堀井On-Line



927, 「楽しく生きるには」−読書日記

2003年10月18日(土)

 学生時代の日記帳を見ていて気がついたことは、「人生楽しく」をそのまま実行
していたことだ。その点では今と変わりはない。
 よく読むと、議論をしているか、本を読んでいるか、遊んでいるか、
酒を飲んでいるかだ。これは遊びのセンスと個人主義に関係しているようにも思える。
遊びと勉強の重要性が、この日記の中から読み取ることが出来る。
遊んでいなくては精神のバランスを保つことが出来なかった。
今の楽しい気持ちとは違うようだ。
不安と期待と焦りが大きく背後にあった。

「楽しく生きるは」は誰にとっても、生きるうえで大きなキーワードだろう。
それでは、如何したらそれが出来るかを書いた本があるかというとほとんどない。
小さな既成概念に縛られて、その縄の存在すら気がつかずにストレスになる。
そして中年になって大きな挫折感を味わうのだ。
 
 楽しく生きるといっても、「絶望や諦めの中で孤独に向き合い、真の
自分の求めているものを見つけ出し、それを追求するプロセルを楽しむこと」
をいっているのだ。
ーインターネットで「楽しく生きる」と検索をしたら、何冊かあったうちの一冊が
詳細に書いてあった。
詳細に書いてあったから逆に取り上げたといってよい。
これまで何回も、これに近いことを書いてきた。
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・書名 / 「楽しく生きるのに努力はいらない 」
  副題 / 元気がわき出る50のヒント
  著者 / 池田清彦

・書名 / 「楽しく生きる」
 副題 / 私には「会いたいもう一人の自分」がいる
  著者 / 高橋和巳
があった。
 
 さっそく図書館でー「楽しく生きる」高橋和巳ーを借りてきた。
この内容は後で読書日記で書くつもりである。
「楽しく生きるのに努力はいらない 」 池田清彦はインターネットで、
詳細を惜しげもなく紹介をしていた。
 
 私には個人主義の勧めと受け取れたが。
自分を構造的にとらえて、前向きに生きろということか。
以下はそのコピーである。
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
書 名 / 楽しく生きるのに努力はいらない
  副 題 / 元気がわき出る50のヒント

  著 者 / 池田清彦
  出版社 / サンマーク出版
  定 価 / 1300円(税別) 
  会員価格 / 1235円(税別) 
  形 式 /
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著 者 プ ロ フ ィ ー ル
池田 清彦(いけだ きよひこ)
 一九四七年東京に生まれる。現在山梨大学教育人間科学部教授。
日本における構造主義生物学の理論家のひとりである。
『正しく生きるとはどういうことか』(新潮社)、
『分類という思想』(新潮選書)、『構造主義生物学とは何か』(海鳴社)、
『科学は錯覚である』(洋泉社)、
『さよならダーウィニズム』(講談社)、
『虫の思想誌』『構造主義科学論の冒険』(講談社学術文庫)、
『科学とオカルト』(PHP新書)ほか著書多数。

ー解         説 ー
 
 あなたの人生はあなたのもの。だから、あなたが決断し、あなたが納得すれば、
それが正しい生き方なのです。人には楽しくないことをしない自由があるのです。
「人には愛する権利はあるけれど、愛される権利はない」「道徳に従うも従わない
も、あなたの勝手」「アホな社会をあてにしないで生きる」など、一見毒のある発
言の中に、楽しく生きる50のヒントを小気味よく提示します。

ー目         次 ー
 はじめにまず、知ってほしいこと

第一部 気ままに、かつ「上品」に生きる

 1 道徳に従うも従わないも、あなたの勝手
  人は他人をバカにする権利、他人を愛する権利などをもっているが、他人にバ
 カにされない権利とか、他人に愛される権利とかはない。
 
 2 親切にされたからといって、感謝するいわれはない
  遅刻した人を待つのは自由だが、その相手に対して怒るのはお門違いだ。遅刻
した人も、相手が待っていると期待するのはいけない。
 
