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2017年02月11日(土)
五木寛之〜下降感覚に身をまかせ
ー生きる事はおもしろいー五木寛之著 * 下降感覚に身をまかせ 上昇感覚が最も現れ出ているのが日蓮宗の法華経。太鼓を叩いて、 「何妙法連華経」と連呼すれば元気が出てくる。40歳後半から年々、老いを 感じきたが、これだけは自然の摂理、従うしかない。 その時に、上昇か、 下降感覚のどちらが、その人の理にあっているか… 日本に、浄土宗、浄土真宗が多いのは、四季の差がハッキリしている気候に 合わせ生きるしかない自然条件の摂理のため。下り坂最高と諦念しても、 凡夫の自分を慈しみながら最期は消える運命。 〜その辺りから(p115) ≪ 仏教思想の中にも上昇感覚と下降感覚との二つの対照的な傾向がある。 ・上昇感覚の仏教とは 悟りを求める仏教がある。 即身成仏をめざす仏教がある。 立正安国をとなえる仏教がある。 天地自然との合一を願う仏教がある。 六道輪廻からの離脱をうたう仏教がある。 それぞれに修行をつづけ、人格の向上と真理への飛躍をめざす仏教だ。 これらの正統的仏教は、いわば上昇感覚の世界だろう。みずからを 高めていく仏教だからである。 ・これに対して、下降感覚によって成り立つ仏教をあげれば、浄土宗、 浄土真宗だろう。浄土宗は、法然を宗祖とする。浄土真宗は、親鸞である。 この両者は、ともに念仏による救いをめざす仏教だ。その前提が末世である 前提だ。…(略) 最低、最悪の時代が「いま」である、という自覚は、 まさに下降感覚そのものでないか。…(略) その最悪の「われ」をみちびいてくれる唯一の道がある。それが阿弥陀仏 と仏を信じて、その名を呼ぶことだ。それが念仏である。念仏を唱える前に、 この時代は末世と確認する。そこに生きる自分を、最悪の凡夫として認める。 そこから出発するということは、人間存在の最底辺に下降していくことに 他ならない。…(略) 光を求めるために、頭上をあおぐのではなく、うつむいて自己の内面を 凝視する。悪の自覚から出発するということは、まさしく人間存在の底辺 への下降にほかならない。≫ ―― ▼ 『南無阿弥陀仏』とは、南無(頼む)、阿弥陀様! と自然に身を委ねる。 そうとしかならないなら、初めから自然の法則に従えばよい。大乗仏教の 教えである。オートバイで目的地に向かうより、仏様仕立てのバスに乗り、 念仏を唱えて生きていく生き方。 私の体質は、上昇感覚が強いためか、 オートバイで独りで向かう方が、私らしい… それも死ぬ瞬間、プッツン。 老いてこそ知ることがあるが、基本として下降感覚に支配される。それに 抵抗するか、自然に身を任せるか。たそがれ時の宴も、それはそれは良い。 スポーツジムで、外観から観察すると、生きている限り上昇感覚は必要と 思うが。 80歳半で亡くなった従兄の葬式に参列していた、やはり80歳の 従兄弟が典型的な下降と、上昇感覚の持ち主だったが、生き様が、そのまま 現れ出ていた。恵まれた人生には上昇感覚があり、愚痴・悪口の多弁の人 には、恵まれてない人生がみられる。この人をみて、無知からくる不幸は、 重罪と思うが、合せ鏡か!人にもよるか… 同じ空の下、泣いて笑えばいい。
・・・・・・ 5445,閑話小題 ー清原の逮捕で 2016年02月11日(木) * 覚醒剤の恐ろしさ 清原が覚醒剤で逮捕された。40数年前の話。大学時代の友人が、 覚醒剤を時どき飲用していたが重症ではなかったし、私に勧めることも なかったし、気にとめることも興味がなかった。人間誰しも、不安定になる ことがあるが、覚醒剤は、その幅を大きくするようだ。急にオドオドしたり、 ハイになったり、ロレツがまわらなくなる。家庭内が複雑だったことが服用の 原因? 急にバスの中で、朝鮮語か中国語のような言葉で私に話しかけ、 自分たちが三国人であるかのように装って周囲の反応を面白がったりする。 卒業以来、大学が主催する10年に1度の同期会で話をする位だが、人間性は 明るく面白い人物だった。当時、覚醒剤は一寸した手続きで入手でき、今ほど 罪悪感がなかった。初めは興味本位で軽い気持ちで始め、深みにはまるのが パターン。 特に、セックス時に飲むと良いとニュースで報じていた・・ 清原が行きつけの六本木のクラブ・ホステスが、アフターの席で、 『やらない?』と、口説かれたような話に、インタビュアーが驚いて、 『何をですか?』