| 山形無宿、転じて山形有友〜東北蹂躙ツアーその3 |
新年あけました。おめこ。 と、ベタな感じに10日以上遅れの、季節外れの海岸物語(鶴太郎はモノマネ封印!)、じゃなくてごあいさつでございます。 旧年中は日記をサッパリ書かなかったので、今年はちゃんと日記を書いていく年にしたいなと思う次第でございます。時間がないとか言ってる場合じゃなかろう�供�←あれ、なんで自然変換でこんな字が出てくるんだ。聖飢魔�教ぜ茲蠅�このPC。 その他、今年起こって欲しいことの箇条書きなど
・会社の移転先が土壇場でマイホームタウンじゃなくなりますように ・錦糸町にHMVかタワレコかユニオン(これが大本命)ができますように ・ジョシュ・バーネットに姫ダッコしてもらう ・マン馬券当てる ・みやらさんの子供の名前が「宮良TOUJIROH」になりますように
なんて戯れ言はともかくとして 日記も長いこと書いていると、毎年どこで正月を過ごしたのかが記されているわけですが福島→名古屋→東京についで今年は岩手でございました。そうなると来年は大阪あたりなんだろうか。 しかし年末も東北で年始も東北か。どんだけ東北が好きなんだ俺。 年始の東北記録を書きたいのも山々なのですが、まずは年末の東北蹂躙ツアーファイナルのお話をば。
12/20(続き) 仙山線内で財布を開くと、あら、ま、3000円しかないじゃねえかよ。 とりあえず駅についたらお金おろさなきゃイカンな・・・と思いつつ電車に揺られること1時間弱。なかなか到着しない。 なぜこの電車はよく止まるのだろうと、ふと気づく。駅に止まれば平気で5分や10分止まるのだ。ある箇所では各駅ごとに長い間止まりやがっていた。
そんなわけで17時過ぎに着くはずが、到着したのは17時半近くなのだった。 山形は雨〜。仙台は雨なんぞ降っていなかったのに。 さっさと金をおろして、傘までわざわざ買っていざ次の作業場へ!と思ったが、よく考えたら急遽「山形に行ってくれー」と言われただけなので 何処に行くかも 何をするかも 誰に会うかも わからないのであった。山形無宿。 言い知れぬ孤独感・・・ということにはならず、まあ、電話して聞くしかねーなーと思い駅前の喫茶店に入りSEとゴニョゴニョ。緊急事態だと言っていたにも関わらずSEも呑気に「なんか、山形の図書館の近くにあるみたいだわー」などといういい加減な場所説明しかしてくれない有様。どこだよ図書館て! 俺には地図もなんもないんだ!(P-inも故障中で使えないし) そのうちにお客さんのほうから電話がかかってきて丁寧な場所説明がなされる。 こりゃあ喫茶店でのんべんだらりとしている場合ではないな、と気づき慌ててタクシーに乗り込む。
そしていざ客先についてみると、外で震えながらお客さんが待っていらっしゃったのだった。 やべぇ、相当怒ってるんではないのか!と思い常に低姿勢で対応。その甲斐あってか、お客さんも別段怒ったりはしなかった。(こういうお客さんが怒っている場合は、俺のような女作業員が行くとだいたい「女の子が来るとは思わなかった」という理由で怒られないことが多い。そのへんを狙ってうちの上司も俺を行かせたのだろう) というわけで、移設も無事に済み、さあ、接続もチョロイものだろうと思ったその時。
つ な が ら な い よ
