介
に終始してしまうのっぺりさもあった。壮大な前振りのようなPART1。とにかく
IMAXで楽しめて良かった。
< IMAX版砂の惑星ネイチャードキュメンタリーのような感じも。気になった
のが選民が白人で虐られし民が有色系なこと。次作があれば良いと思えるといい。
それを含め現代的批評性をほぼ感じなかったが、どうもヴィルヌーヴがやりたい
のはそういうことでは無いようだ。 掴めてないところもあるし面白さが増し
そうなのでさらにDUNEを知り咀嚼していこう。 ≫
 ――
▼ シネマには、週一の幽体離脱のような経験が可能にする力を持つ。
 肉体に、社会に縛られて不自由な束縛から、一歩二歩、外界に飛び出る
ことも必要になる。自由、平等、博愛も考えてみれば妄想のようなもの。

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7155,閑話小題 〜免許換えの時節に
2020年10月16日(金)
   * あと3ヶ月で免許の書換え
 75歳まで、あと3月になった。それに向けて認知症検査があり、その結果、
講習を受けてきた。‘眼鏡の買換えの必要性あり’で、早速、「メガネスーパー」
で有料の検査をうけて、自宅用と外出用の二つを注文することに。
 最近マスコミに、検査を有料だが、詳細まで検査をしているという広告を頻繁
にみていた。 なる程…、自動車免許用の眼鏡の買換え需要用に、有料で逃道を
提示して俎板にのせて注文を仕留めるシステムと思い知った。2つで10万円は、
年金暮らしには厳しいが、仕方がない。 この10年来は、「ジンズ」「眼鏡市場」に、
切替ていたが、久々の眼鏡店は、少しエキサイティング! 時間と、年金が飛ぶが
如きに飛んでいく。 <来店戦術に、有料検査>とは、考えたもの!
 ―
   * ライデンの楽勝の筈だったが…
 アメリか大統領選挙、ライデン候補の楽勝の筈だったが… 得体のしれない
アメリカのこと、何やら強烈な??をうってくる筈! トランプにとって、
落選=バッシングは、それは過酷である。ここまで、アメリカの裏表をサラケ
出してくれただけでも、世界にとって、アメリカにとっても、長い目でみて、
良しである。日本と韓国は、法務大臣の首のすげ替えに失敗したが、アメリカは
今のところ上手く進んでいる? あと数週間、アメリカのドタバタ喜劇が愉しめる!
 
 数千万、数億人を抹殺した、ヒットラー、スターリン、毛沢東は、酷いことを
したもの。 地上に悪魔と、その協力者が徘徊している! 自由、公平、博愛の
名目を元に… このコロナ禍も何やら悪魔の臭気が、漂っている! 時の権力者
にとって願ったり叶ったり。そこで果して22世紀は、やってくるのでしょうか? 

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6789,閑話小題 〜台風19号談
2019年10月16日(水)
   * スポーツジムの台風の体験談より…
 マスコミは、最悪の地区向けに、東北大震災の大津波の到来並みに警報を
出していた。何か数千、数万の死者が出そうな… 命拾いをした被害者は、
異口同音に、「まさか、ここまで危険とは思いもしなかった」と。
この位でもよいのでは? でも、外国からみたら、一日だけ、ワールド・
ラグビーが中止で、「何、これ!」だろう。

 台風騒ぎの後、初めてスポーツジムで、さすがに普段より少し少なめ。
 ヨガ・エアロの行列に並んでいると、いつものグループの人たちの世間話が...
・大きな声で言えないが、千曲川の堤防決壊がなかったら、県内、とりわけ
 中越地区の信濃川沿岸に、 あの水が流れ込んでいた。(これは、1人、
 TVの前で私も呟いていた…)
・どの位の水位か、興味本位で俺も高見の見物?に行ったが、濁流が満杯の
 信濃川は、見ているだけで怖ろしくなる。あれが決壊すれば、それこそ、
 市内は泥の海。 ただ、俺のような野次馬が多いのにも…
・近くの栖吉川、全く数位が少なかった。これは、万一の場合に流すつもり?
 やはり千曲川の決壊… 風は思っていたより吹かない、雨台風ということ。
 大したことがなくて良かった。今朝は晴れ、何時もの信濃川沿岸に行こうか。

