堀井On-Line



7772,閑話小題 〜遠くから次なるブラック・スワンの鳴声が…

2022年06月10日(金)

   * ロシア・ウクライナ戦争の後は…
 ロシアのウクライナ侵攻で、世界の情勢が一変した。俗にいう、闇の一群の
謀略に誘導され、抹殺課程に入ってしまったのが、尤もらしい筋書きになる。
ロシア・マフィアも、映画に登場するが、その響きには底なしの響きがある。
夏場過ぎには決着がつくのだろうが、それが如何なるものか知る由はない。
隣国侵攻は、そう容易には決着しない。ロシアの歴史は、この繰返しになるが、
西側の論理では理解不可能になる。ロシア人の特性は、御人好しだが、群れると
狼のように狡賢く変身するのが本性。 シベリアの寒さが、動物の本性を呼び
起こすのか。お次は、中国が控えている。 これに、社会主義の思想を飾りに、
覇権主義の本性を剥き出すのは、時間の問題。 日本の野党は、資金捻出で、
雁字搦めで動きがとれないのも、悲しき貧乏根性の成せる業。
 21世紀の全身像が姿を現してきた。としても、人間は、こと脳に関しては、
進化が見えない悲しい動物のサガを乗越えることが出来ない。そこには、
<性悪説>を前提にしなくてはならない動物の本性があるからだ!

・・・・・・
7422,閑話小題 〜第34回『サラ川コンクール』
2021年06月10日(木)
 
 …このコロナ禍の中、肩身が狭いのは専業主婦を持つサラリーマンだけでなく、
年金暮らしの旦那。 月曜日に、今週の予定を恐々と聞くと、スポーツジム以外
に行くあてのない私に… 『ところで、あなたは?』と凄まれて寝室のTVの前と、
仏間にある書斎コーナーの何方かに静かに巣篭り。腰痛もあり、掃除、食事など
家事に全く役立たずで、ヒタスラ息を殺して静かな巣篭り。 
 日本中が、巣籠サラリーマンと、粗大ゴミが、只管、息を殺す日々。 
病気原因の7割がたがストレスというが、独り納得。 玄関を左右の境に、
長い廊下が休戦ライン。 録溜めしたブルーレイと、YouTubeを交互に見ながら
天下泰平を試みるが、これも慣れると悪くない。

   *毎年、この時節のサラ川は…
≪ 第一生命保険は27日、第34回『第一生命サラリーマン川柳コンクール』
(以下、「サラ川(せん)」)のベスト10を発表。全国から約6万句以上の
作品の中から、栄えある第1位に輝いたのは、コロナ禍のサラリーマンの悲哀を
ユニークに表現した一句「会社へは 来るなと上司  行けと妻」に決定した。

今年は、コロナ禍で上司と家族の間で板挟みになっているサラリーマンの悲哀を
ユニークに詠んだ作品が見事グランプリを獲得した。今や新たな生活様式の一つ
として定着したテレワーク。出社不要とはいえ、良いことばかりでは無い。≫
 ―
全国投票結果(ベスト10)
  順位/作品/雅号/年齢/性別

第1位「会社へは 来るなと上司 行けと妻」(なかじ 30代/男性)
第2位「十万円 見る事もなく 妻のもの」(はかなき夢 30代/男性)
第3位「リモートで 便利な言葉 “聞こえません”」(リモート達人50代/男性)
第4位「嫁の呼吸 五感で感じろ! 全集中!!!」 (鬼嫁一家 30代/男性)
第5位「じいちゃんに JY.Parkの 場所聞かれ 」(けぇぽっぷ 40代/女性)
第6位「我が部署は 次世代おらず 5爺(ファイブジイ)」(松庵 50代/男性)
第7位「お父さん マスクも会話も よくずれる」(さごじょう 30代/男性)
第8位「YOASOBIが 大好きと言い 父あせる」(テンビ 50代/男性)
第9位「お若いと 言われマスクを 外せない」(エチケット 50代/男性)
第10位「抱き上げた 孫が一言 密ですよ」(白いカラス 60代/男性)

