| 6830,読書日記 〜『神の発明』―形而上学革命 −1 |
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2019年11月26日(火)
『神の発明』中沢新一著 * 3つの形而上学革命の切口 オウム教の分析の甘さでバッシングされた中沢新一の著書を図書館で見つけた。 3つの‘形而上学革命’の切口が面白い。欧米史感の基本は、唯一の神、アッラー。 その発見を第一の形而上学的発見とし、第二次形而上学革命を科学革命にして、 第三次形而上学的革命を、その狭量さを取り除いて神を地に足をつけたと… 現在のAIとネットが、これにあたるか。現実社会の上に、ネット社会を覆った 現在、世界が根底から変わろうとしている。スピノザが宣った心の内部で起こる 「内在的超越」が、世界隅々までネットで繋がってしまった。 〜ネット上のビュアーの概要と、Amazonの内容説明が良い。 まずは、ネット上のビュアーの概要より
≪ 第一次形而上学革命---神の発見 第二次形而上学革命---科学革命 第三次形而上学革命---科学の狭量さを取除き、神を地に足の着いたものする。
日本語の神は2つの意味がある。 ・超越的な神-ゴッド ・自然そのものに宿るカミ -スピリット 視点のひっくり返しスピリット族の中からゴッドは発生した。 むしろスピリットからGODの離脱は必然はなく、本質的な進化はおこってない。 人の求めにより、スピリットをGODとして勝手に格上げしただけだ。 一神教が自分だけ特別だというのは、むしろ例外的である。
「超越」:「超越」は心の内部で起こる。スピノザは「内在的超越」と呼んた。 「超越」な脳の感情の一形態にすぎないのかもしれない。 「世界はスピリット」で満ちている」という考えは、普通「アニミズム」は 一言でかたづけられるが、脳や心の中に住んでいる、外界と自由に行き来して いると考えると、そんなに簡単ではないと思えるだろう。
第3章:GODにならなかったグレート・スピリット スピリットは、我々が意識を取得する以前から我々の脳にすんでいたかも しれません。同時にその中でも秀でた「いと高き神」「グレートスピリット」 も含まれていた。しかしあくまでも数々の神の中である。唯一神にはなろうと しないのだ。ではいつ唯一神が現れたのか?
第4章:自然史としてのGODの出現 王の出現により平等が崩されたがそれでも、平等なコミュニティーに神と人 は暮らした。それが破られたのは、モーゼの出エジプトの後である。 モーゼが助けたのは、60万人奴隷(ヘブライ人)であった。せっかく自由に したのに、彼らの精神は、奴隷のままであり、新たな主をもとめていた。 ここに神は一気に異常な高まりに達した。ここで人類史上初めて一神教の思想 が芽生える。モーゼは、奴隷の身分から自由人への変化には、人間の根底的な 変化(新たな自己意識と再誕意識)が必要であり、いかなる『奇跡』をもって しても奴隷を自由人に変ええないことを悟ったのだ。だから奴隷を通じ、故意 にあらたな支配者たる一神教が作られたのでる。
終章:未来のスピリット スピリットの危機 スピリットの復活などといって喜んでいる場合ではない。 神はとっくに死んだ、 商品化されたスピリットがいまや死のうとしている。≫
― ▼ 「3:30:67の法則」を当てはめると、「3%の神と周辺。30%の信者。 67%の神を信じてない人たち」に色分けするとクリアになる。考える人、 考えを理解できる人、そして、三分の二のただ彷徨う人たち。 〜つづく
・・・・・・ 6466,つれづれに哲学 〜平等と公平の違い 〜2 2018年11月26日(月) * 餌付けされた猿! 人間とチンパンジーではDNAの違いはわずかに1%という。 他に何が違うかというと、言葉と、それから起因する想像力の差。 そのチンパンジーが敏感なのは、エサや扱いの「差別」。類人猿からして、 こうだから、人間なら、当然、格差と差別に対する敏感であるのは当然である。 シャッポ(象徴)としての天皇制も、問題ないとは言いきれない側面がある。 半世紀前の話になるが… 欧州一周ツアーに参加した時のこと。 北欧各国からイギリス、そして欧州本土に入った時、ドイツ、イタリアなど の街中で浮浪者やヒッピーと有色人種を多く見かけるようになっていた。 そこで気づいたのが、その多様性が活性化になっている現実。ドイツ、フランス は異種混合の人種が、違和感なく、根付いていた。