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2003年07月29日(火)
「7つの習慣 ー最優先事項」−2
ベストセラーになった後の二冊めは大体が同じ内容をベースに書いてあってつまらないものが多い。 しかしこれはこの本のほうが「より最重要事項に絞り込んであって面白い」 めずらしい本だ。
私の事業が装置産業であった為に、目先の時間だけはたっぷりあった。 自然にABC 分析をして、Aをやるようにしてきたつもりであった。 この本を読んで果たしてそうであっただろうかと考えてしまった? Aで満足してしまい、さらにAのAの追求を忘れてしまったのではなかろうか。
この本は何をどうするかの方向性を問題にしている。 人生で本当にしたいことが何かを明示することを第一としている。 目先の緊急事態病が最重要事項をつぶしてしまうのだ。 最重要事項かつ緊急事態が重なっている事項が一番の難敵である。 「むしろ緊急ではない最重要事項の中にキーが隠されている」と看破している。冷静に考えれば、全くその通りである。 緊急事態は短期的視点でのこと、緊急でないことは、長期的なことであり、かつ方向性を見定める事項だからだ。
ー人生の目覚まし時計の一部を書き写してみるー
ある日突然、「本当に重要なこと」と「時間の使い方」のギャップを 思い知らされることがある。 それは人生の目覚まし時計というべきアクシデントによって知らされる。 例えば ・「恋人の死」。突然、恋人がいなくなり、「できたはずだが、しなかったこと」がはっきり見えてくる。成功のはしごに登ることに忙しく、 恋人との「豊かな人間関係」をしてこなかった。 ・「子供の麻薬禍」。自分の息子が麻薬に手を染めていたことにある日突然 気づかされるかもしれない。息子との豊かな人間関係をつくれたチャンスが、次々に頭に浮かんでくる。しかしそのときまでは、金儲けやコネクション作りなどに忙しくて実行してこなかったのだ。 ・あるいは「癌の宣告」。医者から残り数ヶ月の命だと宣告されるかもしれない。 ・あるいは「妻(夫)からの離婚請求」。離婚の危機に立たされるかもしれない。
このような突然の危機に立たされて、初めて、自分の「時間の使い方」と自分にとって「本当に重要なこと」との間のギャップがあることに気がつかされるのである。
このような危機的状況を知らせる「人生の目覚まし時計」におこされない限り、多くの人は人生の根源的な問題を考えるという機会に接する事はまずないだろう。 慢性的な深い原因を探らずに、深い痛みどめ応急処置としてバンドエイドや鎮静剤を探すのだ。・・・・・・・・・・
ー以上だが、テリー伊藤の『あと一週間で死ぬとしたら何をしますか』という本にいろいろな人が多くのことを書いていた。 しかし誰もがいつでも直ぐにできることばかりであった。 ある人が私のその質問に、「身辺のものを全て捨てる」と答えたのが一番気に入ったがこれなど人生の一番深い意味が含まれている。 当人は気がついていないようだったが。
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