堀井On-Line



[196] 本格的チェーン店の出現

2001年10月24日(水)


日本にもやっと国内資本系のチェーン店で本物が出始めてきた。

ユニクロ、家具のニトリ、しまむら、イタリヤ料理のサエゼリア、100円ショップ、
無印良品、全国居酒屋チェーンの一部、そしてーーーー

上記の店は今の日本において本格的なチェーンといっていい。
ホット商品を廉価で提供しているからである。

チェーン理論のコンサルタント渥美俊一が三十年以上前から、口酸っぱく言っていた。
「普段の生活を豊かに!日本の物価は高すぎる。それはチェーンの形態しかできない。」

業態というカタチしか、出来てなかったそれが最近になってやっと出来てきたようだ。
デフレとグローバル化の追い風に乗って。

皮革張りのイタリヤ家具で、皮はイタリア製で木工と製造が韓国製の応接セットがある。
韓国は昔から木工の家具の得意なところ、イタリヤから皮革を輸入して、、
木工と人件費の安さと合わせた韓国製イタリヤ家具が完成する。

実をいうと自宅の家具がそうなのだが、ブランド家具の150万相当の家具が、
30万で買えた。五分の一である、グローバルとはそういうことが可能となる。
100円ショップの原価は27円だそうだ。ほとんどが中国・東南アジア製だ。
100円ショップの凄いところは、300円〜1000円なら要らないが、
100円なら買おうというところに目をつけてところだ。

チェーン店はそれがより可能になる。サエゼリアでもワインなど船一隻丸ごと?運ぶことが
可能となる。イタリヤ料理の材料を直接運ぶことが可能だ。近くの地方スパーの原信の惣菜より
安く、もちろんずっと美味く提供が可能になる。客として不思議にさえ感じる。。
知らない客にとって見えないマジックそのものだ。

マクドナルドはそれを65円ハンバーグで、実現してみせた。
今の海外ツアーと国内ツアーみたいなものだ。
3倍〜5倍の価値の商品が同額だからだ。

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