股・戯れ言
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台湾ス・イン・ア・ライフタイム 後編〜 食い尽くしてしゃべくってそして苦茶にやられて

毎年書いているが、9月は旅立ちの月なのです。
おととしは関西周遊、去年は東北横断、そして今年は台湾だ。おかしいな、九州に行くはずだったんだが・・・まあ南方に行ったことには変わりはない。
そして台湾に行ったばかりだっつうのに、10月には京都なのです。
俺ってば贅沢三昧。(でもよく考えたら出張とかでいろんなとこ行ってるんだった)
仮予定なんですが、まあ、9割方行くつもりであるのです。だってだって、ルナが奇跡の来日をするのですもの。そりゃ行くよ!もう三連休の休日出勤はNGにしちゃったし。

というわけで台湾日記後編

9/24(三日目←生理っぽい)
この日は故宮博物館に行く組と行かない組に別れて行動。
って行かない組は私とりえ坊だけなのだが。2人だからもちろん起床も遅い。ホテル出るまでTVチャンピオンを見腐り、ホテルの近所で刀削麺2杯とチャーハンとピータンを2人で平らげる。言っておくがこれ、朝食だから。
そしてそのままトマト専門店に入り新鮮蕃茄汁。こっちのトマトジュースはひたすら甘いっす。しょっぱいのが好きなのよー俺たちは。でもうまかったです。
ホテルから地下鉄の駅までの距離は歩いて5分もしないのに、地下鉄に乗ったのはホテルを出てから1時間半くらい後のことなのだった。ダラダラするってなんて素敵なことなんだろう。
そして地下鉄に乗って新北投(ペイトウ)へ。途中から地下鉄が地上に出たので、外の光景を見ていたら高速で回る観覧車を見つけ、「あれに乗りてぇ」と大ハッスル。
北投は駅に降り立ったとたんに硫黄の香りがする街でした。りえちゃん曰く「別府に似てる!」とのこと。建物の雰囲気なども含めて。
そこから歩いて温泉の源泉に向かう。
途中、温泉博物館なるものがあったので、「俺たちも故宮に負けないよう、博物館に入ろうぜ!」と意気込みご入館。まあ規模の時点で負けてるんだけど。入場料もタダだった。もともと台湾の温泉を開発したのは日本人(しかも関西商人)だったそうで、見事なまでに日本式。素晴らしい。
その後「防空壕迷宮」というアトラクションがあるというので、「迷宮、すなわちラビリンス、すなわちデビッド・バウイ(高野拳磁風発音)」と期待しながら入っていったのだが、ただの草ボウボウのけものみちであった。防空壕がどこにあるのかもわかりやしねぇ。でかいカタツムリを見かけたのと虫に食われた程度で終了。
そしてようやく源泉へ。足湯に浸かれるとガイドブックには書いてあったのに見事に立ち入り禁止であった。
しかし、あんだけポコポコ沸き上がっているお湯に足など入れたら大変なことになっていただろう。常に湯気で空気が白いし。
そして龍乃湯温泉という銭湯へ。
ここがまた、ホントにただの風呂。頭も身体も洗ってはいけないのだ。(勝手に頭を洗ってるババアはいたが)そしてこの湯がすこぶる熱い。熱湯コマーシャルかと思いましたよ。私の足は靴擦れだのカミソリ負けだので傷だらけなもんで、お湯がいちいち傷口に染みる。ヒリヒリチクチクするどころじゃないってえの。
と思っていたら、横でりえ坊も「イタイ、イタイ」を連発。何事かと思ったらノーヘアーのトライアングル痴態、否、地帯一体が染みて染みてしょうがなかったらしい。無毛もつらいよ、いろいろと。
ちなみにここの銭湯でものすごい美乳兼巨乳の台湾娘を見ました。ああ、こういうのこそ乳ウォッチャに書くべきなのだが。

その後、公園でビールを飲み、遊園地に行こうとしたがすでに閉園後だったのでそのまま士林夜市へ。
物欲再び。スカートだのなんだの買いまくり。まんだらけのような店がおもしろかった。そして道ばたで買った小龍包を焼いた肉まんのようなものが美味すぎた。台湾で食べたものの中でナンバーワンでした。
ここで故宮組と合流したのだが、そちらはこの日一日食べ物がはずれっぱなしだったそうな。気の毒に。私らは全部当たりだったけどな!
合流してさっそく足裏マッサージへ。私も初体験してみたんだが、私の担当の人が日本語ペラペラだったため、どこが痛いとなると「睡眠がアサイネ、よく夢をみますか?」などと言ってくれるのだった。ありがたや。まあ、いちいち「イデーー!!!!」「痛いイタイイタイイタイイタイ」とギャースギャース騒いだりして笑われっぱなしだったが。
ちなみに私の身体の悪いところは頭、喉、歯、尾てい骨でした。頭ってのは狙って書いた訳じゃないから。睡眠が浅いって意味だから。喉は幼少の頃からエヘン虫が住み着いているんではないかと思われるほど咳払いをするので相当悪いのだろう。あと歯な。虫歯ぶり返してきてるから。あ、肩も悪いって言ってたなそういや。
肩こりなのか、それともガードレールに衝突して脱臼したからなのか。あ、尾てい骨ってのも階段から落ちてはり治療とかやった時の名残なのか。
そして夜市で再び食いまくり。小龍包焼きをもう一回買ってしまった。

