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2022年03月31日(木)
* 暗殺立国の末路 ロシアの独裁者・プーチンも、その実績が故に呆気ない末路になりそう。 3日で首都キエフを陥落可能と誤算をし、ウクライナの反撃にあい、ロシアが 存続するかどうかの危機に陥ってしまった。ソ連時代の元KGBの末路である。 これだけでも見ものに値する寸劇?… 腹心のメドヴェージェフと大統領と首相を交互に歴任し、何とか権力維持を してきた。それも、この辺りが潮時。ここで、次の手品がウクライナへの侵攻。 しかしウクライナには欧米諸国が軍事強化の手筈を整えていたのを見落とした。
ソ連解体後、プーチンは順当にきたため、大きな隙をつくってしまった。 ウクライナの国土に精鋭部隊を閉じ込め、自らロックをさせた。欧米にとって、 ここが勝負時に… ロシア軍の虐殺が現在進行もいいところ。 これに加えて 金融システムからロシア排除の絶好のチャンス。 ロシア侵攻の大誤算は、 歴史のこる一大事。ここで間違いなく世界が大転換する。プーチンも、暗殺の 蓄積から脳に深い傷痕が涌き出してきた。それは凄惨な行蔵だったのでは… ソ連時代にかき集めた遺産は並大抵ではない。誰が、この遺産を継ぐか、それ だけで頭は大混乱。暗殺後に残るのは‘莫大な金銀’と‘卑しさ’のみである。 それが、あの目の奥に蓄積している。
・・・・・・ 3月31日(水 『孤独を生き抜く哲学』小川仁志/著 20歳時の夏休みの「将来の人生の見取り図」がテーマであった。 そろそろ都会生活に慣れてきて、両親からの首輪も紐も緩くなり、都会生活の 面白さが解りかけてきた時節に、これ。あまり人間関係の煩わしさがない20歳 なればこその問いかけに、丁度良かったかもしれない。 そして一夏、あれや これや考えあぐんだ末に、身近に存在していた父親のような『創業』を目指す 生き方。長岡空襲で、財産の多くを失い、大家族を養うため、焼け跡の中から 新業態の事業を当てる必要があった。その中から、仏壇屋、喫茶店、洋装店、 古着屋、そして、衣料量販店へと職業を変転しながら、辿り着いた。 それが全世界。子供ながらに、何とかなるのか…眠れぬ日々が続いていた。 創業とは、創造であり、そこには孤独の陰が色濃く滲み出る。倒産の恐怖は、 何とも恐ろしく、これだけは、避けなければならない事象。 その最悪を想定しつつ、事業計画をたてて、実践していく。 失敗時の事態を 想定しつつ、それでも、断行すべきことはやる! それしかない。ギリギリの 境界線の綱渡りが、創業の背景にある。少しの迷いが足元を狂わせる。 著者は、「あと書き」で、「我々の一切の悪は、一人でいることができない ところから生じる。」- ジャン・ド・ラ・ブリュイエールを引用して、孤独の 本質を説いている。
≪ {帯びかき}〜さみしさを抱える現代人へ〜 一流商社を退職後、ひきこもり生活を送った経験を持つ哲学者が、自分を 救ってくれた「哲学」から、本当の孤独とは何か、そして、どう向き合うか について伝授する。 本当の幸福は孤独の中でしか得られない! 元ひきこもりの哲学者が、孤独を強さに転換する方法を伝授‼
【 一人で時間を過ごすことと孤独はイコールではありません。誰といようと、 どんな状態にあろうと、自分の心が孤独を感じていれば、それは孤独ではない でしょうか。 私は孤独が悪いことだとは決して思っていません。 いわば孤独を飼い慣らすことで、それを正のものにすればいいのです。 「ポジティブな孤独」と表現することもできるでしょう。 ――「はじめにより―― 】
孤独はなぜいいのか?(7つの効用) (孤独の効用1 自分に集中できる 孤独の効用2 本質が見えてくる ほか) 3 生き方が見えてくる 4 やるべきことが見えてくる 5 幸福が見えてくる 6 むしろかっこいい 7 天才になれる 「我々の一切の悪は、一人でいることができないところから生じる。」 - ジャン・ド・ラ・ブリュイエール ≫ ―― ▼ このコロナ禍で、群れから孤高の必要性、重要性が問われている。 日本中が七転八倒の悲鳴が聞こえてきそうである。 今さら、 <群れては行けませんよ! 新しく出直しなさい!>言われても… 遅くても、準備は可能である。 逃げる時は、脱兎のごとく。
