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| 2004年03月03日(水) |
本借りてきた。
なんか邦訳の洋書とか見てまわったけど読む気が起きなかった。
日本文学とかもなんかもう…児童書とかファンタジーとか読みたかった。
でもハリーポッター炎のゴブレット続きから読む気しない。また今度。
とりあえずあんまりいっぱい借りても読まないから、４冊借りた。
「ソフィーの世界」面白いから途中で読むの止めてとっておいた。
「タンポポのお酒」これもいつか読もうと思って忘れてた本。
「黒い兄弟」ロミオの青い空の原作。暗そうだけど気が滅入ったらやだな。
「もののけ姫」絵本。
今度午前中とか人いなそうな時行って児童書スペースに入り浸ろう。
棚が低くて大人のスペースと分けられてて非常に入りにくいけど。
大人だって絵本好きな人いるのにね。
あとゲド戦記が途中だったから、読もうと思う。
どこまで呼んだか忘れちゃったな。一巻は読んだの確かなんだけど。
いつまでもグダグダ言ってても仕方ないよね。
泣いても喚いても怒っても死んでも、戻ってこない。
じゃあ、立ち直るしかない。
ありえないくらい回復早いね。
人としておかしくない？変？やっぱバカ？
それとも無理してる？現実から目をそむけてる？殻にこもって…
そうかもね。
誰も責めないけど許してくれないんだよね。
ほんとはビクビクしてるんだ。いつかは責められるんじゃないかって。
誰かが恨めしそうに泣いてるのが聞こえる気がする。
殺人者ってこんな気持ちなのかな。
罰が欲しいのは救われたいからなんだけど。
だから、昨日は責めた分、今日は自分を許してあげよう。
バカだねほんとに。私ってほんとバカだから、ますますバカでかわいそう。
もう少しバカじゃなかったらこんなことにならなかったのにね。
でも、あの時はバカなりにがんばったと思うよ。がんばったね、少しはえらいね。
でももう自分をかわいそがるのはオシマイ。
かわいそうなのは私じゃないもんね。
私が落ち込んで悲劇の主人公ぶるのは卑怯だ。
あきらめがつかないので書きます。
今日も、できれば読まないで下さい。
忘れないって言ってるけど
すごい速さで忘れようとしてる。
思い出さないようにしてる。
回復力は強いかもしれない。
でも虚無感。
静かだからやっぱり、いなくなっちゃったんだなって思い出す。
いつもいる犬がいない１階に下りるのが怖い。
もう昼だ。
何か食べてると周りを離れなかった。欲しそうにして。
ノー！って言っても手出してないのにお手してきたり。
必死で何回もお手するの。
膝の上に頭乗っけて見上げてくると、犬のにおいがしてくさかった。
ハウスって、お母さんが言うと一回言うこと聞いて入るけど、また出てくるし
じいちゃんとばあちゃんは甘いこと知ってて、食事中はそばを離れなかった
ばあちゃんはいつもパンの耳あげてた
弟が怒るなと思ったけど、それくらいは、と思って黙ってた
こんなに早く死んじゃうならもっと甘やかして食べたいものいっぱい食べさせればよかった
長生きさせたくてみんなで気を付けようねって言ってたのに
人間の食べ物は身体に悪いからって、いつも欲しそうにしてたのに
雑種で、捨て犬協会からもらってきた子だった。
アレルギーがひどくて体中かゆくなったりして何度もお医者さんに診てもらって
血統書付きを買ったのと同じくらいお金かかるねってお母さんが笑った
でもぜんぜんお金かかるってほんとは思ってなかったと思う
家族だからいくらお金かかっても仕方ないと思ってた
耳と足の裏と口の周りがひどくていつも足の裏しゃぶってた
足の裏はポップコーンの匂いがしていいにおいだねって笑った
お母さんが仕事じゃなくて出かけるとウオーンってすごい泣いた。
ジャンパーとかコートとか着て出かける様子見ると、
自分もつれてってもらえると思ってすごいはしゃいだ
はしゃいでる時は、いつもキューキュー音の出るおもちゃを持ってきて引っ張ってもらいたがった
弟のことバカにしてたことがあって、食べ物があるときに弟が近づくと口がピクピクしてて弟はかわいそうだけど笑った
弟に抱きしめられると迷惑そうな顔してたのも面白かったでも大人しくしてた
弟はバカにされてるのにすごく可愛がってた。たまにいたずらしてたけど
エサ食べてるときに身体にさわるとウーって唸って
前のホーリーはこんなことなかったのにねって言ってたけど
でも前のホーリーより大人しくていたずらもしなかった
前のホーリーはパピーウォーカーやったときに預かってた犬で
やっぱり寂しがりで甘えん坊でいたずらっ子だった
結局盲導犬にはなれなくてどこかの家にもらわれてったって
でも、ほんとに純粋で、可愛くて
それを失ったのが信じられない。
血だらけで抱いてた感触もまだ残ってるし、心臓マッサージの光景も見たのに
まだ死んじゃったって信じたくない
私のせいじゃなかったら、こんなに苦しくない
血だらけになったのを抱いて走ったのも、
病院で付いていられたのも
最後のお別れしたのも
悔いは残らなかったかもしれないしあきらめもついたかもしれない
でも私のせいだから信じられない、認めたくない
自分で殺しておいて勝手だと思うけど早く新しい子が欲しい
できるだけうるさくていたずらな子がいい
とにかくこの寂しさと罪悪感を紛らわせて欲しい
でも忘れないから。忘れないようにするから。
これからどうしようって、思う。
私は美味しいものを食べていいんだろうか
楽しい思いをしていいんだろうか
生きてていいんだろうか
人を殺した人だって、生きたい人は生きてていいと私は思う
じゃあ、私も生きてていいんだろう。
別に死ぬつもりはないけど、生きてるのが嫌になったから。少し。
生きるためには楽しみが必要だし、おなかがすいてればなんだって美味しい。
まず何からしようかちょっと考えたけど、ご飯を食べて図書館に行こうと思う。
家に帰ると弟が泣いてた。
私は切り替えが早いのかもしれない。
残忍なんだ。
でも弟が息も切れ切れで叫ぶように泣きつづけてるの聞いて
申し訳ないと同時に羨ましかった