 今回は、新世代通信技術5Gとかけて、職場の様子をユーモアたっぷりに詠んだ
作品が全世代共通でベスト3にランクイン。「上手い! 面白い!」といった
コメントが寄せられた。あらゆるものをつなぐ新技術5G。現在は世界規模で導入
が進められており、グローバル携帯事業者団体GSMAは、2025年までには世界人口に
対する5G回線カバー率は、3割に達すると予測。今後の動向に注目が集まっている。
夫婦の関係性を人気アニメとかけて詠んだ川柳は20代〜50代共通でベスト3入り。
妻に頭が上がらない、そんな夫の想いを詠んだ句は世代を超えて共感を集めた。≫

※ Park(本名:パク・ジニョン)は、TWICE、ITZY、そしてNiziUを擁するJYP
 エンターテインメントの創業者* 2020/12/15 -Park(本名:パク・ジニョン)
 は、TWICE、ITZY、そしてNiziUを擁するJYP エンターテインメントの創業者。
 ―
▼ コロナ禍が、この時代を二分割したような…

・・・・・・
7027,閑話小題 〜根深い人種差別の問題 〜2
2020年06月10日(水)
   * YouTubeでみる、パトカーの追跡劇
 今年になってから、TVでYouTubeをみる時間が増えている。最近の調査では
YouTube視聴が、TV放送を超えたという。自身の実感としては5割を超えている。
視聴の多い順に、自動的に『お勧め』が羅列される。
 アフリカのサファリもの、大自然上空からのドローンもの。山脈もの。
アドベンチャーもの。ボクシング・KOシーンもの。パトカーの逃走者の追跡もの。
断崖から飛び降りるムササビスーツによる空中遊泳もの。街頭カメラのギャング
もの。コンビニでの万引きもの…など、ライブものが多い。何度みて飽ないのが、
警官のパトロールのライブもの。 白人警官が黒人を絞殺して問題になったが、
YouTubeでは、こんなライブ映像ばかり。相手は麻薬と、拳銃を身体か車に隠し
持った可能性のある入れ墨もち。ギャング団のイニシャル?の彫り込みが多いが、
警官も墨モノがいる。 メキシコ、ブラジルのPD〈パトロール・ドライブ)は、
不気味で恐ろしい現場の空気が充満する。痛みつける場面だけでは、良し悪しを
判断できない難しい問題。瞬時の携帯電話と、拳銃の見分けで射殺されるケース
が多いという。
 アメリカ国内でのヘリからの空撮のカーチェースが生死の境目なるが故に惹き
つけられる。欧米社会の一員なるが故に、日本人は、自身が黄色人種を忘れがち。
白人男性の場合、有色人種なるが故に、結婚を反対される。何百年の間、血を血
で洗う殺し合いをしてきた憎しみは、浅くはない。グローバル化と一口でいうが、
異種との軋轢が、そこに存在する。
 ――
【 白昼の中、首を「8分46秒」膝で抑え続け殺害
 5月25日、ミネソタ州ミネアポリスの路上で、警官が黒人男性ジョージ・
フロイド氏の首を膝で「8分46秒」抑え続けて殺した。フロイド氏は後ろ手に手錠
を掛けられて地面にうつ伏せにされ、身動きできない状態であった。
 その様子は通行人の17歳の少女によって撮影されている。フロイド氏は
「息ができない! I can't breathe!」と何度も繰り返し、「あぁー!」と悶絶の
叫び声を上げている。警官は顔色ひとつ変えない。通行人たちが警官を止めようと
叫ぶが、警官は微動だにしない。 やがて到着した救急救命士がフロイド氏を
ストレッチャーに乗せるが、その時点で既に脈はなかった。】

 ・・・・・・
6660,閑話小題 〜映画観賞 『ミッドナイト・バス』
2019年06月10日(月)
   * 考えさせられた映画である!
 去年早々に、シネマ館で見ようかどうか迷って、結局、見ず終いだった
『ミッドナイト・バス』。 WOWoWで放映したのを録画して、数日前に見た。
新潟駅前で、31年、ビジネスホテル業を経営していたこともあって、東京〜
新潟間の高速バスの運転手の物語というから、見ないわけにはいかない。
殺人などの犯罪とかの特殊の重苦しい背景はないが、何処にでもある家庭内の
問題を徐々に引き出していた。 姑との折合いが悪かった妻との離婚と、
それが二人の子供を深く傷つけていたなど、徐々に問題が浮きあがってくる。
家族が問題を抱えながらも、必死に生きていく姿は何処の家庭内も同じ身に
つまされた、考えさせらた映画である!
 
