堀井On-Line



284、[大倒産時代]

2001年12月29日(土)

大倒産時代
今年四月に出版された、帝国バンクの情報部長の「大倒産」
を図書館から借りてきて読んでみて、その深刻さに改めて驚いた。

そのサブ表題が、今年から来年にかけて、過去最大の倒産ラッシュに
襲われるという。今年はこの表題ほどでなかった?から来年がそのしわ寄せ
が大きくなるのではと不安になってきた。100万社の倒産予備軍控えているという。

今年2万社が倒産しているが、その予備軍の二割から三割が、
この数年で倒産するとしたら、一年で5万社あたりになる。
考えただけで背筋が寒くなる。

データーから読むとそう考えざるを得ないという。まずは来年4月のペイオフの第一弾、そしてその翌年四月の第二段と控えている。

今もそれに近いが、倒産が日常茶飯事になりつつある。
身近にマイカルが、新潟鉄工が、新潟中央銀行が倒産したが、それが日常になり驚かない時代に入ってきた。

それが飛び火して身近の火事にならないという保障がない時代である。
誰もが未体験ゾーンに入ってしまった感が出てきた。
とくに今まで溜まっていた膿が来年一挙に出ようとしている。

この本によると、「放漫経営による倒産」は死語に成ってしまったという。
「不況倒産」がほとんどという。この波は新構造不況業種を洗い、名門・
老舗企業を飲みこんでいく。発火点は地方都市より始まり、大都会へと荒れ狂うという。

その典型が長岡市であり、新潟市に思えて仕方がない。
公共工事が多く占めている新潟県は直撃そのものである。

その中で経営者はケチ、ガンコ、ムクチが必要要素とか。
それにしてもそこまできたか!というのが実感である。

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