股・戯れ言
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首領は2人もいらん!キムタコよりシミケンだろ!

大学のときの飛行機で帰省してる友達らがよく言ってた話なんだけど
「全日空は最低。サービス悪。横柄」
なんだそうな。私は乗ったことないので知らないんだけど、そういう評判に拍車をかけるためのドラマなんでしょうか、キムタコ新ドラマ。
「お客様を安全に目的地に運ぶ事が、ぶっちゃけ大事なんですよ」なんて説明する副操縦士(新米)って。その前の段階で「〜ってんだろうがぁ!!」というサラリーマン金太郎口調繰り広げ、とどめとしての「ぶっちゃけ」。航空会社に限らず、JRでもJTBでもなんでもいいんだけどクレームに対してそんな口調で答えるのはなぁ。サービス業失格っつうか。キムタコだからアリってレベルでもないでしょう、キムタコの発する言葉ってよりも実際の企業名使ってるってことは「全日空の社員の言葉」って側面もあるんだからさ。架空の会社だったらよかったのにねぇ。
しかも「ぶっちゃけ」の挟み方が、キムタコのアドリブっぽかったのが鬱陶しかった。忠臣蔵のドラマのときの切腹前の「鼻かんでいいっすか?」というの(これ参照)とか北川脚本のこないだのドラマでの「シェフなのにキャスケット」とかもキムタコが自分で提案したorアドリブだと私は睨んでるんだけど、絶対その系譜、「ぶっちゃけ」。「よろしこ」と同じく。
あと柴咲コウはなんかヘン。うまく説明できないし、未見だがきっと「バトルロワイヤル」がハマリ役なんだろうと思われるので。「もう誰も愛さない」みたいな懐かしのジェットコースタードラマに出ればいいと思うんだけどな。それか「富江」。富江に限らず、伊藤潤二作品の映像モノ専門になってもいいくらいだと思うんだけど。

と、現在のドラマとの距離感に悩みつつ「美味しんぼ3」と「首領への道」をビデオで見ました。美味しんぼに関しては、もうルネッサンスとでもいう具合に私の中で沸騰中(というより追い炊き)なので金曜の飲みは8割以上の会話が美味しんぼの話でした。それもまさにドンピシャなドラマの話。ドラマにかこつけて生牡蠣を頼んで「牡蠣のカクテル飲んでみてぇ〜」とか「(副えてあったレモンを手にして)牡蠣にレモンって海原雄山激怒な組み合わせだなぁ、カボスやライムで試してないのかこの店」とかいう会話ばかりだった。こんな話ができるなんて、持つべきものはテレビっ子友達だ。
まぁそれもいいんですが「首領への道」ですよ!Vシネといえば竹内力と哀川翔というのが「表」だとすると「裏」はシミケンと白竜。と私は思ってました。その4人がVシネ四天王なんで。
で、そのシミケン&白竜の魅力爆発なんですよ「首領への道」。極道でありながら義理人情に溢れ、極道者としてカタギとは線を引かねばならない哀しさを背負っているシミケン(アツイ男)と感情を表に出さず、タテ社会である極道ゆえに会長命令でシミケンの弟分となる白竜(冷静な男)の対比が優秀。でも白竜が冷徹なくせにいきなり暴走したりする展開がヨイ。
そして五分の盃を交わし、互いを兄弟と呼び合う中野英雄とシミケンの歯車の狂い方も(わかりきった展開だけど)見ものです。
あとVシネ特有のお色気シーンはカタギの娘のヌードだったんだけど、穿いてたパンツが白のデカパンだったのは笑った。

白竜ドットコムなんていうものもある世の中なんですね。
http://www.hakuryu.com/
過去にもいくつか芸能人の?なHPは見てきたけども、白竜のは最高峰に近いかも。とくにゲームのコンテンツが。あとメールフォームの横に書かれた
「送っていただいたメールは、一度オフィス白竜に届き、その後白竜に渡されます(必ず白竜は見ています)」
という文字列に圧倒されてしまうな、やっぱり。必ず見てるって。
それからついでにこの賞もスゲエ。
http://theater.nifty.com/news/lineup/021124/28.htm
DVシネマ大賞がシミケンの「首領への道」で、最優秀作品賞が竹内力の「ミナミの帝王」、最優秀主演男優賞が哀川翔ってのがいいな、出来レースって言葉不要で。白竜もなんか入れてやって。
2003年01月19日(日)

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