手賀沼花火大会があって、友人3人ばかしを呼んで手賀沼公園からぐだぐだと花火を見ることにしました。午前中はちょっとあたふたと家を片付け、午後2時半過ぎから手賀沼公園に場所取りに行きました。去年のことについての学習機能は発揮されず、またもやちょっと端っこのほうになってしまいましたが、めげずにブルーシートを敷き、のほほんと文庫本など読みながら場所取りをしてみました。こういうときに限って常磐線で事故があり、位置関係に疎い友人たちが無事に到着できるかどうかやきもきもしましたが、そんなに遅れることなく全員が揃ったので、太陽が沈みかける時間から公園でぐだぐだと缶ビールなど飲んでみました。とうもろこしの茹でたのを用意してもらっていたので、沼からの風がそこそこ涼やかに通り抜けるなかでビールを飲みつつとうもろこしをかじる、という極めて正しい日本の夏を体験しました。
が。茹でたとうもろこしというのはがつがつとかじるからおいしいのであって、一粒一粒ちまちまと食べてはとうもろこしの甘みもうまみもあったもんじゃないべ、と思うのですが、どうも女性陣はそこらへんの日本の夏の正しい過ごし方を弁えていないらしく、ちまちまと食べよるのですよ。かわいいコがちょっとおしとやかな感じでも漂わせつつ浴衣でも着てかじってくれるんだったら許せるのですが(かわいいコは何をやっても許せる)、どうなんでしょーか。とうもろこしをキレイに食べるというのは、ちょっと挑戦してみて4分の1くらいであきらめてがりがりがじっちゃう、というのが、正しい食べ方(椎名誠風)ではないかと、沈み行く夏の太陽を見ながら酔っ払い気味にシミジミと考えたのですがいかがでしょうか。
え、花火大会は、夏の宵の風が通り抜けるなかでのんびりと見ることができて、至極よろしかったです。やっぱり花火は座ってのんびりと見上げるものです。