股・戯れ言
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全てを欲しがるこの一日を 代わりに日記に残して行こう(ホフディラン風)

ホフディラン風っていうか、ホフディランの歌詞変えただけジャン!
昨日はお昼過ぎに起き、「今日は欲望に忠実に生きる!自分癒しデー!」と決意。

もう東北巡礼以来遠出をしていなかったので、「特急列車に乗ってビールが飲みたい」という欲望を果たすべく、錦糸町から特急に飛び乗ってやろうと思った。で、時刻表をパラパラ捲っていたのだが休日の錦糸町は特急列車がほぼないでやんの。しかも中央線がトラブってたせいで西行きは断念せざるを得ない状況。否応ナシに房総半島方面に行くしか。
ま、そもそも錦糸町は平日だろうが休日だろうが特急ほぼないんだけど。
その前にタイ料理がどうしても食べたくて「ゲウチャイ」へ。
ンマイよ!グリーンカレー食べたかったけど、鶏肉がゴハンの上に乗ってるやつ。(で、辛いタレをかける)タイ米が好きなのだよな、あータイ料理だったら一週間連続でも食える。いや、カレーだったら毎日でも食えるぜ。いやいや、中華だって毎日でも食えるんだが。和食だって毎日食えるんだが。ラーメンだってそばだって(以下略)
で、腹がこなされたので亀戸で前に欲しかったものを見なきゃなーと思い亀戸に移動。無事に残っていたので迷うことなく購入。グァテマラの服なんてそうそうないからな!
すると真ん中の広場がなんだか賑わっているので、覗いてみると・・・
なんと中年アイドル親衛隊がジャンプしまくり、「ハイ!ハイ!ハイ!」叫びまくり、手拍子叩きまくりという愉快な地獄絵図が。
おわ!まりエックスショーまたやってんのかよ!
即座にそう思った。そして、全く持ってその通りという。
前の日記にも「地獄絵図」という表現を使ってるが、今回の鈴木まりえショーのほうが地獄絵図度がアップしておりましたよ。なんつっても親衛隊の数が格段に増えてやがる。四方八方にまりえックスファンが3人一組くらいでいやがんの。なんか手の叩き方もオーバーリアクションぽく変化してたぞ。人数が増えて恥じらいが軽減されたのかしらないけど。
そしてなんといっても前回、自作のハート型の型紙付きたすきをサンドイッチおじさん(新宿とか上野でよく見かけるストリップとかヘルスの看板を体の前後につけてるルンペンっぽいジジイ)のようにつけていた中年バカは今回、へインズかグンゼかよくわからない白Tシャツに汚え字で「まりエックス」と書かれた(無論前後に)ものを着て参戦していた。もちろんハートもでっかく書き込んで。今回はヤンキーに後ろからちょっかい出されることもなく、心なしかのびのびとしていた模様。
そして当の鈴木まりえ本人の格好も時代逆行速度が思った以上に加速されていたのだった。80年代後半〜90年代初めアイドル的服装ってのも加速していたけど、それ以上に「ええ!?」と思ったのが靴下。よく小学生が履くくるぶしくらいまでの長さの、フリフリレース付きの靴下だったぞ!いや、私がアレ履いていたのは幼稚園の頃までだった気が。もうロリータとかいう次元じゃない。
幼児退行というやつですか?
しかしなぁ。やっぱりプロフィールの「1978年生まれ」はまやかし!と思いました。CoCoとか歌ってたぞ。全パートひとりで。
まあ、うちの従姉妹(1978年生まれ)も「今、小学校で流行ってる事はCoCoとリボンと中嶋美智代の振り付けをみんなで練習すること」とのたまっていたような乙女塾信者でしたが。

