ある大学院生の日記

2003年02月10日(月) ネイチャースキー2日目

2日目は朝から1日のガイドウォークに参加しました.昨日のコースのはしっこから一の瀬園地に入り,その奥のキャンプ場まで往復しました.ガイドさんはガイドさんらしくなくあんまり話すこともなく,ただがしがしと進んでいくので,いったいどうしたのであろうか,と不思議に思っていたのですが,話を聞いたところによると,単に話すことがないようです.一の瀬園地やその周りは白樺の林が広がっているのですが,それはむかし伐採したあとに種が飛んできたものだそうで,植生としては面白くないもののようです.むかし生物の授業でやった植生の変遷を思い出しました.そのうち日陰でも育つ植物が優勢になっていくんだそうです.動物の足跡もすくなかったし,そうすると確かに話すこともないですなあ,というところです.で,がしがしと進んでいたのですが,どうもこの日は快調に進んだらしく,とくに休憩が多いわけでもなく遠くまで回りました,とガイドさんが言ってました.ということはだいたい10キロくらい歩いたことになるようです.

さすがに1日回るとくだびれてしまったので,3時に終わった後はお土産屋などまわり,アルコール度のやたらと低いブルーベリーワインやそば米など買いました.宿に帰ったら,夕食に馬刺しが出たので大いに喜びました.うろうろしたときにみた馬肉は非常に高価だったので,ほんとに出てくるとは思っていなかったのですが.じつは食べたことのある記憶がないので,興味深いものでした.とくに癖があるわけでもないなかなかものでした.

夜はぼけーっとテレビを見ていたのですが,長野県内の温泉の案内番組で,若い男性のレポーターが行く先々で社長や専務のおじさんたちと一緒に露天風呂にはいって話を聞いているのが印象的でした.そういうコンセプトだったんでしょうか?


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