と聞くと、『クスリ』と、切り替えしていた。さすが場慣れ した受答えだが、その言外に、『薬を飲んで何?しない』があった。 芸能界、スポーツ界は、『クスリ』に対し非常に厳しいが、分かっていても 中毒症状は、コントロールが効かなくなる。ハリウッド映画に『クスリ』の シャブツケが度々出るが、一度はまり込んだら、それで終わり。 ところで、何で「水性のヤク」のようなアルコールが○で、覚醒剤が×なの? ・・・・・・ 5081,悪夢の21世紀 ー2 2015年02月11日(水) 『月刊「新潮45」12号』ー悪夢の21世紀ー グローバル化は、白人優位の欧米文化の普遍化を意味するが、100年前に、 文明史家のシュペングラーが、その限界を指摘していた。現在は、それが表 だって本格的混迷期に入った状況である。イスラム教徒には、狂気を持った 独裁者が必要で、民主主義は似つかわしくない。 * 「ニヒリズムに落ち込む世界」 〜� 佐伯啓思著 ( 5 ) 今では世界中、問題だらけ。一方、日本は、外国人から不思議がられる ほどのお祭り騒ぎも見られるが、少なくとも世界が置かれている状況を見ると、 仮装ごっこなどをやって嬉しがっている場合ではない。 新聞ジャーナリズムも政治家も、現在の世界で生じている相当に深刻で、 ある意味では破滅的な事態に、眼が飛び出さんばかりの好奇心と実証的厳密さ を持って対応してしかるべき。我々の能天気な日常風景とは別に、日本を 取り巻く状況は実に深刻化しつつあり、我々の日常を組み立てている目に 見えない骨組みがグラグラ揺らぎだしているように思える。 (6) 100年前に第一次大戦勃発。3、4ヶ月で終わるかとの期待を裏切り、 4年半続いた。終戦後に世界が一変。欧州が疲弊し、アメリカとソ連が台頭。 歴史を積み重ねてきた欧州に代わり、歴史を破壊する実験国家のアメリカと ソ連が、世界を動かし始めた。文明史家シュペングラーの「西洋世界の没落」 (1918年)によれば、『欧州は、優れてダイナミックな想像力をもった「文化」 によって科学を生み出し、産業を生み出し、経済を発展させ、優れた経済制度 を生み出した。しかし、それが成功し、普遍化すると共に、世界に伝播する <文明> となり、欧州から離れていった。 この近代文明は、それを生み 出したヨーロッパ文化から切り離されて、形式化し、極めて技術的なもの となり、味気もなく、内容の浅いものとなった。』 ▼ まだ東北大震災ショックから立ち直れない日本。この二人の斬首の画像は、 寝ぼけ眼の日本に大きなショックを与えた。アメリカは、世界基軸通貨の ドルを、リーマンショック前後から、三倍に増加したが、殆どドル安には ならなかった。三割ではなく、三倍も増やしたの係わらずである。 そして、致命的大打撃を受けた金融機関に流し込んで、その窮地を救った。 しかし、欧州も日本も、その手立てを持たない。損害を被るのは弱者の構図。 ・・・・・・ 4716,「余命3カ月」のウソ ー1 2014年02月11日(火) ー「余命3カ月」のウソー近藤 誠 (著) ーアマゾン・内容紹介ー ☆「進行性胃がんで、余命3カ月です。今すぐ手術を」医者にこう言われたら、 あなたなら、どうしますか? 本書を読めば、余命宣告のカラクリと、 がん治療の真実がわかること間違いなし! 医者のすすめる「がん治療」で、 あなたの余命が削られないように、話題沸騰の近藤誠医師が余命宣告の ウソにメスを入れた1冊です。 ☆ 歩いて通院できるほど体力のある人間が、ある日突然「余命3カ月」 と診断され、手術や抗がん剤治療の挙句、本当にあっけなく死んでしまう ―このような悲劇を身の周りでも見聞きされていないだろうか。 実は、余命宣告の多くはいいかげんである。治療が命綱の医者にとって、 余命は短く言うほど「うまみ」が増すのだ。余命を告知される病気は、 圧倒的に「がん」が多い。がんの本質に迫り、余命宣告のウソを 暴くことで、患者本位の治療を提言する。 ーアマゾンのカスタマー・レビューよりー ・ガンには「本物のがん」と「がんもどき」の二種類あり、本物のがんの殆どは 治療では治らならない(見つかるころには転移してる)。治るのは「がんもどき」 の方だが、それはほっておいても問題のなかったもの。つまり、がん治療はいずれ の場合にも無意味なものであり、むしろ副作用や感染症や合併症などのリスクが あるぶん有害であるというのがこの本の根幹に流れる主張です。無駄にあがいて 苦しむより残りの人生をいかに楽しむかというのは価値観の一つとしてありだと 思います。