ある大学院生の日記

2005年09月06日(火) ホテリングの立地モデル

某お役所にヒアリングに行くことになりそうなのでツテを頼って下交渉をしているのですが、いやいやご迷惑ばかりおかけして本当に申し訳ないです。お忙しいでしょうに。

また選挙の話ですが、前回の選挙のときも書いたような気もしますが、ワタクシの選挙区では似たような顔の自民党前職と民主党前職が張り合っているようで、これに共産党新人と無所属新人という組み合わせです。で、この前職2人が比例区との重複立候補をしていて、張り合っているというからにはこのどちらかが当選してもうひとりの惜敗率もかなり高いはず、となると、「この張り合う2人のいったいどっちが当選するのであろうか」という疑問はもはや意味を持たず、どっちかが当選してどっちかが比例で復活、となるのであろうなあ、ということになるわけです。この2人の南関東での比例順位を確認しているわけではないのですが、そうなるんじゃないかと。とすると、張り合う2人の激戦区が打って変わって無風区…は言い過ぎですが、結果が見えてるっちゃ見えてるわけです。たぶん。というわけで、張り合う2人の小選挙区という設定ながら、投票行く気が失せちゃいますよね、ってことなんですけど、いや、今回行かないわけには行かないっすかね。

民主党ががんばって社会保障・社会保険制度の改革を訴えようとも、「えーっと、とりあえず郵政が論点なんでしょ?」と、郵政が夏の居酒屋の一杯目のビール並みにとりあえず化してしまうと、2大政党のいうことにそんなに差が出るわけがないじゃん、と。論点が1次元で表現できる2大政党となると、かの有名なホテリングの立地モデルの応用そのまんまなわけですから。「民営化」が中点に当たるかどうかはよくわかりませんけども。で、端点のほうに新規参入の少数野党が立地することになるわけですか。やっぱりそうなると、論点の次元を増やさんとあかんわけですなあ。

で、ところで郵政民営化ってのは、某MLで一部論客が主張するほど当然に実行されるべきなんですかね。


 << past  Index  will >>


べべべ [MAIL] [HOMEPAGE]