マイエンピツの方が「所属する感覚」について書かれていて興味深かったので、私も考えてみた。
私が一番所属について近いと考えるのは、人通りの多い繁華街をひとりで歩いているとき。 その人ごみにちゃんと所属しているような、それでいて一人だけふわふわ浮いているような不思議な感覚で好きなのだ。 考えてみると、それ以外にあんまり所属の感覚ってないな。 昔からどちらかというと自分の存在がくっきりはみだしているように感じることの方が多くて、それは自立心かと言えば、どちらかというと孤独の意味合いのほうが強い。
子どもは私に所属しているのかと問うと、それも違う。 どちらかというと、大事な壊れ物を預かっている感覚に似ている。手に入れた歓喜と、無くすことへの底なしの恐怖は常に隣り合わせだ。 ちょっと考えてみると、それは孤独に似ていなくもない。限りない自由と、のどがからからに乾くような渇望感。 ということは、幸福と不幸も裏表で、やはり幸福は自分のからだの中から生まれるものだという無理やりな終着点に行きついてみた。
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