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2003年10月22日(水)
「強みに焦点をあわせる」 経営学者のドラッカーの一番好きな言葉である。 企業にしても人間にしても当てはまることだ。 強者は強みを最大限いかすから強者になり、 弱者は弱みのうえに自己を置くから弱者になるのだ。
まずは自分の強みとは何かを探さなくてはならない。 過去の中でうまくいった事、埋もれている潜在的な何かを自分で探すしかない。 企業もしかりである。 その強みを活かしていくと、それが違いになってくるのだ。 それを個性というが。 強みを探すとき、「他との違いを探す」方法もある。 違いの中に強みがあることが多い。 弱点に見える中に、強みがある場合もおおい。
一例をあげると、柔道の棟田という重量級にしては、極端に背が低い選手がいる。 彼は外国の背の高い選手に強いのだ。 重心の位置が低い利点を活かして、相手を投げ飛ばす。
強みを活かし続けると、そこに独自性が生まれてくる。 強みに焦点を合わすと合わさないとでは、時間の中で大きな差が生まれてくる。 ついつい弱点の矯正に気が回って、いつの間にか重心がそこにいってしまう。 弱点を修正することより、強みを活かすことに全力をあげる事だ。 人を使う場合もそうだ。 ついつい弱点に眼がいってしまう。 意識的にその人の強みを探し出して使うことだ。
私を例にとるとーまた露出だが、 ・8人兄姉の末っ子 ・両親とも商家の出で商売大好き人間 ・私の幼児期は敗戦の真っ只中で、転業の創業期 ・末っ子の知恵 ・人を内側から多くみている ・負けず嫌い
これは強みでもあり、弱点にもなる。 少なくとも勤め人より、商売系が向いている。 それも時代の変化に対しての創業系ー転業を活かすのに向いている。
弱点は自制がきかないで突っ走ってしまう危険がある。 ・・・・・・・・・・・・・・
557, 基調色-着こなしのコツ −2 - 2002年10月22日(火)
ある洋服屋だった社長から聞いた話である
ー昔の大金持ちの旦那衆は、目立たない高級呉服を似た柄で何枚も 持っていて毎日着替えていた。 よほどの目が利く人でないと、その違いが判らない。 無頓着にいつも同じ服を着ていると思わせていたという。 チョットした柄の違いのもので、羽織や帯や足袋をかえていた。 そういう粋な着方が本当のお洒落だとかー
基調色を決めておくというのに合い通じる内容だ。
たったこれだけの話の中に多くの教訓が入っている。 シンプル、スタンダード、スペシャリテー、セグメント のチェーン理論のドライ主義が全て入っている。 一番主義と集中主義である。
目立たないーシンプル、スタンダードー似た柄で、 高価なースペシャリテー、何枚もーセグメントである。 何代も続く家柄という長い時間の中で、体得した知恵なのだろう。
日本も洋服を着るようになって、まだ日が浅い。 着こなしでは当然欧米人に比べ落ちるのは仕方がない。 しかし和服ではチャンと着合わせが出来ていた。
色というと7色が基本となる。 どうしても私などは単色と思いがちだ。 しかし赤一つとっても数千種類もあるという。 理屈からいえば無限のはずだが。 江戸時代はその色の違いを楽しんでいた。 そして自分の好きな赤を決めていたという。
本当にイロイロあるものだ。
・・・・・・・・・・・・・・ 至高体験-1 2001/10/22 もう10年前に読んだコリン・ウイルソンの‘至高体験’が面白かった。 フロイトは‘性’で、ユングは‘聖’で、アドラーは‘権力’の視点で精神分析を 深めていった。しかし彼ら心理学者は精神症・精神病の患者の医者の立場だ。
これに対して‘非常に健康的な人’の持っている性格的特性とかを調べた。 そしてその共通点を探したところ、普通の人に対して‘至高体験’が多いという事だった。 至高体験とはこれ以上ない感激の極み、絶頂の幸福感をいう。
インドを旅行した時、ツアーで一緒だった女性に「20年前にインドに来たとき、 ハシシー麻薬を吸ったことがある」と言ったので「どういう気分になるのか?」聞いた。 「とにかく楽しくって、笑いが止まらなくなった」とのこと。 しかし薬物は中毒になる。死ぬときの痛め止めの薬物の楽しみに取っておくとよい。
ある姉が嬉しそうな顔をして、「極致の喜びを味わったことがある?」 と数年前か私に聞いた。少し躁鬱の気がある人で、近くにいた義兄がハッとした顔をした。 「まさかオルガニズムの事でも言い出すのでは?」と私もその瞬間思った。
「それでは貴女はあるのか?」と聞いたら、「一度ある」という。 もちろん私がそういう系統ー精神分析とか、心理学が好きということは解らないようだった。 そちら(セックス系)の内容でなかったが、「私は三桁は軽くある」、と答えると 全く信じられない反応であった。「そんな事絶対あるわけはない」という。
「それでは長島が昨年(7〜8年前)セリーグで、10月6日?に大逆転優勝をした時に、 至高体験したのでは。長島は三桁は至高経験をしているのでは?」といった時やっと納得した。
私の場合では、海外旅行で数十回はある。 また事業で一仕事終えた時、緊張感の極めの合間の一瞬の弛緩の時、 あるいは会社の忘年会とかに絶対的幸福感になる。(それだけ盛り上がる) 上げれば限がない。
これはある程度の訓練も必要だ。 会社で昼休みに30分、アルファー波の発生器に‘聴く麻薬の音楽’ (アルファー系音楽)を繋げて、もう10年以上聞いている。(アルバム日記に写真あり) それを毎日している為か酒を飲んだ時など、直ぐブロックが外れそれに近い状態になる。
少しきわどい内容になるが、コリー・ウイルソンのその本に、「ロシアンルーレットが その状態になりやすい」と書いてあったことをおもいだした。ピストルに弾一発を入れ、弾そう を回すやつだ。そして引き金を引く。6分の1で死ぬやつだ。死の緊張感と助かるのを楽しむ。 そして相手と自分が死ぬまでやるやつだ。助かった時の幸福感は至高体験に近いらしい。
家内が不思議そうな顔をして、何人もの友人が「自分を不幸と信じているみたい?」という。 少しは勉強すれば?と思う。生きているそれだけで素晴らしいのに!
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