| 8118、閑話小題 〜何でまた、心筋梗塞、一歩手前 (2) |
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2023年07月07日(金)
手術を宣言されて,担当医との最後?の会話で何気なく出た質問が、 『失敗確率は何割ですか?』である。ほぼゼロと思いきや、何と《10〜20%。 ここで為ないと,確率は遙かに高くなります!》 何とまあ、その段階で現状の 認識をすることになる。今さら止めたとも言えず、己の甘さを知ることになった。 根底に、75歳寿命説を信じてきたのがあった。 まあ、それも有りかと、無知の涙 を思いつつ、身体をのせた搬送台は、奇異の目にさらされて手術室へ。 昨日久々に,近くの図書館を彷徨っていて、奇妙な不快さを感じた。 そうだ、まだ退院して日が浅いのである。
7798,閑話小題 〜私は幸せ…を口癖に! 2022年07月07日(木)
* 身近に「幸せ」が口癖の人はいるか? 私の身近に「幸せ」をもって生まれてきたような人がいる。 何か危険を 察知すると、その場から自然に消えてしまう。そして何やら面白いことを探す。 そして言葉は、人一倍は注意する。TVは、明るい賑わいのある番組をバック グランドとしている。世界の皇室が憧れで、お姫様に憧れを持っていて、 自らの立場を 嘆くのも自然体でシンデレラ・コンプレックスが異様に高い。 男子受験校の出身もあってか常に上から目線であり…婿取り血筋が加算された コテコテの上から目線である。 その連れ合いは多人数の兄・姉様の末っ子と もなれば、それは無残の人生を強いられる。せめて口癖でも、「私は幸せ」で、 自己洗脳でもしておかないと! <身近に「幸せ」が口癖の人はいるか?>より、 明らかに<私は幸せ>を口癖にしている人は存在してないか?>である。 これだけは、先に言ったもの勝ち。あまりに恵まれていると…嫌味になる。 75歳の後期高齢のに達すると、その自覚が全く足りないことに自ら驚いている。 <まさか己が76歳とは!>と驚いてみても、鏡に映るわが姿は年令相応。 死んで三日もすれば、誰の記憶からも消えていく。自分が如何でもいい存在と、 気づくに、あまりに遅すぎる。そして残った預金額を眺めて、ああ、あの時に、 散在しておくべきだった涙しても遅すぎる。
・・・・・・ 7449,閑話小題 〜孤独の鳥の5つの条件 2021年07月07日(水) 下重暁子著の『人生にとって挫折とは何か』である。 元・NHKのアナウンサーで、多くの著書を出している。 その中で、16世紀のスペインの詩人クルスの詩を紹介している。 「五つの条件」というのは、タレントの大原麗子が衣裳部屋に貼ってあった詩。
孤独な鳥は、高く飛ぶ 孤独な鳥は、仲間を求めない、同類でさえ求めない 孤独な鳥は、嘴(くちばし)を天空に向ける 孤独な鳥は、決まった色を持たない 孤独な鳥はしずかに歌う サン・ファン・デ・ラ・クルス
…その解釈がネットに有った… ≪1・求道者は仲間と一緒になって低空を飛び、餌を探すような楽な生き方を 選択しません。見かけの安全や安定を求めず、精神的に自立し絶えず限界に 挑戦します。 2・求道者は月並みな幸せに埋没しません。 必要とあらば友人や愛する家族をさえ後にする覚悟があります。 彼は世間的な評価や理解を必要としないのです。 3・求道者は絶えず意識の高みを目指します。 彼は強い向上心と好奇心そして克己心の持ち主です。 4・求道者は特定の思想に染まりません。 彼の行動の基準は正邪善悪ではありません。 いわゆる道徳的でさえないかもしれません。 5・求道者はとても繊細な人です。 彼は人生の切なさや哀しみを知っています。 だからとても優しく唄うのです。
世界に新しい価値をもたらす人、道を開く人はきっとこんな人たち。≫
― ▼ 孤独の鳥は、 <高く、仲間を求めず、嘴を天空に向け、決まった色を持たず、静かに歌う> まさにイエス、釈迦のように、静かに歌う。 詩人は何と言葉巧みに、 その精神を歌い上げる。…その周辺には、低い枝の上で、仲間を求めて、 上から目線で、決まった色をした鳥たちが、行先もなく騒がしく鳴き喚く。 それに、老醜が加わるため、正にゾンビそのもの。要するに、小母さん、 小父さんの群れである。その時だけは、立派な評論家に変身して、尤もらしく 理路整然とした意見を持った自覚無しのゾンビに… 。
・・・・・・ 7054,閑話小題 〜チョットした小噺! 2020年07月07日(火) * チョッとした小噺 ◉ アメリカ、ブラジル、南アフリカ、フランス、イタリアなどの市民が自撮り した市民の声の特集が何とも痛ましく生々しい。下層階級ほど、生活の確保の 為の経済問題が直近の問題に。コロナ菌より怖い、金欠病菌からの防御! そこには差別化の問題が。 <コロナ菌より、目先、一日を生き延びる方が重大問題!>の悲鳴が真に迫る。 コンビニに買い物に行って無事に家に帰ってくる方が、買出しに行った本人と 家族には重大事。日本とは、ほど遠い治安悪化の問題が前提に。アメリカは、 有色人種、取り分け黒人は、病院の前で門前払い!目に見えない国家システムが、 この異常の死者数に現われている。日本では健康保険が完備されて、自由に 病院に出入が可能だが、欧米社会はそうではない。今日明日、どう食つなぐかが、 ベース。黒人が白人警察官に絞殺された写真が拡散されて暴動になった。 これも偶然に写真に撮れられ拡散したため!黒人のオバマ前大統領とクリントン 女史対、白人至上主義の現大統領の対立が背景にある。アメリカは、欧州で食い つめた白人の流民が建国した国。数千年の歴史を持つ中国とは違う。コロナ禍は、 この複雑な構造を炙り出した。日本、とりわけ地方の年金暮しとは事情が違う。
◉ 昨日の15時過ぎ、家内が近くのサエゼリアに友人とお茶のため、行った ところ、ほぼ満室だと。間隔をあけるための席も消え、以前に戻ったとか。 私も午後に行ったスポーツジムも、以前の8割方の会員がいた。今さら部屋に 閉じこもる生活も、チョッとした切っ掛けで元に戻る。 コロナ禍は長期戦! ‘巣篭り’といえば、私が始めて9年と3ヶ月になる。 直に巣籠用スケジュールをたてて、実直に実行。 数ヶ月は、厳しかったが、 置かれた状況が、後押しをしてくれた。今では、この生活が当り前! 結果として、この結末が日々の生活に‘最善’とさえ思えるように。 考え方の角度一つで、どうとでも変わる!