当時、優勢を誇っていた 共産圏の東ベルリンに一時入国をして驚いたのが、市民や警備兵の顔が暗いこと。 現在、ニュース映像から現れ出ている現在の北朝鮮の市民の顔つき。 ソ連という壮大な社会主義国家の壮大な失敗。そこに生じた理想と現実の差は、 「一度、特権を握ると同時に腐敗が始まる人間の性。」まずは自己修正機能の不全。 ゴーンも、その現代版! とすると、米国は、壮大なる「公正世界仮説国家・ アメリカ合衆国」の「公正実験」の失敗事例と相成る。 実は米国は、狂信的 キリスト教国家で、資本主義を標榜してきた白人優位システム国家。その陰りが、 トランプという怒れた大統領という姿で現れ出て世界を大混乱に… それでも、 白人にとって、ポピリズムを標榜するオバマより、遥かに人気があるのは、 国家としての盛りを超えたため? 「ブランド品」を穿った見方をすると、 「格付け機能」の役割を果たしていると…。ブランド品を身に付けた猿とみると、 これまた滑稽、いや結構である。ブランド品を喜んで身に付けたがるのは、 猿とは違う人間たる由縁である。ブランドという餌で飼い馴らされて、格付け されて… 格差をされ、<平等でなくて公正>と諦念し、信じきって生きている。 「何?の行列に、交通止めをされ万歳と両手を上げて喜ぶ御目出度い大衆を横目で みている自分を冷笑し、家路を急ぐ餌付けされた猿たち。でも、その国家が 国民の暮らしと、生命を守る基盤になっている。一つ間違えると、棄民された 難民になる運命を我々は持っている。 まあ、妄想でいいから、公平な社会仮説 を信じて、生きるしかない。 幸せなことである!
・・・・・・ 5369,楽しむことを人生の目標に 〜� 2015年11月26日(木) * 楽しむことを人生の目標に 両親から学んだことは、『仕事も趣味も、楽しめるほど追及すること!』 あのエネルギーは楽しんでいたからこそ、限りなく湧き出てきたようだ。 明治以降、いや西欧文明は本来、キリスト教倫理的な一心不乱に働くこと、 『苦悩を突き抜け歓喜へ』という、忍苦、勤勉、に価値の重心がおかれていた。 しかし、一部の人たちには、以下のように、『楽しむことの重要性』 『遊びをせんと生まれけん』こそ、人生であると理解していた。 『楽しんでこそ人生』でネット検索をしたら、あるある・・ ≪ ・最も長生きした人間とは、最も年を経た人間のことではない。 最も人生を楽しんだ人間のことである。 〜ルソー ・「できること」が増えるより、「楽しめること」が増えるのが、いい人生。 〜斎藤茂太 ・人間の一生は誠にわずかの事なり。好いた事をして暮らすべきなり。 夢の間の世の中に、好かぬ事ばかりして、苦しみて暮らすは愚かな事なり。 〜山本常朝(江戸時代の佐賀鍋島藩士、『葉隠』の口述者) ・楽天主義も悲観主義も一つの思考習慣によるものです。 楽天家の人生が楽しく、悲観主義者の人生が暗いのは当然です。 どちらもそれを望んだからです。 〜ジョセフ・マーフィー(アイルランド出身の宗教、著述家/1898〜1981) ・楽観的であることは、顔を常に太陽へ向け、足を常に前へ踏み出すこと。 (ネルソン・マンデラ(南アフリカ共和国の政治家) ・一人ひとりに天の使命があり、その天命を楽しんで生きることが、 処世上の第一要件である。 〜渋沢栄一(日本の武士、官僚、実業家、 日本資本主義の父 / 1840〜1931) ・船に乗っても、もう波が出やしないか、嵐になりゃしないか、それとも、 この船が沈没しやしないかと、船のことばかり考えていたら、船旅の 愉快さは何もなかろうじゃないか。人生もまたしかりだよ。 〜中村天風(日本初のヨーガ行者、天風会の創始者 / 1876〜1968) ・人生最大の幸福は、愛されているという確信である。 自分のために愛されている、否、もっと正確には、こんな自分なのに 愛されているという確信である。 〜ヴィクトル・ユーゴー (フランスのロマン主義の詩人、小説家 / 1802〜1885) ・人生には、二つの道しかない。 一つは、奇跡などまったく存在しないかのように生きること。 もう一つは、すべてが奇跡であるかのように生きることだ。 〜アインシュタイン(理論物理学者、ノーベル学賞受賞 / 1879〜1955) ・人は心が愉快であれば終日歩んでも嫌になることはないが、心に憂いが あればわずか一里でも嫌になる。人生の行路もこれと同様で、人は常に 明るく愉快な心をもって人生の行路を歩まねばならぬ。 