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2003年10月24日(金)
ドラッカーの過去の書物の中から「強み」について、抜粋していた本の項目から 書き写してみた。 この中で印象的な言葉として、「無能を並みの水準にするには、一流を超一流に するよりも遙かに多くのエネルギーと努力を必要とする」である。 これは人に対しても、自分の中の能力に対してもいえることだ。 自分の不得手を直すより、得意分野に努力を集中すべきということだ。 不得手を直すのは、むしろ害になることもある。 そこに気持ちの集中がいってしまうからだ。 「得手に帆を揚げ」という言葉が日本にもある。 プラス思考にもつながってくる。
大組織のサラリーマンに嫁いだ姉たちを見ていると、マイナス思考になって しまっているのが分かる。 まずはマイナスをお互い指摘しあう世界であるからだ。 それがまず必要なこともわかるが、マイナスのカバーに神経を研ぎ減らしている。
ー抜粋ー
・自分の強みはわかりにくい ー誰もが、自分の強みをよくわかっていると思う。 しかし、たいていは間違っている。 わかっているのは、せいぜい弱みである。
・不得手なことの改善にあまり時間を使ってはならない。 ー自分の強みに集中すべきだ。 無能を並みの水準にするには、 一流を超一流にするよりも、はるかに多くのエネルギーと努力を必要とする。
・いまさら自分を変えられない ー今さら自分を変えようとしてはならない。 うまくいくわけがない。 自分の得意とする仕事のやり方を向上させることに、力を入れるべきである。
・人と組むかひとりで行うか ー仕事のやり方として、人と組んだほうがよいか、ひとりのほうよいかを 知らなくてはならない。 組んだほうがよいのであれば、どのように組んだ時によい仕事ができるかを 知らなくてはならない。
・大組織で働くか小組織で働くか ー知っておくべき大事なことがある。 緊張感や不安があったほうが仕事ができるか、 整備された環境のほうが仕事ができるか。 大きい組織で歯車として働いたほうが仕事ができるか、 小さい組織で大物として働いて方がよい仕事ができるか、 どちらでもよいという者は、あまりいない。
・自らの価値を成果に変える ー強みを生かす者は、仕事と自己実現を両立させる。 自らの知識が組織の機会となるように働く。 貢献に焦点を合わせることによって、自らの価値を 組織の成果に変える。
・最高のキャリアをつかむ ー最高のキャリアは、計画して手にできるものではない。 自らの強み、仕事のやり方、価値観を知り、機会をつかむように用意 をしたものが手にする。 なぜなら、自らの得るべきところを知ることによって、たんなる働き者が、 卓越した仕事を行うようになるからである。
・得意なやり方で仕事をせよ ー仕事上の個性は、仕事につくはるか前に形成されている。 仕事のやり方は、強みと弱みと同じように与件である。 修正できても変更はできない。 ちょうど強みを発揮できる仕事で成果をあがるように、 人は得意なやり方で仕事の成果をあげる。
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559, ある逸話-外地のガイド - 2002年10月24日(木)
海外の現地の日本人ガイドにはあまりプライバシーを 詳しく聞くなといわれている。 日本で訳ありの経緯できている人が多いという。 イスラエルや南アフリカなど日本人の殆ど行かない所では、 寂しいのだろう、自分で全てを話してくれた。
南アフリカでの話は今でもハッキリと憶えている。 50歳ぐらいの女性であった。 日本の商社に勤めていて、英国人と恋愛結婚して 初めは英国本土に行ったが、平凡な生き方に嫌気をさした旦那の 意向で南アフリカに十数年前にきたという。
ケープタウンに日本人は二十人前後しかいないと言っていた。 日本人同士の付き合いは殆どないとか。 日本人の墓は女性名で一つしかなく、 その墓を見てきたが冷えつく思いだったという。
子供ができた時に子供の名前を日本名にするか、 英国名にするか大モメだったという。 女性の場合、自分が死んだときに生きてきた自分の証明が 残るのは日本名の子供の名前だけになる。 自分という存在が完全消滅してしまうような不安にかられるという。
外人と結婚して外地暮らしは若いうちは良いが、 歳をとった時に辛いと言われているが、自分はそれを知らなかった! と言っていた。聞いていても身に沁みる話であった。 人生いろいろあるものだ。
10年近く前、ニュージーランドに行った時も70歳近い女の老添乗員が 悲鳴をあげていっていた。 「40数年前に豊かさを求めてこの地に来たが、この地より 日本が遙かに豊かになってしまった。大誤算だった!」 現在は日本も事情が変わり、そうでもないだろうが??!
全ての事は±ゼロである。
・・・・・・・・・・・・・ [196] 本格的チェーン店の出現 2001/10/24
日本にもやっと国内資本系のチェーン店で本物が出始めてきた。 ユニクロ、家具のニトリ、しまむら、イタリヤ料理のサエゼリア、100円ショップ、 無印良品、全国居酒屋チェーンの一部、そしてーーーー
上記の店は今の日本において本格的なチェーンといっていい。 ホット商品を廉価で提供しているからである。
チェーン理論のコンサルタント渥美俊一が三十年以上前から、口酸っぱく言っていた。 「普段の生活を豊かに!日本の物価は高すぎる。それはチェーンの形態しかできない。」
業態というカタチしか、出来てなかったそれが最近になってやっと出来てきたようだ。 デフレとグローバル化の追い風に乗って。
皮革張りのイタリヤ家具で、皮はイタリア製で木工と製造が韓国製の応接セットがある。 韓国は昔から木工の家具の得意なところ、イタリヤから皮革を輸入して、、 木工と人件費の安さと合わせた韓国製イタリヤ家具が完成する。
実をいうと自宅の家具がそうなのだが、ブランド家具の150万相当の家具が、 30万で買えた。五分の一である、グローバルとはそういうことが可能となる。 100円ショップの原価は27円だそうだ。ほとんどが中国・東南アジア製だ。 100円ショップの凄いところは、300円〜1000円なら要らないが、 100円なら買おうというところに目をつけてところだ。
チェーン店はそれがより可能になる。サエゼリアでもワインなど船一隻丸ごと?運ぶことが 可能となる。イタリヤ料理の材料を直接運ぶことが可能だ。近くの地方スパーの原信の惣菜より 安く、もちろんずっと美味く提供が可能になる。客として不思議にさえ感じる。。 知らない客にとって見えないマジックそのものだ。
マクドナルドはそれを65円ハンバーグで、実現してみせた。 今の海外ツアーと国内ツアーみたいなものだ。 3倍〜5倍の価値の商品が同額だからだ。
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