なんでだよ! なんもミスしてねえよ! 過去ログだっててめえで持ってたから大丈夫だと思ったのに!(その機器はかつて私が設定したものだった) お客さんも「ああ、すぐ終わっちゃうような作業だったんですねぇ」とか言ってたのに。SE、営業、俺、俺上司という皆があたふた。原因を調べるから待っておくれ、などという電話がかかってきたっきりしばらく放置されるハメに。 そんな放置プレーをされているうちに8時半が過ぎ、新幹線最終は見事に乗り過ごす。 「もしかしたら東京の飲み会にチラっと顔出しくらいはできるかもしれない」という希望もなくなる。 あーホテル取ってねえよ、どうしようか、と思っていたらお客さんが 「この時間からホテル取るのは厳しいんで、うち(お客さんの会社)の名前が効くホテルを取ってあげますよ」と言ってくださるではないか。 ああ、ありがたや。ご厚意に甘えてホテルを取っていただくことにする。 しかし、そのお客さんが抑えてくれたホテルは山形の高級ホテルなのだった。 俺の会社の出張費はやっすいものなんだが、地方に行くとホテルも安くなるのでホテル代が浮いたりもするのだ。 が、今回は9000円弱。 そんな高いホテル、東京で泣く泣く泊まるとき以外泊まった事ねえよ! しかし、お客さんの厚意を無碍にするわけにもいかず、「あ、そこだったら大丈夫です。お願いします」とか言っちゃってんの俺。多めにお金おろしとけばヨカッタとか後悔してんの俺。気が弱いのイクナイ。 あと缶コーヒーもいただいたんだが、飲めないのでそのままかばんにそっと忍ばせましたよ。珈琲飲めないのはいろいろと不便だ。
結局、上司と電話であーだこーだやっているうちに繋がらない原因がわかり、わかったはいいがうちの会社の範囲では直せない設定なのでその別の業者が来るのか来ないのかで再び待機。 お客さんが「今日はもう終わりにしましょう」と言って解放されたのが10時過ぎなのであった。 帰り際、営業からの電話にお客さんが「(再作業は)24日の午前中が都合がいいかな」と言っていたのを耳にし、いやな予感がする。
というわけでお客さんの呼んでくれたタクシーでホテルに向かったのだが、外見からでもああ、これが高級ホテルか、とわかるような高級っぷり。よく海外旅行パッケージツアーなどで準高級のところに収まっているようなホテルだ。作業着はおったまま入るのもどうかと思われたが、はおったまま入った。 で、いざ部屋についてみると、なんと!ツインルームじゃねえかよ! そら高いわけだよ。 でもツインなあたりが無理矢理部屋を作ってくれた感に溢れていた。さすがおえらいさんの会社は名前を名乗っただけでも待遇が違うんだな。 貧乏人らしく、最初は双方のベッドを交互にゴロゴロしたりしていたんだが、さすがに腹が減ってきたので外出することに。 しかし、そこは山形。 もうほとんどの店が閉まっているよ。 いや、いちおう繁華街の真ん中に位置してはいたのだ、このホテル。しかし繁華街自体にもう灯りのともっている店がないのである。 せっかくイイホテルに泊まるのにコンビニで飯買ってきて食うのもいやだしなーなどと思い、歩き回って探してみるも、食事のできるところは一向に見つからない。途中一軒だけ焼肉屋をみつけたのだが、かつてうちの会社の先輩が「ひとりで出張に行った際に飯を食うところがなくて、ひとりで焼肉屋に入った時のむなしさだけは生涯忘れられないね!」と言っていたのを思い出し、回避。
どうするだよどうするだよ、コンビニ飯しかもう選択肢はないのか・・・と思いかけていたところで「手打ちそば」というのぼりを発見し、藁にもすがる思いで入ることにする。 しかし、そこの横はキャバクラだ・・・うわーキャバ嬢とメシ食ってるオヤジばかりだったらいやだなぁ、「おめ、めんごいなぁ」(←想像の山形弁)などという会話を交わすキャバ嬢とオヤジのカップルわんさかの中に、ノーメイクに鉄郎ポンチョの女がひとりで蕎麦すするってのもなぁ、などと危惧するも、もう残りの選択肢はないのだ。背に腹はかえられぬ。腹を括って扉を開いたのだった。
