ある大学院生の日記

2004年05月03日(月) 四国その2

朝も早くから高松市内を出発し,栗林公園(相方は「くりりん」公園だと思ったらしい.がっくし)をかすめて,高松西インターチェンジから高松道に乗りました.途中に高松檀紙インターチェンジがあるのですが,松山高知方面に行くには高松檀紙インターチェンジからは乗れないという構造になっているので(なんでなんだ?)国道11号でちょっとひっぱったことになります.そのあと,PAやSAで銘菓「木守」を探したのですが,さすがにそんなところに売っているわけもなく,泣く泣くあきらめました.讃岐三白(綿・塩・砂糖,らしい.塩・砂糖・うどん粉かと思ってた)というくらいで,和三盆が有名な土地柄であるのですが,讃州高松松平家に伝わり関東大震災で失われた,千利休も愛したという長次郎七種のひとつの赤楽茶碗「木守」にちなんだ銘菓「木守」はひじょうに上品な味わいでよろしいものなのですよ.

それはそれとして,川之江ジャンクションから高知道に乗り換え,高知へ向かいました.高知道は拡幅される予定はあるようなのですが,さしあたっては片道1車線で供用されており,幅員減少部分で渋滞が発生していました.高知と瀬戸内を結ぶ(ということは本州と陸伝いに結ぶ)経路のひとつとして活用されているようです.高知道を供用が開始されている終点の須崎東インターチェンジで降りて,とりあえず道の駅「かわうその里すさき」に入って,カツオがたたかれているのをみたりしつつちょっと待ってから,かつおのたたきののったどんぶりと,うつぼの唐揚げを食べました.うつぼの唐揚げは皮がもにもにしていてなかなかおいしいものでした.かつおのたたきはこりゃまた炙られた部分が薄くてかつおがおいしくてたいへんよろしかったです.やはり「目に青葉 山ホトトギス 初鰹」のシーズンです.むふふ.

須崎から国道56号線に乗って,途中でまたもや道の駅に寄ったりしながら土佐中村を目指しました.中村についたら4時を回っていたのですが,せっかくなので小雨が降っていたのですが佐田の沈下橋を見に行きました.佐田の沈下橋のそばは堤防もなく,自然な景色が残っていて,晴れていたらもっとのんびりぼけーっとするのにちょうどよさそうなところでした.しかし雨も降っていたし夕方だったので,しばらく景色を堪能してそのまま帰ってきました.惜しいことした.ゆうごはんでまたカツオの寿司を食べた後,酒蔵・ことぶき屋の住所を調べて行ってみました.高知まで来たのだから「南」を買ってこようとおもっただけなのですが,このお店は当たりでした.はいってみると,店のにいちゃんがいろいろと説明してくれて,試飲も勧めてくれました.彼がいうには,「南」は東京で噂になったものなので中村市内でも取り扱う店があんまりないんだそうです.ふむ.そこで,とりあえず彼の勧める藤娘のおりがらみと,同じくプライベートブランドの栗焼酎を買ってみました.おりがらみのほうは,スーパーでうってたカツオのたたきを肴に,その晩半分くらい飲んでしまいました.うひひ.


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