≪ ◇ 伊吹有喜の同名小説『ミッドナイト・バス』を完全映画化!
 バツイチ中年男の高宮利一は、新潟〜東京間を走る長距離深夜バスの運転手。
東京で定食屋を営む恋人・志穂との再婚を考えていた矢先、息子の怜司が東京
での仕事を辞め、帰ってくる。 娘の彩菜は友人とマンガやグッズのウェブ
ショップを立ち上げ、実現しそうな夢と結婚の間で揺れていた。そしてある夜、
利一が運転する新潟行きのバスに、十六年前に別れた妻・美雪が乗り合わせる。
十六年の長い時を経て、やるせない現実と人生の不安が、再び、利一と美雪の
心を近づける。母の出現に反発する彩菜、動揺する怜司。突然の思いがけない
再会をきっかけに、停まっていた家族の時間が、また動き出す。 ≫
 ◇「トンネルを抜けると男で、戻ると父親」
関越トンネルを挟んで「父性」と「男性」を往ったり来たりする。
かつて残した子どもへ負い目を感じつつも利一の優しさに心乱れる元妻・美雪
は東京で新しい家庭を持ち、新潟に独り暮らしている病床の父親を見舞うところ
だった。 美雪の疲れ果てた様子が気になる利一。利一には、美雪との間に怜司
と彩菜という子どもがいる。 利一が東京で定食屋を営む恋人・志穂との再婚を
考えていた矢先、長男の怜司は東京での仕事を辞めて帰ってくる。
 娘の彩菜は、友人とルームシェアしながら、インターネットでマンガやグッズの
ウェブショップを立ち上げていたが、 実現しそうな夢と、結婚の間で揺れていた。
そして利一は、元妻の美雪が夫の浮気と身体の不調に悩み、幸せとはいえない
結婚生活を送っていると知る。利一と美雪の離婚で一度ばらばらになった家族が、
今、それぞれの問題を抱えて、故郷「新潟」に集まってくる。
家族がもう一度前に進むために、どうすればいいのか── ≫
 ー
▼ 思い詰めた中年男の主人公の悲哀が、何ともじれったい。現在、就職氷河期
 世代の引籠りが問題になっている。 80代の親と50代の子の親子関係での問題
であることから「8050問題」(7040問題)である。この親子の20〜30年後の現実!
が、こんなものか。これに「2045年問題」が重なる。2045年にはコンピューター
の性能が人間の脳を超えるという予測。何やら暗い気持ちになってきた。
そりゃそうだ、国家からして、将来図が描けず、目先の票稼ぎの人気取りに
目がくらみ… 個々人も、国家単位でも、誰も助けてはくれない! 中央値で、
400万しか貯金を持ってない国民に、「100歳生存の時代に2000万の貯金が必要」
と言われても… 時代は静かに大きく変わっていく。今月末のサミットが見もの!
 
・・・・・・
6297,映画鑑賞 〜『万引き家族』
2018年06月10日(日)
    * 『万引き家族』
 カンヌ受賞作に魅かれた見てきたが。成るほど、それだけの内容。
「疑似家族物語」とも言えるが… 駄菓子屋の親父が少年に、「妹まで万引きを
させるなよ!」と諭すが、そこでハッとする。そして、わざと、万引きをして
捕まる。訳ありの幼女を住まわせて全国的誘拐事件になり、それが発覚。
 静かで穏やかな日々の中に、恐ろしいほどの緊張感が漂う。
《 〜あらすじ〜 高層マンションの谷間にポツンと取り残された今にも壊れ
そうな平屋に、治と信代の夫婦、息子の祥太、信代の妹の亜紀の4人が転がり
込んで暮らしている。彼らの目当ては、この家の持ち主である初枝の年金だ。
足りない生活費は、万引きで稼いでいた。社会という海の底を這うような家族
だが、なぜかいつも笑いが絶えず、互いに口は悪いが仲よく暮らしていた。
冬のある日、近隣の団地の廊下で震えていた幼い女の子を、見かねた治が家に
連れ帰る。体中傷だらけの彼女の境遇を思いやり、信代は娘として育てることに。
だが、ある事件をきっかけに家族はバラバラに引き裂かれ、それぞれが抱える
秘密と切なる願いが次々と明らかになっていく──。》