・・・・・・ 2020年03月31日 6956、閑話小題 〜志村けんショック * コメディアンの死がもたらしたこと 以前から、何やら重とうの病気が報じられていたが、マサカ、新型コロナで 亡くなるとは思ってなかった。一人の死が中高年だけでなく、若者に対して、 これほどタイミングの良い警告がないだろう。 イタリア、スペインから見えてくる日本の若者の緩んだ現状が、そのまま伝わる から恐ろしい。今まで、多くの黒鳥(想像を絶する世界的事変)の到来を経験 してきたが、これは最大クラス。一つ間違えると、数百万人の死を招く事態。 小池都知事が、昨日、改めて… 『 30日夜、緊急記者会見を開き、「“感染爆発・重大局面”だ。感染拡大を 押さえられるかどうか重大局面だ」と強調したが、日銭で成立つ業界からの 反発は大変なはずだが、背に腹は代えられない。恐ろしいのは2週間のタイム ラグがあること。 〜ネット上でニュース解説では〜 【 志村は長年タバコを吸い、酒も浴びるように飲んできた。ここ数年は健康に 気を付けるようになっていたというが、それでも体に蓄積したダメージは残る。 先月には下血症状がみられ、胃のポリープの切除手術を行ったことも明し、 「術後、免疫力が弱っていたところにコロナが侵入すればひとたまりもない。 志村さんのレントゲン写真には肺に広範囲にわたって白い影が確認された。 医師も絶句したと聞いている」(スポーツ紙記者) すでに志村と直近2週間で“濃厚接触”した人物は特定されているが、 アナウンスされないのは感染ルートだ。仮に感染場所を断定的に報じた場合、 当該箇所に甚大な経済的被害が出るため、マスコミは知っていても、それを 報じない傾向にある。芸能プロ幹部の話。 厚生労働省のクラスター(感染集団)対策班は、夜間を中心に営業する飲食店 などで感染が広がっている可能性が高いとの見方を強めている。複数の感染者が 銀座や六本木の高級クラブなどを利用していたことが調査で判明。クラスター 対策班は、こうした場でクラスターが形成された可能性があるとみて分析を 進めているという。新型コロナの影響で飲食店は閑古鳥が鳴いている。 志村さんの元にも多くの人から“ヘルプメール”が来ていたそうです。そういう 人のためにお金を使うのが志村さん。ここ最近はコロナで経営が苦しい馴染みの 店をはしごで回って、ハイペースでお金を落としていたそうです」… 】
―― ▼ これでは、体力のない店が、ゴールデンウィーク明けに、3分の1から半数は 廃業、倒産、代変りが激増することになる。逆に、力を蓄えていた獅子身中の虫 に機会到来になる。現在、激しい闘いが繰り広げられているのだろう。 次々と黒鳥の到来で会社整理にに至った経験からして、この巨大な黒鳥は、 あまりに大きい。 <世界が『瞬間冷凍』を経験している>が最適な表現か。 <昭和と平成が吹き飛んでいった!> …その象徴が「志村けんの死」である。
・・・・・・ 2019年03月31日(日) 6589,つれづれに哲学 〜相対的価値を絶対と思う下愚かさ * 思い込みによって生きている 池田晶子の『14歳からの哲学』の中で、 ≪人間はあらゆる思い込みによって生きている。その思い込み、つまり価値観は 人によって違う。その相対的な価値観を絶対だと思い込むことによって人は生きる 指標とするけれど、まさにそのことによって人は不自由になる。外側の価値観を 絶対と思い込むことによって不自由になる。この意味では、イスラム教過激派も 自由主義も同じことだ。「自分で考えようとしない人の不自由は、まったく同じ。 精神は、考えることで、自分の思い込みから自分を解き放つ。死が存在する ことも、アラーが絶対だということも、社会によって自由が保障されることも、 すべてが不自由な思い込みだ。これが思い込みだということは、考えないければ 気づかない。自由になるためには、人は、自分で考えなくてはならない。≫ ― ▼ これを読んだのは20年以上も前のこと! ほぼ誰も考えようとしない。 それを象徴した呼び名が『世間』という。ことあるごとに、非難するから、 それはそれは… <外側の価値観を絶対と思い込むことによって不自由になる> 致し方がないが、内側の価値観を長年かけて構築しておかなかった人の騒めきを 恐れて、耳を澄まし、その思い込みに沈んでしまい生涯を終えていく。思い込み も時に必要だが、自らを俯瞰する、読書と旅も…。 それと孤独。 ―― * 言葉の力 『暮らしの哲学』池田晶子 ≪ 明日、私は、確実に死ぬ、こうわかった時、あなたは、必ず、「言葉」を 求めるはずです。生死すなわち人生の真実を語る言葉、正しい考えを語る言葉 を、必ず求めるはずです。苦難や危機に際して人が本当に必要とするのは、 必ず言葉であって、金や物ではありません。 …我々の日常とは、明日死ぬ今日の生、その連続以外の何ものでもありません。 なのに、どうして人は、言葉を求めずにお金を求めるのか。≫ ― ▼ これを書き続けているのは、死の恐怖心を少しでも和らげたいため? その蓄積した言葉の沈殿が、魂を少しでも、すくってくれているようだが。 確かに、言葉の力は絶大である。それも沈殿している言葉の語りかけが孤独を 癒してくれる。逆に考えられないために、集う人達。何だろう、何をしに地球に 生れ出てきたのだろう。これも思い込みですか! 生命誕生から40億年以来の 大変革期ですか、この情報革命と、科学の進化がもたらす変革は! 以前、20万年 以来と言われていたが、今度は生命誕生以来というが、それが、決して大げさに 思えないのが、ネット社会の進化と変化。 良かった! これに間にあって! 生れてきて、「いま、ここ、わたし」を日々刻々味わえただけでも、有り余った 経験の上に、この断層を経験できたのだから… これって、オーバー? アタリの『サピエンス全史』に影響されですか?