〜シェイクスピア(英国の劇作家、詩人 / 1564〜1616) ・楽しまなけりゃ馬鹿らしい。しかし、楽しむというのも、なかなか大変だよ。 〜平岩弓枝(日本の女性脚本家、小説家 / 1932〜) ・予想外の人生になっても、そのとき、幸せだったらいいんじゃないかな。 〜松岡修造(日本の元プロテニスプレーヤー、キャスター/1967〜)≫ ▼ サラリとした言葉だが、内容は深い。『私は愛されている』という確信は、 幼児体験からの両親の愛情がベースになる。楽しむことが出来るかどうかは、 両親の生き方、愛情の質量に関わってくる。平岩弓枝の、『楽しむというのも、 なかなか大変だよ』というのも、『金持ち喧嘩せず』の、金持ちの状況が必要 条件になるということ。百万には百万、千万には千万、億には億の知恵が湧く。 楽しむためには、面白味を見出さなければならない。面白さは、何があっても 大丈夫!という確信と、逆にゾッとする危険があってこそ生まれ出る。
・・・・・・ 6101,閑話小題 〜銀行にも大変革の大波が… 2017年11月26日(日) <銀行員 大失職 ―岡内 幸策(著)〜2017/6/2> * きついの〜! 御多分に漏れず… この春先に、地元の大手地銀の第四と北越銀行の統合計画が発表され、 ここでテーマにした。(後にコピー)。20数年前のバブル崩壊で20数行あった 都市銀行が、何と3行に集約された。そこには想像を絶する過酷な合理化が行わ れたが、地銀以下の合併は少なかった。Amazon内の検索で、これに関する書籍を 検索すると、多くの著書が出てきたが、ことは深刻。その幾つか紹介する。 まずは、<銀行員 大失職>から 内容紹介(Amazonより) ◆ 銀行員の質の低下、銀行自体の自壊も始まる 銀行と金融マンの質の低下が止まらない! 金融の最新情報は聞きかじりだけ。 本部が薦める金融商品をマニュアル通りに売りつけるばかりで、顧客側ニーズ には応えられない。バランスシートも読めなければ、地域情報も自分の足で稼い でいないから、融資のための案件組成など望むべくもない。対人折衝の機会も 少ないため、コミュニケ能力も失われている。それでも銀行員は一生安泰。 行内での出世競争に敗れても、取引先が拾ってくれる? いや、そんな時代は 完全に過ぎ去ろうとしている。 ▽ 質の低下は今さら。何をもって質の低下というか?の問題もある。 劣化した人種とは、「リスクを負うことから逃げ、真摯に人生を追い求めること を避けて、現象に振り回され、自らの脳で考える習慣を持たない人」といえば、 酷いサンプルが、彼方此方に。 ― ◆ AIでほとんどの業務が代替可能に AI活用で現場から人がいなくなるは製造業だけの話ではない。すでに、AI搭載 ロボットによる投資アドバイスが導入され、近い将来、窓口業務全般にも活用。 そこに蓄積された情報で、さらにAIは進化していく。そのうえ融資や案件組成 のための企業分析におけるAI活用も始まれば、多くの銀行員・金融マンは当然、 お払い箱になる。さらに最近は、企業の銀行からの人材受け入れが極端に減少。 まさに大失職時代の幕開けである。 ▽ 10数年前になるが「小さなチップに支店の機能の全ての入力可能」と、 耳を疑うような話を聞いていた。その現象化が、コンビニや、駅構内の自動 決済窓口。更に、中国などではスマートフォンによる直接支払いが進んでいる。 ― ◆ 銀行大淘汰の時代に銀行と金融マンは何をすべきか? 本書は、実務はもとより銀行のウラ事情にも通じ、銀行員の質の低下を憂え 続けてきた筆者ならではの視点で、AI時代の銀行のあり方を切り取るもの。 IT化、ブロックチェーンなどネット社会の進展で銀行そのものの存在意義が 問われるなか、相変わらずの横並び経営を続ける銀行と、そのなかで自己変革 のできない金融マンたちが直面している課題を解説するとともに、一般読者も 金融(銀行)の最前線で起こっている変化がわかりやすく理解できる。 ▽ 『地方銀行消滅』津田倫男(著) ー2016/9/13 の説明には、 <全国の地方銀行が人口減少による経営先細りに苦しみ、一斉に統合・再編に 走り始めている。10年後には計105行が28のグループに。>と。 4分の1とは尋常でないが、20年前、都銀が3行に集約された現実から見て、 何ら不思議でない。 … … ☆ 年金生活者の身には多山の石としても、社会変動の一現象をシリアスに垣間 見るには参考になる。