 ところで、この騒ぎで気づいたことがある。
日本列島は数百年来の台風被害のため、強固な防災公共事業列島になっている
のでは。もし、これが東南アジアだったら、数百、数千人の死者が出ていた?
 としても、温暖化の直接的災害が、こうも、露骨に日本に来るとは。
そういえば、オウム教の死刑の執行直後に、名古屋、首都圏を通り抜けた
台風があった。これまで、台風の直撃が少ない地区だけに、教祖様の怨念?
かと彷彿させられた台風。台風15号と、この19号も、首都圏直撃。
 毎年の行事にならなければよいが。

 千曲川の水害で… こういうの、仏教的にみて、 他山の石として胸をなで
おろすのが一番、良くないというが。 …これだけは、自然の成せること? 
ワールドカップのラグビー関係者からして、一日だけの中止で終わって良しと
思うのは仕方がない。 オリンピックに台風直撃のシュミレーションには、丁度
良い材料と課題を与えてくれた。

 ところで、こういうのって続くから〜 気を付けないと、本当!

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6425,閑話小題 〜わたしにとってドモリは武器である
2018年10月16日(火)
          『バーカウンターは人生の勉強机である』島地勝彦著
   * 『意識が稲妻、舌は蝸牛』なら持てるは!
 『プレーボーイ』元編集長で100万分雑誌に育てあげ、集英社の社長を最後に、
10年前にリタイア、現在は新宿伊勢丹に2014年に『サロン・ド・シマジ』という
店を開いて現在に至っている。連載していた架空の雑誌の立ち飲みバーを現実に
開店させたもの。週末には本人が現にシェーカーを振っているというから幸せな
ことだ。 で、先日、図書館で、この本を見つけて借りてきたが面白い。
島地といえば、開高健とのジョークバトルが繰り広げられた名対談集、
『水の上を歩く? 酒場でジョーク十番勝負』が面白かった。それをキッカケに
ブラック・ジョークを探し求めた時期があった。 …20年になろうか。

≪ マスターの流暢な説明を聞きながら、90歳の瀬戸内寂聴は20代の秘書に
 負けず杯を重ねた。すらすらウイスキーの蘊蓄を披露している最中に、突然、
瀬戸内さんが言った。「マスター、今夜はつまらないわよ。どうしてドモッテ
くれないの。あんたの吃音には色気があるんだから」
 そう、マスターは生来のドモリである。カ行とタ行に弱く、素敵なレトリック
が浮かんでも舌の上で音にならないで死んでいく。
その昔、同期の現作家がドモリで、初任給を懐にすし屋に行ったときのことだ。
2人ともトロが食べたいときに、「ト」が口から出てこない。
「おまえ頼んでくれと…」というと、「ええと、ええと…」と口ごもる。
「海老ですか?」と板前に言われ、海老を6匹も食べることになったそうだ。
マスターは、ドモリをカバーするため、幼いころからたくさんの言葉を学んだ。
「ためらう」を「逡巡」という言葉に置換えて話した。自然と語彙が増えたこと
からこそ、編集者としての仕事がこなせたのかもしれない。そんなマスターに
開高健さんが、『意識が稲妻、舌は蝸牛」という言葉を贈ってくれた。
「そういえば、瀬戸内さんが90歳で書き下ろした『月の輪草紙』を読返し、
驚いたことに清少納言の最初の夫がドモリだった。
「あれは私の創作です。どうしてもドモリにしたかったのです。明治生まれの
アナキスト大杉栄は女にもてました。それはドモリだった。『き、君のことが、
好きなんだ』なんて言われたら、女性の母性本能に直に火が付く。昭和初期の
‘編集の神様’と呼ばれた斎藤十一も、そしてあなたもドモルところが魅力的
なんです。男がペラペラ喋るのは軽薄にみえてなりません」 
聞いたか全国のドモリで悩んでいる紳士成年諸君、そういうことだ。今日から
自信を持って生きるんだ。コンプレックスを武器にした時こそ、人間が大人に
なった瞬間である。 ≫

▼ 「弱点を強みにかえる」というと、思い当たる節が幾つかある。
 ・話下手を逆手にとって、聞き役になる。そして褒める。複数の美人に何気
 なく三回褒め、後は距離をおく。意外なことに、美形を直接、褒められない
のが現実。その後は無関心に。中の上から上の女性は心の内で殆ど、絶世の美人
と確信している。逆にいえば、飢えた男どもの目線に敏感。だから、意識した
距離感が必要になる。何か何時の間にか、美人扱い管理の話になった。 
 で、この本も、下ネタを含めて、なかなかな。 次回か、次々回に…

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