想像とはまるっきり逆の光景だった。 客ゼロ。もう閉店間際だったのだろう。「まだやってますか?」と思わず聞いてしまった。店の主人は「まだやってるよーささ、どうぞどうぞ」と招き入れてくだすった。ありがたやありがたや。 そして「日本酒でも飲むか?」と聞かれて返答に詰まる。 日本酒は魔の水だ。少なくとも俺にとっては。 日本酒を飲んで何がなんだかわからなくなった経験多すぎなのです。 そして日本酒を飲んだ次の日の苦しみを考えると首を縦に振ることができず、焼酎でお茶を濁す。しかし店の主人は「東北に来たら日本酒を飲まなきゃダメだ」と果敢に日本酒を勧めてくるのである。そして自らもグイグイ飲むンである。 で、目の前には山形牛やら青菜漬けやらが次々と出てくるという有様。この主人も話術が巧みなんだこれが。ひとりでメシを食いにきたつもりが、気がつけばガハハガハハ笑うよな飲みに。そして乗せられて日本酒を飲んだのだった。 いやーうんめぇーのなんのその。 日本酒が旨いのはわかってるんだが、なんて芳醇なんだこの酒は。なんて口当たりがいいのだ。なんて悪い感じに残らないのだ。 聞けば「酔芙蓉」というお酒の搾りたてのものだという。東京では手に入らないので貴重なんだそうだ。あまりの旨さについ、一杯が二杯に、二杯が三杯になってしまう。話も盛り上がるモンで酒も食べ物も進む進む。 あれ?蕎麦屋に来たんじゃなかったのか? と、途中で気づき、「じゃあ、そろそろお蕎麦をもらおうかな」などと言うと 「茹でるのにまだちょっと時間かかるからこれでも飲んでろ」とさらに酒を注がれてしまうのだった。 そして最後に出てきた蕎麦。これがまた絶品以外に言い様がない。 部屋が暖房であったかかったので、冷たい蕎麦を出してもらったんだが冷たい蕎麦でも汁いっぱい。つなぎを少なめにしているようで、腰が強すぎないのも素晴らしかった。 ここの店の蕎麦にはれんげがついているのもよかったです。汁が飲みやすいのな。 そして気がつけば午前2時半。 4時間も居座っていたのだった。遅くまで相手してくれてありがとうよ。 「気をつけて帰れー」と送り出されてすぐに段差に気づかず転んだが、そんなことは気にならないほど楽しい夜なのだった。会計もとんでもない金額になっているのだろうと思ったら、ビックリするほどお安い値段なのだった。もう、ホントにいい店に知り合ったもんだ。店の主人とはすっかり仲良くなっちまったよ。地方での出会いは貴重ですよいやまったく。 「90%の確率でありえないんだけど、あさってくらいにまた山形来るかもしんね」と言って帰ったんだが、この時点ではまさかそれが事実になるとは知る由もない。
12/21 朝起きたら絶対二日酔いなのだなーと思っていたが、驚くほど快調な朝。 いい日本酒といい蕎麦を食べたら二日酔いしない!と店の主人は言い切っていたが、ホントにその通りなのだな。 というわけで朝食もしっかり食べる。高級ホテルなだけあって朝飯が高いよ。しかし、ホテルの最上階から山形の街を見下ろすという優雅な朝食なのだった。セレブ気取り。山形の朝は雪がちらつき、なかなか乙なものであった。 そしてのんべんだらりと帰京。 帰りの新幹線内で上司からの電話が。 「オマエ、今日作業ないはずなのに昼に新幹線乗ったのかよ!」 あいすいません。だらだらしてもうたよ。 「まあ、いいや。とりあえず、再作業、24日に決まったから。また山形行ってくれい」 ・・・・・・・! ・・・・・・・! ・・・・・・・!
山形追加公演編に続く
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2005年01月11日(火)
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