股・戯れ言
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日記在庫整理 その1

日記在庫整理 その1

思うところあって、某所に書いていた日記の一部をこっちに貼りなおします。何個かまとめて貼り直すでよ。

■うたは  2008年05月23日20:44
歌ってる人間だけのものでもなく、聞いてもらいたい人間のためにあるのでもない。聞いてくれる人間のためにあるのでもない。
うたの聞こえるところにいる人間のためにもあるし、聞こえないところにいる人間のためにもある。


聞いてもらいたい人間のために、うたは歌われる。
聞いてくれる人間のために、うたは歌われる。
歌いたいという気持ちがあるから、うたは歌われる。
聞こえることを許容してくれる人間のために、うたは歌われる。
聞いたことのない人間のために、うたは歌われる。
皆が幸せになるために、うたは歌われる。


歌いたくない時もあるだろう。
今は歌いたくなければ、歌わなければいい。
歌いたくなったら、また歌えばいい。
聞きたくない時もあるだろう。
今は聞きたくなければ、聞かなければいい。
聞きたくなったら、その時聞けばいい。
それらすべての人間が幸せになるために、うたはある。
うたはなくならない。
うたはただ、そこにあるだけ

■ストップ!自傷行為くん  2008年05月26日16:37
っつてもまーリストカットも自分で首絞めなんかもしてないんですけど。
あ、フィンガーカットは2回くらいしたな。事故だけど。


リストカットみたいなもんだけが自傷行為なのではなく、
生ぬるく生きていくことが自傷行為なのだと思った。
自分の思うことを無理矢理こさえてみたり、
自分の意にそぐわぬことをがんばったり、
「こんなはずじゃないのに」と思いながら生きていくことも自傷行為だ。
自分を傷つけながら、何かを得ようとする(人間だけでなく、物や生活や快感なども含む)のはすべて自傷行為だ。


そんなことしないでも
人間だからいっぱい傷つく。
いっぱい痛いと感じる。
痛みを痛みとして感じていくことが、大事なのだな。
痛みを「痛くない」「しょうがない」「これがないと生きていけない」「でもスッとする/気持ちいい」などと置き換えてしまうのが
自傷行為なのかな。


というわけでわたくし最大の自傷行為を、もう辞めようかと思いまして
本日はこんなことが痛かったのですという話をしてきました。
ありのままに思うことを伝えたら、わかってもらえましたよ。
わかってもらえなくても、辞めるんだけどさ。
まーすぐには辞められないのだけど、
腹は決まったのでもう大丈夫。
もう自分を傷つけないで済む。
これからいっぱいいっぱい傷つくだろうけどね〜

■地名しりとり  2008年05月31日12:04

今を遡ること5、6年前まで、とあるご縁で、わしは名古屋によう通ってました。
その頃のことは覚えていることもあるし、忘れてしまったこともたくさんある。

いろいろあったが、あまりよくない思い出が最後にドカンとあったので、長いこと名古屋は自分にとって嫌な街であった。できれば二度と行きたくない街であった。


が、どういうわけか仕事の都合で年に一、二回は必ず名古屋に来ている。
仕事だからしょうがないと言えども、どこかで縁のあった土地なんだろう。
そうそう、名古屋行かなくなってから東京で知り合った友人が名古屋の出身だったりしたしね。


そしてまた、仕事で名古屋に来ているわけですが、
わしにとってはこのタイミングで名古屋出張てのも、なんか縁があるんだろーなーと思えるわけです。


で、昨晩は前の日記にも書いた通り大好きなねえさんと呑んだ。ずっと知り合いだったが、初めて話すことがたくさんあった。今まで自分で拒否して、逃げ回ってたことについても言及した。
ねえさんが「ここまで話したことなかったねえ!今日は酒がまずくて嬉しいよ!」と言ってくれて、私も酒がまずくて嬉しかった。
感じることと思うことは、ずれてもいいんだな。いつも一緒でなくてもいいのか。


ホテル戻ってテレビ見てたら「地名しりとり伝説」がやっていて、えらくたまげた。
地名しりとりは、私が名古屋に通ってたころ、オンタイムで楽しみにしていた番組なのでした。街の人と「行ったことある地名」をしりとりし、岐阜・愛知・三重の地名がでるまで続く、というやつ。ワッキーが言われた土地まで行かなきゃいけない→その土地の人とまたしりとりして、言われた土地まで行く、というルールの番組で、
愛知、岐阜はすぐに出たのだけど、三重の地名だけがどうしても出ない。
三重の地名を求めて、北海道行ったり、鹿児島行ったり、福岡行ったり、松山行ったりする(飛行機移動はNG)のでした。


オンタイムで見ていた当時は、すげーな、大変そうだな、いろんなとこ飛ばされてんな、と思いつつ、いいなー旅と憧れてました。
あと、もし自分がしりとり当たっても、三重って長島スパーランドしか行ったことないなと思っておった。

その後、自分が地名しりとりのように全国に飛ぶようになるとは思ってもなかった。
いやー大変だった。
でもいいもんだったよ。旅できてよかったなーと今でも思える。今のほうがより思える。