夜は大貧民大会。
ふぁる姐の提示するルールが訳わからんもので覚えるのに苦労した。
パスをした人間が今まで溜まったカードを全部受け取らなきゃいけないという理不尽なルール。ゲームが一生終わらないのかと心配になったほど。
ま、私は一番強かったですがね。誰か大貧民対決しよう。(調子乗りすぎ)

9/25(四日目)
この日も無論寝坊。
いや、純粋に言うと寝坊じゃないンだ。いちおう8時半くらいには起きるんだがパパイヤ牛乳を飲んだ後二度寝してしまうんだ俺たちは。
この日はさすがに掃除のおばはんに急かされましたが。
海外旅行の楽しみとしてデューティーフリーに行くのは、俺が腐ってもOLだからなのです。化粧品買いまくり。しかしアイライナーとリップグロスが欲しい色と違う色を渡されるという具合。アイライナーは色が違うことに気づいたのですぐ替えてもらえたが、リップグロスの色が違うことに気づいたのは帰国後だよオイ。
そして昼食は、これまたりえちゃんと2人だったので食いまくり。チャーハンとラーメンとワンタンと餃子となぜかキムチ(全部量多すぎ)。2人で460元も払うってどういうこと?あ、ビールも飲んだし。
その後苦しい、死ぬ・・・と思いながらお茶屋に行ってタダ茶を飲みまくり、さらに調子に乗ったわたくしはニガー茶、否、苦茶なるものも飲む。
ま ず い
ここで初めて食欲に歯止めがかかりました。何を食っても苦味、何を飲んでも苦味という始末。なんかあれだぞ、るっぱちゃんが初めてうんこを食った後に「何を食べてもうんこの味がとれないの」とか言ってたのと似てるぞコレ。(言ってたよね?)

その後タクシーで復興新路というところへ。そして再びチャイナシャツを買いまくる。そごうは閉店時間過ぎに茶器を買うという体たらく。しかし、こっちの店は閉店時間があってないようなもんだにゃ。私が学生のころバイトしていた某下町ローカルスーパーも閉店時間過ぎても中国人団体客が帰らなかったりしてさっさと帰れやゴルァとよく切れていたものだが、こういう習慣ならしょうがない。
そしてうろうろと町をさまよい、最後の晩餐なのでちゃんとした居酒屋へ。
台湾の飯屋は店内でタバコも吸えなきゃ酒も飲めないというところが多かったので、この店はよかったです。ただ私は苦茶効果でロクに飯も食えなかったが。
んで、さらに再び夜市へ。この日は杏仁牛乳だの西瓜汁だのよく飲んだ一日であった。おかげでトイレが近くて大変だった。
さらにさらに、ホテルに帰った後、りえちゃんと2人でスーパーへ。どんだけ出かけるんだ俺たちは。次の日6時半集合だというのにホテルに戻った時間は3時半でした。さらにその後「三沢光晴 五冠王への道」を見たし。
起きれんのかよ。

9/26(最終日)
起きれませんでした。
起きたのが6時25分。ありえねぇ。しかし奇跡的に7時のバスに乗ることができた。皆さんのおかげです。
空港でゆっくりするつもりが、ノースウェストの混み具合がハンパなかったのでタバコを買うだけで終了。免税の税金戻してもらうことすら忘れる。
あばよ台湾。また帰ってくるぜ。
帰りの飛行機内で熟睡するつもりだったんだが、みやらさんとるっぱちゃんの「ファイブスターストーリー」レクチャーを受けたり(ロボットというと「モーターヘッドだから」と声を揃えて怒られる)、窓から見える海や島をじっくり見てしまったりで寝られなかったのだった。たかだか3時間半だったし。

で、翌日朝7時半から仕事だったよ俺。


ところで今日はこの日記始まってついに4年目なのです。
いや、気が付けば4年。思えば遠くへきたもんだ。その場行進しかしてないけど。
というわけで次回から4周年企画なのです。乞うご期待。
2004年09月30日(木)

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