堀井On-Line



293、男はつらいよ

2002年01月07日(月)


この映画はほとんど見ている。なぜ見るか?やはり「家庭の温かさ故郷の
暖かさ」を求めていた為だ。半分は映画館、他はTV である。

長岡に帰ってくるまで、どこにいても故郷代わりになってくれていた。
山田洋次監督のテーマは、仏教の仏の暖かさを、寅さんの中に
表現しているように思える。団子やの一家もしかりである。

「旅」と「帰る家」がテーマだ。頭の軽いフーテンが仏性である。
赤裸々の人間の中に崇高な仏性を表現している。

風のようにフラリと旅に出て、フラリと帰ってくる。
そして行く先々でまた帰ってきて事件を起こす。

何か自分の姿をみているようだ。可笑し(*^_^*) さの中に悲しさ、
そして悲しさの中に可笑しさが含まれているのがいい。

その作ごとに出来不出来の波がある。映画を見終わった後味がいい。
TVで何回も見ても飽きないのは、やはり好きの為だろう。

曽野綾子が「こんなひどい映画はない」と書いていた、キリスト教文化の
視点ではそうかもしれない。隠れテーマが解らないだろう。

年末年始にこの番組が集中的に放映されるが、一杯飲みながら、大口を
空けて笑っている自分が可笑しい。正月にぴったしの番組だ。もっとも
それ狙いに作ってあるのだから。

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