ある大学院生の日記

2006年02月05日(日) 乳頭温泉郷

相方くんが寝込んでしまったので、国民休暇村田沢湖高原のみなさまの厚意に感謝してチェックアウト後も部屋をお借りするいっぽうで、長靴も借りて近くの温泉めぐりをしてみました。休暇村からはあるいて10分くらいで妙の湯と大釜温泉、さらに10分ほどで蟹場温泉、さらに20分ほどで孫六温泉、また違うルートで黒湯温泉が点在しています。長靴を借りただけなので、舗装道を通って妙の湯・大釜温泉の前を通過し、蟹場温泉に入ってみました。蟹場温泉はむかしからある露天風呂が有名で、よく写真でも見かけるのでとりあえず行ってみました。ここは混浴で、脱衣所もさっぱりとした作りなのでちょっとどきどきします。行ったときには一組が先にいたため、さらにどきどきしました。雪が舞っていたので、いちど湯に入ると出る気がしなくなるのですが、そこそこで抜け出して、内湯の秋田杉の湯に行ってみました。露天の人気に押されてるのか、たんに人がいないのか、まったく誰もいなくて爽快でした。ここは特徴的な湯の花がふらふらとしているので、いかにも効きそうな雰囲気もあってよろしいです。あったまるし。

蟹場温泉を出た後、大釜温泉から孫六温泉に行ってみることにしましたが、これが意外と距離があって、迷子になったのではないかとおびえました。20分ほど歩くと奥まったところに人情の宿孫六温泉がありました。ここはいかにも秘湯な湯治場といった雰囲気で、テレビもなにもなさそうなところです。けっこう興味はありましたが、温泉にはいることもなかろうとおもってそのまま引き返しました。地図によると孫六温泉から黒湯温泉へ抜ける散策路だかテープ誘導だかがあるそうですが、見当たりませんでした。スノーシューで黒湯に行こうと思わなくてほんとによかったです。

そのまま来た道を引き返して休暇村に戻り、ごはんを食べてバスに乗って田沢湖駅まで戻り、こまちにのって帰ってきました。あ、田沢湖駅前で「雪の茅舎」と「喜三郎の酒」を発見しました。両方とも買いたかったのですが、先日も日本酒買ったばっかりなので、小さなビンのあった「雪の茅舎」だけ買って帰りました。そうか、秋田だもんなー、とおもっていたら、こまちのなかでとなりのご夫婦がまんさくの花を召し上がっておられました。そうかー。


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