 3 臓器移植は下品である
  人の命は何より大事である、というセンチメントは医療資本に利用されるだけ。
  あなたが死でもかわりはいくらでもいるんだよ。
 
 4 あなたの命はあなたのものではない
あなたの命はあなたが働いてつくったわけでも、自分のお金で買ったわけでも
ない。だから、あなたが勝手に処分してはいけない。
 
 5 アホな社会をあてにしないで生きる
重要なのは、あなたが最もこころ楽しく生きることである。国家も法律も会社
も学校も、そのための道具にすぎず、道具は利用すべきもの。
 
 6 昔の考えに見切りをつける
  夫であれ、妻であれ、職であれ、見切る時には見切らなければならない。それ
があなたの将来を左右するといっていい。
 
 7 人は中途半端に生きて、それでよい新しいことを始めようと思ったら、
  思い立ったその時に始めたほうがよい。何も知らなくとも、何も準備して
  いなくともよいのだ。
 
 8 援助交際はいけないことか
  「援交でも売春でも、したいやつはすればいいじゃん。それはその子の勝手じ
ゃん」というのが、まっとうな女子中高生の正しい答えである。
 
 9 恋愛というゲームで、よいプレーヤーとなるには
  死ぬほど相手が好きだからといっても、そのことによっていかなる権利も発生
しない。ふられても相手をうらむ筋合いはまったくない。
 
 10 セックスは運動である
  あらゆるゲームやスポーツと同じように、セックスにおいても大事なのは果敢
  な判断と見切りである。
 
 11 楽しく生きられるのが、一番重要な才能である
  才能がなさそうなのに、楽しそうに生きている人がいる。世界の見方をちょっ
と変えれば、あなたも人生を楽しめるだろう。
 
 12 美人になれば本当に楽しいのか
  美人も不美人も人生を通して見れば、幸福の程度はさして変わらないかもしれ
ない。そう考えるのが楽しく生きるコツである。
 
 13 天才でなかったことを喜ぼう
  天才には凡人に想像のつかない悩みがあるのかもしれない。その間、あなたは
ノホホンとして人生を楽しむことができるのだから。
 
 14 結婚のメリット、デメリット
  結婚は法的な制度であり、場合によっては足枷(あしかせ)になり、場合によ
っては保護になる。あなたがどちらをより多く望むかで結婚を決めよう。

 15 切なくも苦しい、しかし楽しい不倫の醍醐味
  不倫するのはアホだ、不道徳だ、淫乱(いんらん)だと非難する人は、人間が
わかっていない。不倫は奥の深い文化なのであろう。
 
 16 非日常の楽しみはエクスタシー
  人は脳で快感を感じる生物であり、非日常の楽しみによって生み出されるエク
スタシーは一種の中毒症状を引き起こすのであろう。
 
 17 嫉妬するのは楽しく生きるための出発点
  人はかないそうな欲望にのみ嫉妬する。だから、嫉妬を努力に転化して頑張れ
ばかなうかも。ダメなら、見切りをつけてあきらめる。
 
 18 人生に目的など本当はない
  ボーッとしていることが楽しい人は、ボーッしていればよい。本人が楽しけれ
ばそれでよく、趣味に高尚もヘチマもあるもんか。

 19 検診を受けてオロオロするのは愚の骨頂である
  人間は生きている限り、必ず病気になる。ガン検診を受けるくらいなら、酒を
飲んで遊んでいたほうがよほどましであろう。
 
 20 人は死んではじめて一人前
  人生はいつか死ぬから楽しいのであって、永遠に死なないというのは石ころと
同じで、そもそも生きていることにすらならない。

 21 その日暮らしの快楽があるから、老人は楽しい
  息子の嫁に文句言われても、ヘラヘラ笑い、無一文になった時にピッタリ死ぬ
のが、正しい老人の生き方である。
 
 22 年寄りには、もはや未来がない
  ムチャクチャなことをして死んでしまっても別にどうということもないのであ
る。そう考えれば、年寄りも楽しいかもしれない。

 23 生きがいは、他人に依存しないほうが長続きする
  生きがいが仕事そのものでも、仕事の結果出世することでもいいが、ただひた
すら努力することが生きがいというのは感心しない。
 