▼ 「離婚率が、日本で35%、アメリカ50%、ベルギー、オランダなどは7割辺り。
 家庭内離婚?を含めると、8割超が崩壊!」が家庭内の実態である。訳ありの
御婆さんの家に、年金目当てに、訳ありの人達がシェアハウスのように寄宿する。
外目で見れば、祖母と、両親と、3人の子供が家族の体裁。その疑似家族が、実際
の家族以上に寄添い暮らす。万引きで生計を補填しているため、危うさが逆に、
生々しく温かい生活感を醸し出す。
――
   * 県知事選、誰を入れる? まさか落下傘男? 

・・・・・・
4468, 99・9%は仮説、ですか〜 −6
2013年06月10日(月)
    「99・9%は仮説 ー思いこみで判断しないための考え方」竹内薫著
  * 第5章 「大仮説ー知的設計説」はありえる世界
 宇宙・世界・人間の存在を考えるほど不思議なものはない。特に自然界には
驚くようなことばかり。極楽鳥や孔雀の美しい姿が、デザイン無くして、進化
だけで表現出来るのだろうか。地球という惑星もしかり。これらは知的設計者が
存在すると考えると一挙に解決する。進化論だけでは解決できない疑問があり過ぎ。
そこで神様を、そこに持ち出しても埋めることができない。所詮は、人間が創り
出した絶対者の主役でしかない。我々の住む宇宙以外に10の5百乗の数も
存在し、ループ状の管で繋がっている可能性があるというのだから、何があって
も不思議ではない。いや10の5百乗の宇宙の存在の方が、この大仮説より
遥かに衝撃的である。 ーその辺りを抜粋してみるー   
≪ もしかして、この宇宙は、どこかの実験室で創られたものなのかもしれない…。 
 こういった突飛な考え方を、頭ごなしに否定してはいけません。科学では、
どんな発想もアリなのです。前例がないから、常識からはずれているからと
いって否定するのは、まったく科学的な態度ではないのです。・・「大仮説」と
呼ばれる仮説があります。現在の常識から考えると、ちょっと疑わしい仮説のこと。
でも、そんな「黒い(まちがっているように思える)仮説」であっても、
頭ごなしに否定することではできません。もしかしたら近い将来、大発見で
これまでの常識がひっくりかえって、大仮説こそが「白い(正しいと思える)
仮説になっているかもしれない。現在、進化論を信じている人が、たった
37%。 いまのアメリカで物議をかもしだしている科学論争に、
「インテリジェント・デザイン説」というものがあります。直訳すると
「知的設計説」ですね。人類の起源の話です。むかしは、聖書の記述通り、
約6千年前に人類は神によって創られたという「創造者説」が一般的でした。
それに対して、すごく原始的な生物から40億年という時間をかけて少しずつ
進化していったものが人類であるとしたのが、ダーウィン(1809〜1882)。
 ひとことでいうなら、知的設計者説というのは、このダーウィンの「進化論」
に対する対立仮説なんです。これは、カリフォルニアサンディエゴ校で
1999年に作られた仮説です。宇宙のどこかに知的設計者がいて、その知的
設計者がDNAを設計して、生物を創りだしたという説なんですね。だからこれは、
形を変えた創造説といえなくない。ただし、聖書に書かれているような神様で
はなく、あくまで知的設計者という言い方をします。 さて、この説を高校や
大学で教えていいのかどうかという議論が、いまアメリカで盛んに行われている
のです。「進化論は正しい、検証された仮説なんです」というように教える
べきか、あるいは「進化論はたくさんある仮説のうちにすぎず、対立する仮説と
してはたとえば知的設計者説というものがあります」というように教えるべきか。 
そういう論争なんです。日本では、まだこの問題は論じられていませんが。 
それでブッシュ大統領が、この問題に関して、後者(知的設計者説)の
ようにしたほうがいいだろうみたいなことを公の場でいって、一気に大騒ぎに
なっているんです。 ・・13歳から17歳までのアメリカの若者に、
ダーウィンの進化論についてアンケートをとった結果があります
それによると、ダーウィンの進化論は証拠によって支持された、検証済みの
科学理論であると思っている人は37%。たくさんある仮説のうちのひとつに
すぎず、それなりに検証されているが確定的ではないと思っている人は30%。
残り33%の人は「わからない」という結果です。これから、若者のあいだ
では進化論が揺らいでいることがわかります。・・ ≫
▼ 実際に我われは三次元の世界しか知ることが出来ないが、
 4次元〜10次元の世界があるという。その次元の存在が三次元の我々の
世界を操作しているとしても、我々には認識しようもない。一神教はアッラー
の神が、それにあたると主張するだろう。最後は宗教問題に行き当たる。
宇宙や世界の存在の不思議が深まるにつれ、認識と判断は困難になっていく。