・・・・・・ 6687,閑話小題 〜島に辿りついた3人の兄弟の話 2019年07月07日(日) 『人生を狂わす名著 50』三宅香帆著 * 私は、島に辿りついた3人兄弟の話が好き。 何気なく借りてきた、この本の中で紹介されていた村上春樹の 『アフターダーク』の一節を読んで、驚いた。 著者が「現実」と「本」が 交差して、「現実」そのものが変えられてしまったと。成るほど!面白い話は 尽きぬ。 例え話は、鋭く真実をついてくる。 ― ≪・三人の若い兄弟が漁に出て、嵐にあって流されて、長いあいだ海を漂流して、 誰も住んでいないハワイの島の海岸に流れ着く。 美しい島で、椰子の木が 生えていて、果物もたわわに実り、真ん中に高い山がそびえていた。 その夜、神様が三人の夢に現れてこう言った。 『もう少し先の海岸に、三つの大きな丸い岩をお前たちはみつけるだろう。 お前たちはその岩をそれぞれに転がして好きなところに行きなさい。岩を転がし 終えたところが、お前たちそれぞれの生きるべき場所だ。高い場所に行けば行く ほど、世界を遠くまで見わたすことができる。どこまで行くかはお前たちの自由』 ・神様が言ったとおり、三人の兄弟は海岸に三つの大きな岩を見つけた。 そして言われたように、その岩を転がして行った。とても大きな重い岩で、 転がすのは大変だったし、ましてや坂道を押して登るのはえらい苦労だった。 ・いちばん下の弟が最初に音を上げた。 『兄さんたち、俺はここでいいよ。ここなら海岸にも近いし、魚もとれる。 じゅうぶん暮らしていける。そんなに遠くまで世界が見れなくてもかまわない』 といちばん下の弟は言った。 上の二人はなおも先に進み続けた。 ・しかし山の中腹まで行ったあたりで次男が音を上げた。 『兄さん、俺はもうここでいいよ。ここなら果物も豊富に実っているし、じゅうぶん 生活していくことができる。そんなに遠くまで世界が見れなくてもかまわない』。 ・いちばん上の兄はなおも坂道を歩み続けた。道はどんどん狭く険しくなって いったけれど、あきらめなかった。我慢強い性格だったし、世界を少しでも遠く まで見たいと思ったんだ。そして力の限り、岩を押し上げ続けた。何ヶ月もかけて、 ほとんど飲まず食わずで、その岩をなんとか高い山のてっぺんまで押し上げること ができた。彼はそこで止まり、世界を眺めた。今では誰よりも遠くの世界を見渡す ことができた。そこが彼の住む場所だった。草も生えないし、鳥も飛ばないような 場所だった。水分といえば氷と霜を舐めるしかなかったし、食べ物と言えば苔を かじるしかなかった。でも後悔はしなかった。彼には世界を見渡すことができた からだ…。というわけでハワイのその島の山の頂には、今でも大きな丸い岩が ひとつぽかんと残っている。 ≫ ― ▼ 含蓄の深い話である。いちばん上の兄が眺めた場所は世界を眺めることが 出来る場所。ツアー道があるならば、より厳しい秘・異郷先に挑戦し、その先 を味わい、帰ってくる。大自然の神秘に触れ、感動を通し同化し、地球の広さと 深さを垣間見て、帰路に就く。それで充分である。物質的満足感を遥かに超える 充実感。他者への説明の必要はない創業、いや、人生の味わいそのもの。 その味わいは、味わった者しか知り得ない至高体験。ただ、住みたいとは思わない。 海辺の岩場で囲まれた岩穴で、外洋を知ることなく満足して生きるのも人生。 そうそう、外に出て世界を知るのも人生。問題は丸い岩を押し上げていく代償。 長男に見えていたのは、さて如何だろう? 丸い岩だけ。時どき、休み、下界を 垣間見ていた。その味わいは、麓に留まった弟たちには知り得ないこと。 としても、その石は重かっただろうに! 如何だろう次男のように、中腹に留まり、 時にピクニックで山頂に登って世界を眺め、時に海辺で釣り三昧。ただ、風当たり が悪い?それぞれ、問題は生じてくる。反面、ハワイの土地柄で、何処も同じか! この手の話なら、限りなく面白そうな話が浮び上ってくる… 〜つづく
・・・・・・ 6324,閑話小題 〜昨日は、中学校の同期会 2018年07月07日(土) * 同期会、つれづれに
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