大都市への一極集中化と、情報化の現れでもある。 世界は日々、隅々までネットで結ばれていく。 ―――― 2017/09/15 閑話小題 〜 地方銀行消滅 ふと、去年分の同月同日分をみると、以下なるテーマ「地方銀行消滅」を 書いていた。「第四銀行と北越銀行の合併」をテーマにしていた時には、これを 書いていたことを失念していた。数年で、3分の1、5分の1に再編・統合なら、 早々に、合併するのも当然のこと。健全ということになる。ただし地方豪族化 した体質、塗炭の苦しみになるだろう。 ―――― 2017/03/17 閑話小題 〜北越と第四銀行の経営統合 * 北越と第四銀行の経営統合、の号砲一発 昨日の夕方、TVのニュースで「地元NO・1と、NO・2の地銀の統合合併の ニュースが報じられた。 6年前に一線を離れた身としても、驚きは大きい。 実際にあるとすれば、元・第二地銀の大光銀行と北越銀行と思って当然。 まさか殿様?の北越と第四銀行とは鳩に鉄砲の組合せ。 「合併に対等はなし」の通例からして第四の吸収になるが、目的は人員と 関連会社の整理。機械化と、ネット化などの合理化で、人員の三分の?が 不要になるという。ニュースであまり取上げられてないが、2年前の 北陸新幹線開通のマイナス効果。それと、二つの地元の大地震の損害と 原発停止による経済の弱体化も大きな要素。 〜ネット記事から ≪・新潟県の地方銀行で最大手の第四銀行(新潟)と二番手の北越銀行 (長岡)が経営統合する方向で最終調整に入ったことが、16日分かった。 4月にも基本合意を交わした上で、2018年春をめどに統合を目指す。 統合の形態は共同持ち株会社を設立して、2行が傘下にぶら下がる方式を検討。 将来的な2行の合併も視野に入れる。2行は統合による規模の利益の追及など によって経営効率を高め、今後の生き残りを図る。 2016年9月末時点での2行の連結総資産額を単純合算すると、8.2兆円。 統合が実現すれば、全国の地銀約100行・グループの中で10位台に浮上する、 大規模な地銀グループが誕生することになる。 ・2行を経営統合へと突き動かした要因は大きく二つ。 一つは、ここ数年で相次いでいる他の地銀再編と同じく、地元地域の人口減少と 超低金利環境だ。 国立社会保障・人口問題研究所によると、2行が地盤を持つ 新潟県における25年時点での15〜64歳人口は、10年時点と比べて約2割も減少 するという推計結果(13年3月推計)が出ている。 2つめは、足元の経営環境も16年2月の日本銀行によるマイナス金利政策の導入 以降、一層厳しさを増している。超低金利の状況において、預金と貸出金の 金利差である利ざやの縮小が進んでいるためだ。 対前年同期比で見た、2行の16年4〜12月期決算における業績がそれを示唆する。 一般事業会社の営業利益に当たる実質業務純益では、第四が26.7%減の117億円、 北越銀行が18.9%減の65億円。さらに、連結経常利益では2行共に3割以上の 減少という苦境に陥っている。この状況が長く続けば、将来的に地元である 新潟県の地域金融を支えられなくなるかもしれない。そんな危機感が2行を 統合交渉のテーブルに着かせた。≫ ―― ▼「15〜64歳人口は、10年時点と比べて約2割も減少」は、この記事で知ったが、 深刻な事態である。常識的にみれば、中越地区は3割減?。これからして、 この合併は、当然といえば当然。第四にとって第二地銀との合併は避けて当然。 その結果が第四+北越銀行の組合せ。「地方経済の弱体化モデル地区の象徴」 として、越後長岡は取上げられる。全体エネルギーが、3分の2に落ちている 感はあったが… それでも合併で何とかなる?から、よいのか。 今後10年で第四の3分の1、北越の2分1の人員と店舗の整理があって然るべき。 目的は時代に即した合理化。 地銀の整理淘汰の号砲一発。 今夜と明日の殿町の巷は如何なることに? 金融関係者は青い顔、中小・零細 経営者は赤い顔で。今さらだが、「毒喰えば皿まで」。県知事は建設省出身者 の選択しかなかった? 床柱だった北海道拓殖銀行の倒産は、地元道民が乾杯 をあげたという。地元は、如何なることに? 倒産でもないし… 越後新潟も、新潟市一極化は、ますます顕著になる。ここというより、地方の 常識は非常識。負け犬の遠吠えでしかないが… ワオ〜ン。いや、キャン!
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