私は共感しませんが。 ・例えば、固形がんにたいして抗がん剤が延命に役立つと証明する臨床データ はないなど、全体的に引用や紹介されている情報は偏っていて、都合のいいもの だけを持ってきている印象はぬぐえません。がん治療なんてまだまだ未知の分野 で様々な主張があると思いますが、それについては全く触れられてない。 でも結局何が正しいかなんて私のような素人には分からない。私はこの本読む まで何もしないという選択肢があることを考えもしませんでした。自分や身内が ガン宣告され、今後の選択肢を模索してる人にとってこの本は選択肢を一つ 広げるヒントになる。この通りにするかどうかはおいて置いて。 ▼ この数年来『どうせ死ぬなら「がん」がいい』(中村仁一・近藤誠対談) 『大往生したけりゃ医療とかかわるな』(中村仁一) 『末期がん、その不安と怖れがなくなる日』(樋野興夫)など、怖しい本を 敢て、取り上げてきた。それに加え、この本である。書店では見かけていたが、 図書館にいつの間にか並んでいたので借りてきたが、これも、早速買った。 その時になった時に、慌てないための予習である。これらの本などに影響され、 4年前から、20年続けてきた年一回の,一日人間ドックを中止にした。 上記のとおり「どのみち助かるのは助かる!助からないのは助からない!」 と、判断した。 が、もう一つは平均看護期間が男9年と知ったこともある。 男は平均70歳で介護が必要になり、79歳で亡くなる。 介護で9年間を 薬つけで生きるより、余命数ヶ月で死ぬのも悪くない。平均からみて、元気で いられるのは、あと2年?だが、実感が無いのは何故? 老人性鬱症状が日々 強くなり、他人の粗探しで人相まで年々歪んでいくのが老人。 気持ちは、50歳前半! 実際のところ、そのギャップが大きい! ・・・・・・ 4349, 雑談ネタ、酒の肴ネタ ー15 2013年02月11日(月) * 床の間は、本来、仏の座る場所だった 日本家屋の様式を取り入れている家には大抵、床の間が存在する。 そこには掛け軸、生け花、木彫りの熊などが飾ってあるものだ。床の間は室町 時代の書院造りに由来する。書院造りとは禅の思想にもとついて設計された 建築様式であり、書院とは幽玄を悟るための部屋とされる。床の間は書院の 中にあって仏を祀る場所、つまり仏が座る場所であった。そのため床の間は 部屋の中でもっとも上等な場所とされる。人間が座る場所よりも一段高く設置 されたり、板張りの床が普通であった時代でも床の間だけは畳を敷いたりした。 宴会の席などでいう上座は床の間の前に設けられるが、これは仏に近い場所が 上座にあたるという昔の慣習の名残である。もともとは仏を祀る場所であった 床の間だが、時代とともに形式が省略されていく。仏像は仏画となり、また すぐれた僧侶の筆跡や経の一部となった。そしてしだいに美術品が飾られる 場所となったのである。このように床の間は聖なる場所であるから、けっして テレビを置いたり、物置にしてはならない。仏壇の横には床の間があるのは、 そこに仏様が座るためと、今になって気づいた次第。 * どこまでが宇宙か どこからが宇宙か、その前に何時から宇宙が始まったか?という問題が、 これまで世界中の昔より科学者を悩ませてきた。 天体観測の進歩で、星が 遠くに離れていくのが解り、それでは、逆に時間を遡って、その始まりを計算 した結果、137億年前にラグビーボウル大の素粒子が爆発したビッグバン説が、 現在知られているところ。しかし、観測結果から、宇宙全体のエネルギーの 内訳は星や銀河、それを形作るすべての元素のエネルギーは、宇宙全体の 4・4%しかないことがわかった。それでは何か? 実は23%の暗黒物質と、 約73%の暗黒物質を占めていたことである。膨張している先の宇宙の物質が 希薄化している筈だが、それが同じということは、他の宇宙から、 そのエネルギーが、流れ込んでいるのではという仮説が出てきた。この宇宙の 他に、10の50乗分の宇宙があるかもしれないという。 ところで、一般 でいう宇宙は、どこから設定するというのか。1967年の『宇宙条約』でも 明確にされてない。地球の空気が無くなる辺りとか、宇宙船が燃え尽きない 90〜110キロ辺りとか、議論がされている。アメリカは、その辺に対して 消極的になる。上空の領有権の問題が絡んで宇宙船を自由に飛ばせないからだ。 ・・・・・・ 3974, 超円高というが 2012年02月11日(土) 現在の円高を考える相対的基準に、「ビッグマック価格」がある。 