・・・・・・
4835,「出羽の守」の功罪
2014年06月10日(火)
  ー(耕論)「出羽の守」の功罪ーより 
 新鮮な海の魚貝などの港で、レポーターが、軽いのりで、
『これって、東京では、高くて・・』などを聞くと、またか〜何様じゃ御前は。 
東京は東京、産地は産地だろうに!と。高校を卒業し上京した時、注意された
のが、私の口癖、『いわゆる○○』。無意識で、『私の言葉では○○』の置換え。
小さな厚い殻から、社会や知識を置換えていた、自身の出羽の守を指摘された
のである。 朝日新聞の文化欄のー「耕論」「出羽の守」の功罪ーが面白い。
  ーまずは、その一つからー
《 あなたの周りにもいませんか。「アメリカでは」「ネットでは」を連発する
 「出羽の守(かみ)」。うんざりすることもあるけれど、聞けばもっともな
 こともある。その弊害と効用とは。
   * ペンギンに飛べと言うな   野島博之さん(予備校講師)
「出羽の守」を抜きにして、日本史は語れません。「中国では」という形で、
実に多様なものを取り入れてきた。古代なら律令と仏教、中世は禅宗、近世は
朱子学がその代表例です。日本の「出羽の守」には二つの特徴があります。
・一つは、「出羽の守」ならではの吸収力を生かして、
 ときどきの文明を高次化してきたこと。
・もう一つは、最初は「出羽の守」で始まったものの多くが、
 やがて日本化・独自化したことです。
この過程で、帝国主義的な態度や行動も身につけた。欧米諸国は第1次世界
大戦のもたらした悲劇を背景にして、そうした行動様式を転換していく
のですが、大国意識を強めた日本は、第1次大戦の教訓を真剣に学ぼうとは
しなかった。そこには仕方のない面もありましたが、ただこの「出羽の守」
精神の決定的な欠如は、後に日本がみじめな敗北を喫する。
 現在の日本は、キャッチアップ型の社会を終え、あらゆるところで「今度は
自分で飛べ」とけしかけられています。でも、日本は飛んだことのないペンギン
のようなもの。突然変異は容易じゃない。夢をあきらめる必要はないけれど、
ペンギンはペンギンらしく、まずは自分の得意技を、とことん磨くべきです。
・・(中略) イノベーションと「模倣の果て」はほとんど同義です。
ぶれずに考えて考えて、また考える。細部にこだわって工夫して工夫して、
また工夫する。この精神が必ずブレークスルーをもたらしてくれます。 
ペンギンは空は飛べないけれど、水中なら自在に動ける鳥類ですから。
                      (聞き手・尾沢智史) 》
▼ 高校を卒業後10年あまり経った後、Uターンで地元に帰って驚いたのが、
「長岡出羽守」の世界。 実は現在も驚きは同時進行。 その違和感が強く、
同窓関係と、一部の人以外、殆ど付合いがない。それぞれの地区の出羽守には、
プラス・マイナスの両面がある。 私自身は、さしずめ「堀井誠作(父の名)
出羽守八郎」。流通先進国の米国出羽守で、何時の間にか、流通で米国に追い
ついたら、こんどはネットで、アメリカに先をこされた。ネットは、デジタル
の世界。果てることのない『出羽の守』が出現してきて、その功罪は大きく
なっていく。

 < 過去  INDEX  未来 >


horii86 [HOMEPAGE]