・・・・・・ 2018年03月31日 6226,閑話小題 <世紀の贋作画商: 「銀座の怪人」と三越事件、松本清張、そしてFBI; 七尾 和晃(著) > * 世紀の贋作画商: 『銀座の怪人』 偽札つくりは大罪になるが、贋作つくりは、それほどの罪にはならない。 また客を騙す行為も、贋作か本物かの鑑識眼の問題であり、それは誰も証明 出来ない。だから横行するのである。従って、趣味とはいえ、素人の骨董収集 は頂けない。もう一つが、本人の鑑識眼と信用の問題になる。父親の収集癖を 見ていて、別に自宅倉庫に仕舞いこんで二度と見ないのなら、美術館の国宝級 の宝物をジックリと接した方が遥かに良いのに? これは、毎日毎日、せっせと 知識・情報の収集しているこれにも言える。「この程度なら、ネットサーフィン の方が遥かにプラスになるのに、如何して?」と同じ?。「この行為そのものが 面白いから、充実するから」の私の答えは、父の骨董収集も同じことになる。 成るほど、世界は騙し騙されの闇が広く深く存在している。 Amazonー内容紹介 ≪ 銀座・並木通り画廊街―。贋作絵画を雨あられと降らせた男がいた。 松本清張、江上波夫ら大家の名を騙り、手練手管の画商たちを操った稀代の 詐欺師、「銀座の怪人」と呼ばれた男を追う。 9.11テロの関連捜査をしていたFBIがニューヨークで捕えたユダヤ人画商は、 日本に驚くほどの数の「贋作」を売りさばいていた。バブル狂乱前夜から銀座 を拠点に暗躍したこの男は、企業、富裕層、美術館を標的に贋作を撤き散らし、 作家松本清張にも接触していたという。82年には三越の贋作秘宝事件で世間を 驚愕させ、社長解任・逮捕まで巻き起こした。FBIをして「世紀の贋作画商」 と呼ばせたその数奇な運命、そして彼の贋作バブルに生命を与え続けた日本人 の精神の「膿」を、綿密な取材からえぐり出す。 ≫ 〜レビューより〜 本作は、バブル時代の前後に、ニセモノの美術品を売りまくっていたユダヤ人 画商イライ(エリ)・サカイの事件を追いながら、著者の七尾和晃氏が、イライ が逮捕されるまでに直接インタビューを成功させることができるのだろうか… という迫真のノンフィクション。 個人的に注目した点は二つ。 ・一つは、昭和57年(1982)8月29日付の朝日新聞にすっぱ抜かれた、 「三越本店で開かれている古代ペルシャの秘宝展の大半が偽物である」という 記事から始まる「三越贋作事件」の顛末。 殺人事件まで起こっていたこの事件 (しかも遺体は遂に見つからなかった)には、事件発生前にニセの展示物と同じ アナーヒター女神像を松本清張に売り込みに来ていたというちょっとした事件も あって、清張も興味津々。 「(三越の)渡辺社長も、サカイという外国人ではなく、『無尽蔵』の主人の ような日本人が持ち込んだものなら、だまされなかっただろうし、三越の展示品 でなければ、ニセ物の解説を書く学者も、予約する客もいなかっただろう。 今度のニセ秘宝事件は、舶来崇拝、ノレンや権威に弱い、といった以前から指摘 されている日本人の欠点を改めて露呈させたといえる」と‘清張’が呆れ顔で語る ように、未だに本当にあった事件なのかと首を傾げてしまうほど馬鹿げた事件。 ・二つ目は、その事件の中心にいるイライが、「『あの人はいい人だった。 もう死んでしまったけれど』と懐かしそうに称える人物のこと。 「圧倒的な実績と権威を誇っていた。おそらく日本の考古学会では一切の抵抗を 無に帰せしめる唯一の人物」と、著者の七尾氏が満を持して登場させしめた、 本書の裏ボス敵存在の話が大必見。「東京大学名誉教授の故・江上波夫」その人。 <(前略)イライが、日本民族の由来を説いた『騎馬民族征服王朝説』で文化 人類考古学の最高権威に君臨した東大名誉教授の故・江上波夫を『いい人だった』 と讃えたとき、日本だけでも潜在被害が数百億円は下らないと言われるイライ・ サカイの贋作事件は、戦後の日本が遮二無二に突き進んだ経済発展の裏で、絵画 という文化や芸術をも『通貨』に貶めた無節操ぶりを、鏡のように映し出しても いよう。生前の江上をよく知る弟子筋の人間に会って、江上とイライとの関係を 質すと、当人は意外という風もなく、むしろ納得いくといった様子で語りだした。 『やはり江上さんの名前が出てしまいましたか…』>と某氏が語る衝撃の話。