 24 人生孤独なのはお互いさまである
人とのつき合いで‘ふり’をすることは大切だ。決して不まじめではない。
‘ふり’をしているうちにだんだん本気になっていく。
 
 25 裏切られるのも人生の楽しみの一つ
  裏切られることがあるのは、あらかじめ覚悟しておいたほうがよい。そうして
おけば、いざ裏切られた時のうろたえ方が違う。

第二部 1プラス1で、2以上になりたい

 26 配偶者は赤の他人である
  親や子はとりかえることができないが、配偶者はいざとなったらとりかえ可能。
  しかし、できればそうならないよう努力しよう。

 27 結婚とは、1プラス1を2以上にしようという契約
  片方だけが一以上を満喫しているなら、不満は口に出すこと。とり合わないな
ら、すみやかに三下り半をたたきつけよう。

 28 浮気そのものは本人の自由だが、契約違反ではある
  しかし、その夫婦が幸せなら、横から口を出すのはヤボの極みというより、犯
罪に近いおせっかいだ。浮気はリスクがあるから楽しいのだ。
 
 29 離婚した相手とつき合うのもステキである
  ともにシングルで自立している。自助努力、自己責任にふさわしい愛のカタチ
の一つではないか。家庭内離婚状態よりはずっといい。
 
 30 赤ちゃんの時はただひたすらかわいがる
  一般的に、人は他人に愛される権利はないけれど、赤ちゃんだけは親に徹底的
に愛される権利があるのだと思う。
 
 31 子供をおもちゃにしていると、必ずしっぺ返しがくる
  あなたの夢を子供に託すな。子供のためという大義名分をふりかざしても、子
供はこころの底であなたを冷ややかに見ているぞ。

 32 あなたの子供は社会の中のワン・オブ・ゼムである
  「赤ちゃんが乗ってます」というステッカーを車にはっているバカ親がいるが
、乗っていようがいまいが他人には何の関係もないんだよ。
 
 33 学校は勉強を教えるところ以上でも以下でもない
  勘違いしている人も多いが、お仕着せの道徳教育をするところではない。そん
な学校なら行かないほうがましというもの。

 34 自立しようとする子供に対し、親は口出しするな
  子供が不良とつき合っていようと、おかしな異性と結婚したがっていようと、
親がやきもきしてもどうにもならないのである。
 
 35 親が財産をどう使おうと、親の勝手である
  親の遺産などというのは元来あてにしてはいけないものだ。それはたなぼた所
得だ。親の心配するふりをして、遺産を心配するな。
 
 36 片親が再婚、あるいは同居を望んだら
  いい年をしていまさら結婚なんて、子供としてはずかしい、といったおためご
かしの意見を言うやつは、馬にけられて死んだほうがよい。

  37 老いた親を見るのは切ないけれど……
  実の親だろうと義理の親だろうと、頭にきたらケンカしていいし、口をきかな
くともいい。ただ、弱ってきたらそれなりの対処は必要だ。
 
 38 寝たきり老人やボケ老人の奴隷になるな
  あんまりわがままを言うようなら、時には死なない程度にけとばしたっていい
のである。生活を破綻させない範囲でめんどうを見よう。

 39 兄弟とは淡々とつき合えばよい
  つれ合いや子供の自慢とかは、あまり度がすぎないほうがいい。金の貸し借り
はご法度。親の問題についてはあいまいにしない。

 40 孫に遊んでほしければ、努力をしよう
  孫はジイサン、バアサンと遊ばなくても楽しいことはいっぱいある。血がつな
がっているからといって、孫がなつくことは絶対ないよ。
 
 41 孫が祖父母とつき合うのはボランティアである
  祖父母の昔話は我慢して聞こう。きげんをよくしておこづかいをくれるかも。
なかなか健全な援助交際ではないか。
 42 愛するということは、他人に迷惑をかけるということ
  お互い求めるものははっきりさせよう。相手に何も求めないといった無償の愛
は、ストーカーと同じ自分勝手な思い込みにすぎない。

