堀井On-Line



[94] 倒影について−1

2001年08月01日(水)


投影といえば対象の中に自身の姿を見るとか,自身を相手に映し出すときに
つかわれる。
これに対し私が創ったか実際あった言葉か忘れてしまったが、‘倒影’という心理がある。  これが人間にとって曲者!
ずるい批評家とかコンサルタントや新興宗教の教祖が多用する。
他人の悪口はこの心理より発せられる。

‘心の中の影’を自身の中より、対象の中に見てけだし否定する。
ずる賢いやつはそういう対象に近づき、否定すべきことを探しある時期がきたら手の裏を返す。
誰もが持っている哀れな姿である。新興宗教の教祖がそれをやる。
ダライラマとかに500万とか1000万の金を献金。
会見したようにして会い、あたかも同格のように写真をとる。
そのうちいつのまに教徒にそれ以上と洗脳をする道具に使う。
オウム教とかこの前詐欺でつかっまった足もみの教団はその典型だ。

女子短大レベルの若い女が表面的知識を得た時、まずおぼえるのがこの否定である。
それであとは何にも見えなくなってしまう。それで同格かそれ以上と錯覚してしまう。
何事も三分一は影がある。その影探しだけに精を出す。

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