≪ 高価な美術品に贋作はつきもの。ニセの『有名ブランド品』と同じです。 現存するモジリアニ、ゴッホなど、名画の作品点数は、増え続けています。 増え続けている、という現実そのまま、贋作であることを証明しているわけ。 とくに、近代、現代の名画に関する真贋判定は、ほとんど不可能性です。 なぜなら数百年まえの作品ではないので、近年の作品は科学的鑑定が難しいから。 作者が現存していても、アテにならないこともあります。 画家自身が制作の有無を忘れていて、判別できない場合です。 ようするに、画家(作者)自身に判別できないほど、クオリティーの高い贋作が ある、ということです。ということは、過去の巨匠の作品も、おなじということ。 本書は、美術品市場の現実を裸にしています。美術館の収蔵品にも、贋作は すくなくないのです。 本書は、美術品市場の現実を覗き見た、稀有な取材の成果といえるでしょう。 美術に趣味がある人間には、本書は一読の価値があります。
― 寅: おい熊よ、最近、なけなしの金をたたいて、変な骨董を買ったと 言うじゃないか。誰かに騙されたと、もっぱらだよ。大体、長屋に、 何が骨董だよ。 熊: いや、これを持っているだけで御利益があると言われてね。 生まれてこの方、俺の人生に良いことがないから、仏像の一つでも 欲しいと思ったが、盗まれないかと冷や冷やだよ。でも、これを買ってから いやに良いことが続くんだ。不思議だよ。 大家: 金持ちの家には、仏像か七福神の像が、幾つかあるというじゃないか。 御前のような、あまり恵まれてないオツムの男には、きっと効果があるよ。 この御蔭で、良いことが起こってると像に思いこめれば、それ自体で、 良いことを呼寄せるんだよ。 八: 私の家には、大きい仏像が3体に、5〜20?のモノが20はあるね。机の パソコンの隣には10体はあり、毎日、頭を撫ぜているが心が落ち着くよ。 半分は両親が集めたモノ、半分は私が国内外で買った民芸品だがね。 マリア像が2体、七福神、仏像3体に… その割には、金が無いがね。 寅: あれだけ、使えば? 貯まらないよ。 八: いいじゃないですか、持って、あの世に行けないし。死んで三日も すれば300年前に死んだと同じというじゃないか。 熊: ところで、何で骨董収集に興味がないの? 八: 子供の頃から、父に連れれて骨董店に行って、見飽きるほど、 見た上に、ツアーでパリ・ロンドン、フィレンツェ、旧レニングラードで、 世界の名品のシャワーを浴びるほど見てきたの。その時だけは、気持ちを 一期一会と思い、集中するの。そうすると、何しれないエネルギーが伝わって くるんだ。だたただ無心になり、対象の世界に入り込むんだ。ピカソとか、 ゴッホや、セザンヌの絵画が凄いよ。分かったような言い方をするが、 「心が垂直 に立っている感」がするんだ。 寅: 何のことかサッパリ分かりません。 熊: 俺って、仏像を握って昼寝をするとね、何か気持ちが安らかになるんだ。 あの気持ちって、悟りに近いんじゃないか。 寅: 俺に、その仏像、貸してくれよ! 熊: 御前に貸すと、かえってきたためしがないから、嫌だよ。
・・・・・・ 2013年03月31日(日) 4397,「武士道」という諸悪の根源 * 「武士道」という諸悪の根源 《「世間」の捨て方 ー3》
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