アメリカで4ドル、日本が320円で、一ドル80円で日米が同じ値段になる。 現在のドルは77円だから、ほぼ同じ値段になる。ちなみに中国は半額、スイス は二倍。2000年には円が107〜108円だった。11年間でデフレの 日本は物価値上がりはゼロだったのに対し、アメリカの消費者物価指数が 30パーセント上がっているので、円高で相殺され調整されたことになる。 日本はバブル崩壊から現在に至るまで、物価の上昇率がほぼゼロなので、 日本の円高は当然のこと。20年前の円は125円で4割ほど上がっている。 円高は、さらにデフレ要因になる。海外から3〜4割も安い商品が輸入 されれば、その分、国内の企業は値下げ圧力が加わり弱体化していく。 特に体力のない地方の中小企業は、この20年間で消耗、弱体してしまった。 その結果として国の信任を失い、株式や、近い将来の国債の暴落要因になる。 日本の国債発行が何と一千兆円になろうとしており、国内の1400兆に のぼる預金のうち、300兆円の個人債務を除く1100兆に近づいており、 あと数年で、毎年40兆円の国債の発行も限界。その時が国債の暴落である。 国債の暴落は、即金利の上昇になり、4%も上がれば40兆円という実質国家 予算と同額になる。そうこう考えると、ドルの信用の失墜で円高は、この数年 は続いた後、円安という地獄が待つ。それはハイパーインフレという形で、 国民の預金の価値を下げ、中産階級の大部分が貧困層になることを意味する。 更に当分の間、大地震リスクが伴うので、国内企業も外資も、海外への逃避が、 本格化する。 恐ろしい限りだが、ここに至っても、アメリカに充てがわれた 憲法を大事に温存し、自死に向かう道を修正できない。いずれにしても、 10年は茨の道になる。超円高と思い込んでいるが、実は円高でない。 円高は50円あたりで、一度、いって、150円か200円まで円安になる。 そのプロセスで、日本は貧乏国になる。アメリカは、紙切れの価値が下がった だけで、傷つくのは威信である。 ・・・・・・・ 3609, 閑話小題 2011年02月11日(金) * 多数人数の末っ子は・・ 新幹線の帰路の車内で、少し離れた席からビールを飲んで話している グループの一人の言葉にハッとした。「自分は大人数の兄弟の末っ子のため何時 も許されてきた。だから、この歳になっても、失敗しても、争いごとが起きても、 許されるのが前提と何処かで思っている。自分には末っ子の甘さが付きまとって いる」という。これは何か自分が常日頃思い続けてきたことを、誰かが代弁して いるようだった。三つ子の魂は現在でも付きまとっている。だから女性は親分肌 の長女で、包み込んでくれるような人に惹かれる。ちなみに家内は長女で生意気 だが、最後は赦してくれる? 常日頃、赦していただいて有難うございます。 エッ、赦してない!我慢しているだけですか。よく見ると、長女と多人数の下の 方の次男、三男の組み合わせが多いのは自然のなせる業。逆に長男は次女、 三女がよい?その辺を間違うと離婚が待っている。 * 日本の政府は巨大か、それとも普通か? 以前より日本の政府は巨大か、それとも普通か?の議論がある。 ここで民主党が政権をとったはいいが、何の間違いで極左が政権の真ん中にきた。 学生のころの都知事だった美濃部の国政版が現在進行中。3月か6月に自滅する しかないが、これを立て直すに時間がかかるだろう。そこで、果たして日本は 世界の中で、政府として普通サイズか、巨大なのだろうか? 二重構造で、実は 世界で一番の水脹れの国家になっている。そのため国家財政破綻直前のところに 社会主義者が政権の中枢になってしまったから、何をかいわんである。 一般会計では決して大きくないが、特別会計という母屋の隣の離れが、母屋の5倍 以上はゆうにある。官僚と保守政権が数十年かけて国民の目に母屋しか見えない ようにして、離れで使い放題。 早くいうと構造詐欺。この財政破綻状態に陥って も何も変られない事態。 ここを捻って浮かした分を福祉にまわすと極左政権が公約 したが、離れの住人と官僚は、それを軽く明け渡すほど柔ではない。その結果、 財政赤字が更に悪化、最後のダメ押しをしてくれた。その結果、それが大きな圧力 として我われに襲い掛かってくる。IMFの元で再生を図らないと駄目なのか?
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