そして、今の私は桑名にも四日市にも亀山にも行ったのだから、三重の地名言えるぞい。


過去に生きているわけではない。過去に戻ることなんてできんからな。
過去を自分の血肉にして、今を生きていくんだなー。今にとどまるのでもなく、明日を生きてくんだなー。そうやって今まで生きてきた。
これからも生きてゆくのだなー。


地名しりとりは、三重にたどり着くことが目的だけど、どうやって着くのかという過程に重点を置いた番組であった。
どこに行くことも無駄ではない番組だった。


こないだ友人が「みんな結果がどうなるかに注目するけど、過程も同じくらい大事だと思う」と言っていたが、ああ、そうなんだよな、と地名しりとり見ながら実感した。
テレビ番組に改めて教わるなんて!思ってもみなかった!


今日で5月は終わりですが、この一ヶ月はいろんなことがあった。いろんなことを考えた。いろんなことを振り返り、いろんなことを認め、赦し、なにより自分と和解することにした。
これからどんなことがあるかわからないが、もう大丈夫。胸張っていきますよ。

名古屋にはいろいろとお世話になりました。また来るかわからんけど、きっとずっと縁のある土地だ。
名古屋だけじゃない。今まで行ったすべての土地に、同じような気持ちだ。すべての土地で知り合った人々に。遠くにいる大事な友人に。



はて、東京帰ろうかな。
コメダでモーニングも食ったしね。


■北海道へ帰る戦友  2008年06月21日19:43

昨日は会社で仲良かった友達が北海道に帰るんで、その送別会に行ってきた。


会社の人だから友達じゃなくて同僚てのが正しいんだろうけど、わしにとっては友達なんだよなー。5年の付き合いで、同じ部署にいたこともあるけど、仕事全然関わらなかったし。
関わらなかったけどよう飲んだ。ようくっちゃべってた。
品川駅の構内にあるバーで帰りがてら「一杯だけ飲もうぜ!」と言って2〜4時間飲んだりしたなー。なつかしや。


この友達は、大変にいい加減で、大変に人生に悩んでいながら、大変に適当で、そういう具合が心地よい奴だ。(ちなみに大変なイケメンでもある)
わしも彼も、会社にいながら仕事そのものが好きではなく、かといってこの先どうしていいかわからずで、遠いぼんやりとした希望(わしは文章を書きたいということで、彼はいずれ北海道に帰りたいということだった)を話しあったり、ぐたぐたと音楽フェス行った話したり(好きな音楽全然ちがうからかえって気を使わず話せるのだった)、お互いのプライベート事情ダメ出ししあったりしておった。
仕事のストレスで彼は体を壊した(結構な重病)こともあった。
遅れてわしも体を壊したけどな。

彼は、ほんとにほんとに戦友だと思う。男女とかくだらなすぎるほどの。
結婚式行った時も本当に心から祝福したもんだ。(奥さんのオッパイ触って怒られたけど)

あと関係ないが、わしは北海道の人とも結構縁深いのだな。ザ・端っこ好き。
大学ん時のめちゃくちゃ仲良かった友達も北海道の出身だしね。北見のな。(今思えば、東京生まれ東京育ちのわしが初めて仲良くなった東京以外の人間だ)
その友達も30過ぎたら北海道に帰りたいと言っていた。北海道男子はそういうもんなのかな。


話は戻るけど、会社の友達と今年に入ってから会わない時期が続いた。
たまに会った時、彼は北海道に帰ることを真剣に悩んでおった。わしも本当に辞めるか辞めないかまだ悩んでたところだった。
わしが辞めると決意し、今度会った時に話そうと思っていたら、向こうからメールが来て6月末で北海道帰ることにしたわー、と書いてあった。

同じ時期に決断を下したのは、偶然ではないと思うのだよな。
やっぱり戦友だと思ったわい。

で、昨日の送別会は一次会はそんなに話さなかったんだけど、会う人会う人に友達が「シノも辞めるんだって」と言ってたのが印象的だった。主賓であることにたいする照れ隠しにわしのこと持ち出すなよ!と心底思う。


一次会終了後、帰ろうとしてたら友達直々にシノ、もっと飲もうぜ!誘ってきたので少人数で二次会。いやー俺らほんと長いこと頑張ってきたなー、と話す。まあどうでもいいことばかり話してたけど。
そんななかで
やりたいことがあって、でも不安があっても、失敗するのが怖くても、やろうと思った時にやっていいんだよな。失敗してもいい。戻ってきてもいい。何も間違っちゃいない。ただし、今やらないことを後悔するのは自分だけなんだよなー

と話して、友達がおまえいいこというなーワハハと笑ってたのがよかった。


つーわけで盛り上がって終電になってしまい、おまけに電車が信号トラブルで遅れてて散々な帰路だったが、まあ満足だ。



友よ、次の戦場でもお互い真剣に、そして適当に戦っていこうぜい。
ライジングは行かないけど北海道行くから、トリトン(千歳のほうにもあるらしい)連れてってくれ



長くなったんで次に続く

2009年04月20日(月)

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