なんだか遠くに行きたい熱が増したような、減退したようななんとも言えない気分になり、とりあえず錦糸町に戻る。

さあ、どうしよっかなーと錦糸町北口でたばこを吸っていたらなんかまたミニコンサートみたいなのがやっていたので見るともなしに鑑賞。
今度はさっきと打って変わって演歌ダッタヨ。
これが、今日びありえないほどの赤いラメのジャケットを着た若手の演歌歌手なのだった。あ、演歌じゃ語弊があるな、歌謡曲だった。
昭和歌謡はかっこいい/ブームだとかいうけれど、そういう一過性の流行とは違った普遍的なものもあるわけで、普遍的なものという言い方じゃちょっと適当すぎたが、いわゆる「ベタ」「流行にはなりえない」「決して明るいもんじゃない」というところというか。そういうのがぎっしりと詰まっていて、ちょっと切なくなる場面多数。ステージ前に20席くらい並べられたパイプ椅子におじさんおばさん多数だとか、なぜか曲が始まる前に「ものまね王座決定戦」で流れるジャジャンジャジャーンというハッスルなジングルが流されたり(そしてその後ディープなブルースを歌う)とか、「すいませんが、スタッフの方、私のヴォルヴィックを取っていただけませんかねー」と曲の合間に頼んだりとか。途中、自分のオリジナル曲なのに「すいません、歌詞を忘れてしまいました〜」なんてのもあったが。
けども、まあ、こういう切なさ込みだからこそ歌謡曲は沁みるんだなぁと思った。「俺節」がよみがえってきた。錦糸町は俺節っぽいもんな、ピーナ沢山いるし。テレサ選び放題!
そんな感じで思っていたら「錦糸町ブルース」なる曲を本当に歌っていた。
そして「亀戸の飲み屋で勉強させてもらった曲を歌わせていただきます〜」と言って「あんたのブルース」を歌う姿勢。あ、亀戸の飲み屋ってとこな、注目は。こんなに地元名が出てくると、ちょっと感慨に浸るもんがあるね。でも関西弁だったのがちょっとがっかりだったけど。
ま、山本譲二もあんなにみちのく歌ってるけど下関出身だしな。
あー俺節読み返してぇ熱が一気に上昇。
ちなみにこの歌手の人は浜ユウスケという人で、最後に歌った「ゴールデン街モテ男」という曲はよかったっす。全体的に女心しんみりな歌詞が歌謡曲の王道でいい。やっぱ歌謡曲はジェンダーフリーでないといかんよ。
しかし、ゴールデン街でブルースで苗字が浜・・・渚ようこが浮んでくるな、どうしても。

この時間には完全に旅がどうでもよくなってた。楽天地で「シティ・オブ・ゴッド」やってると知っちゃったし。しかしレイトショー。一旦家に帰る。
タイミングよくか悪くかよくわからんが、両親が焼肉を食いに行くと言い出したので久々に焼肉を食らった。でも両親と一緒に行くと赤身ばっかなんだよな。
で、酔っ払って楽天地の温泉に行こうと思ったが映画の時間もあったので近所の銭湯に寄ってぐったりし、ようやく「シティ・オブ・ゴッド」鑑賞。
なんといっても音楽の効果が素晴らしい。スピーディーな編集にサンバの喧騒が的確にハマるんだ。ボサノヴァやアフロビート、ソウル、ロック、すべての音楽の使い方が非常にセンスがよくて小気味いい。映画見てて自然にリズム取ってしまうことなんてそうそうあるわけではない。
映像の編集も、画面の使い方も、話のテンポも展開も、どれを取っても臨場感たっぷりで飽きさせることがない。スラムの現実(ヒストリーだけど)がひしひしと伝わってきて、それでいて目を背けたくなるような嫌な感じがないなんて奇跡的ですらある。そういう事実だからしょうがないというか。
殺伐としているどころかなんだか笑っちゃう(正確に言うと顔がにやけちゃう)場面が多かったし。でもベネのシーンは泣いてしまったけど。
主人公の話だけが「パンツの穴」的なオボコぶりだったのも重要。
いやぁ、改めてそりゃプライドじゃ誰もブラジリアンにはかなわねえよ!グレイシー一族のストリートファイトもすげかったらしいし!ノゲイラの背中の傷もこーいうことだしな!と思った。
展開が展開だっただけに、もう一度最初から見たくなる映画でした。
ていうか見ろ。
(そういえば同じブラジル映画で内容は正反対の「セントラル・ステーション」見た時も、簡単に人が殺されたりしてたなぁ。全然違う映画なのに根底に流れるブラジル貧民の現実は一緒と言うか)
ついでにブラジリアンのセックスはフットワーク軽いネ。全裸で窓から逃げ出す機敏さとか。あ、マリオ・スペーヒーのセックスは濃厚っぽいけど。すごくねちっこいクンニとかするんだよ絶対。ポルノ男優並みの喘ぎ声を上げそう。(もう5万回くらい言ってるけど)

ところで明日で日記書き始めて3周年なのです。
続けるもんだねーいやホント。つうわけで明日は自分で選ぶ印象に残っている日記特選でもやろうかと。去年もやったけど。
明日だけはオナニーを許して!
つか、欲望に忠実に生きた一日の割りには性欲関係はほったらかしだったな。
ま、メンスだからしょうがない。
そして、これで自分が満たされたかどーかは秘密だ。遠出してないからな。

そいつは10月中にどうにかこうにかする予定。
2003年09月29日(月)

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