泥沼
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よくアニメやマンガにありますよね、大切な人を守るために戦うっての。 私はどうも、アレが嫌いみたいです。 守りたい人のために戦うのってかっこいいんですか? 生かしたい人のために他の人を殺すんですか? ものすごい、自分勝手だと思うんですけど。 そういうつもりで戦うなんて、気持ち悪いです。 女にはわからない男のロマンですかね?そんなロマンなら、別に要らないな。 戦争やって殺しあうのは勝手ですが大義名分を用意しちゃいけません。 自分の欲のためにやる、ビジネスとしての戦争、破壊衝動。 そっちのほうがよっぽどマシだと思う。 ま、もちろんソレはアニメマンガの話ですが。 現実的に戦争についてはなんとも言えません。 好きとか嫌いとかの問題ではないでしょう。 よくわかんないってだけですけど。 欲の無い人が、ささやかな人生を素敵に送れる世界が理想。
何でソンナコトを思ったのかって。 まぁ、前から思ってたことですけど。 嫌いなことを声をわざわざ語るなんてアホらしいと思って。 でもまぁ、そういうことも見つめなおしてみると何か見えてくるかしらと。
守ると言うことは、何かに囚われるということですから、 それ自体が気に入らないのかもしれない。 たとえばシードのディアッカさんね。 あ、後半のディアッカが好きな人はこの先通行禁止です。
で、後半のディアッカさん。 私がそもそもディアッカさんのどこらへんが好きなのか不明なんですが。 前半の何考えてんだかわかんない存在感希薄なディアッカさんが好きでした。 軍人っぽい堅苦しさがなくて自由な感じがしたのも理由かもしれない。 あ、告白しますとイザークさんは嫌いでしたね。 軍人としてのイザークさんってことです。 キャラクターが嫌いなわけじゃないんですよ。 ただなんか、自分の正義を信じてソレを振り回してそうで。 うざったそうだな、と。(かなり暴言だな…)
本編でははディアッカ、なんだかよくわかんないうちにAAに残ってましたね。 でももし本編で、「ミリーを守るために戦いたいんだ!」とか言われちゃったら。 どうなってただろう? ショックというかかなり失望したことだろうと思います。 ディアッカさんには何かを守るために戦って欲しくなかったんですよね…。 バスターの名に相応しい破壊者で居て欲しかった。
で、 「アイツらを死なせたくないんだ」だっけ? あいまいですね。あいまいなのはよろしい。 本来白黒つかないことを無理矢理ハッキリさせるから争いなんです。 終わるまであいまいなんです。 ほんとに、「ミリーを死なせたくないんだ」じゃなくてよかった。 死なせたくないなら攫ってでもで2人で逃げなさい。と思う 逃げたくないなら私情は切り離しなさい。そういうことです。
フラガさんの場合は、戦う理由なんて知りませんが、 あいまいなまま、私情を切り離して戦える大人っぽいところが好きでした。 ビジネスとして戦ってると思ってたので、最後のアレは少し残念です。 (フラガさんの場合仮面の人との因縁もあったはずなんですがね…) たまたま守った艦にマリューさんが乗ってたなら、まぁ美談になりますけど。 マリューさんの乗った艦だから命をかけて守った。 それは美しいことなのか。正しいことなのか。 私が若造で潔癖だから、わからないのかもしれないですけどね。 個人的に納得いかないところを感情的に攻めてみました。(笑) 感情的に攻めてみて、やっぱり感情的になると視野が狭くなるなぁ…と。 ↓下でなんか言ってますけどね。 マリューさんだってなんかいい感じのことも言ってたと思うんです。 ただ自力で思い出せないんです。(笑) 自分の中で色々加工されちゃってるんですね、きっと。 一時的な熱にうかされての語りなので、自分でも後で何言ってんだコイツと思うんでしょう。 読んでる方がいるとはおもえないんですけど、 もしいたらしかも不快になっちゃったりしてたら。 まぁ、出来ればおかゆのことは嫌わないでやってください…。 チキン脳で短絡的で考え無しなんですけど、悪気は無いんです。悪気は…。
どうも、マリューさんは守って守ってってうるさいので苦手だったみたいです。 実際彼女にしたら、かわいいし楽しいし乳でかいし最高だと思いますけどね。 ちなみにナタルさんは結局誰にも守られませんでしたよね。一度も。 惚れました。正義っぽくないのも良かった。汚いこともちゃんとやれるし。 フレイは守ってって口で言っておきながら、実際は1人で戦ってる子だから良い。
でも、否定するわけじゃないんですよ。 言い訳みたいですけど(笑) シードでも嫌いなキャラクターはいないんです。みんな好き。 ただ、好みの話をしているんです。 自分が何が好きで何が嫌いかって、面白いなと思って。 やっぱり、まだよくわかりませんけどね。サンプルと研究が足りないみたい。
あ、でも「守る」ためじゃなくて「助ける」ための戦いは良いかもしれない。 「助ける」ってのは一方的なものではなくて。 共存するためのギブアントテイクの行為を、「助ける」というのです。助け合い。 微妙なニュアンスの違いなので同じじゃんと思うかもしれないけど。 助け合って戦うのは、共に生きるための知恵ですから。 あと同情からくる「助ける」の場合もありますね。 余計なお世話の場合もありますが。 困っててかわいそうだから、助ける。 とてもシンプルで自然な行為だと思います。 この「助ける」の場合は「守る」と違って、自分の命をかけることもないです。 気の毒だから助けるけど自分の大切なもの(命とか)を捨ててまでは助けない。 これもまた、自然なやり方だと思う。
うーん、こういうのは戦争だけでなく細かい人間関係にも当てはまるんですけど。 ねむくて計算(?)する気力が無いのでここまで…。
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