 43 恋愛でやけどしないための二番目に賢い方法とは
  それは、きっぱりときれいに別れられること。一番目の方法は、最初から恋愛
などしないことですね。
 
 44 人はなぜストーカーになるのか
  かけがえのない私がここにいると錯覚し、相手がわかってくれないと、パニッ
クになる。国のおせっかい教育がこうした人種を増やす。
 
 45 セクハラする人、される人
  セクハラを強要するほうはもちろん卑怯(ひきょう)だが、受けるほうもアホ
である。あとから騒ぐのは騒ぐほうが卑怯である。

 46 みんなで楽しく遊ぶ必要なんて、どこにある?
  好きでもないやつと楽しくつき合おうという建て前が、いじめや‘しかと’
  を 生み出している。友人は数でなく質なんだよ。
 
 47 君子の交わりは淡きこと水のごとし
友人が常にあなたを助けてくれるわけではないし、あなたが常に友人を助けて
やれるとも限らない、ということは認識しておこう。
 
 48 陰口を言われたら、まず相手をほめる
  それでも相手がやめなければ、激しく怒る。怒るのも健康の秘訣だ。最悪なの
はじっと耐えてウジウジすること。これはやめよう。
 
 49 人生は短い。無能な上司とつき合うヒマはない
  仕事の本質以外のところで怒るのが、無能の上司たるゆえん。おだてて動かす
のもいいし、ケンカしてもいい。我慢だけはするな。
 
 50 無能な部下と有能な部下、どっちがほしい?
  無能な部下を使いこなすのが有能な上司。有能な部下を優秀であると認める度
量があるのも有能な上司。つらいけどね。

より詳細は「分類・引き出し」のコーナーの「読書日記」に書いてあります。
ー文字数制限でここまでです。
・・・・・・・・・・・・



553, 基調色 - 2002年10月18日(金)



私に着こなしの事を語る資格はない。
しかし、実質的合理的な着方なら話せる。

背広やブレザーは自分の基調色を決めておく。
背広は細かいストライブの濃紺である。
ブレザーは茶か紺で今は紺だけだ。

背広は7~8年前から、同じに見えるものにしている。
古くなってきたら上下を換えても第三者には解らない。
実際は換えてきたことはないが,昨年は同じ背広を2着買った。

カジュアルのジャンパーやセーターも黒か紺に決めている、
白やネズ色とも合わせられるからだ。

海外旅行ではあまりみっともない着合わせはできない。
ある程度はチャンとした服装でなくてはならない。
欧米人は白と黒を基調にして、あまり派手な色は着てない。

パーテーや外食の時は着飾っているが、昼のカジュアルは質素で
シンプルである。日本人の団体をみると、チンドン屋の集団だ。

自分の基調色の必要性に気づくのに30数年かかった。
基調色を決めておけば、靴下やネクタイや鞄も色を絞るれる。

若いうちは何でも似合うからよいが。
歳を重ねたら、みっともない格好だけは避けたい。
それが色の組み合わせで出てしまう。

最近気がついたが、ネクタイと靴下の色の組み合わせが
重要とのことだ。濃紺なら黒でよいと思っていたが、
ネクタイの色に合わせてもよい。

ネズの靴下を葬式やお歳暮などで貰って履いていたが、
ネクタイを知らないうちにネズの入ってものにしていた。
これは無意識であった。

おしゃれとは本来自分の欠点をカバーするのが目的という。
若い時は長所を引き出すと良い。

[182] 偽悪
                 2001・10・18

この言葉を聴いたとき、‘へーえこんな言葉もあるんだ!’と驚いた。
また言葉のもつ深さと魅力もその時感じた。しかしその時はそれ以上深く考えなかった。
そこでその意味を考えてみた。
この言葉から考えられる言葉は露悪、偽善、露善というところか。
善悪はそれぞれの価値のプラスマイナスの表現でしかない。

偽善もしかり、うけるイメージはその価値観のプラスを演じること、いや実際は
マイナスだがプラスに表面を見せておこうという時に使う。
偽悪はその対極にある場合に使う。

その価値観に捉われないために、むしろマイナスを演じる事をいう。
それを意識して演じて、その価値観がいかにつまらない事をジェスチャーして見せる為にする行為か。

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