仕事から帰ると、妙にカラダ中が痛い。
仕事中も腰が痛いなあと思っていたのだが、痛みは全身に広がり、節々が痛い。
子ども達にマッサージを頼み、揉んでもらってもすっきりせず、痛みは増すばかり。身体もどんどんだるくなっていき、もしや、と熱を測ると37度。微妙な感じである。早めに布団に入って寝よう、明日は休みだし、と寝たものの、朝起きるともうどうにもならないくらい身体が重い。
毎朝欠かさず顔を出す登校班の出発も、この日ばかりは子ども達に謝り、勘弁してもらい、そのまま横になっていたが、一向に良くなる気配がない。
それでも何とか洗濯だけは終わらせ、あとはひたすら布団で過ごす。
腹は減るのだが、吐き気もするしで、食事もとれず、空腹と戦いながらもなぜかゆるゆるぴーな腹具合に力も尽き、子ども達が帰ってきてもひたすら寝る。
翌日は出勤日。これだけ体調が悪いと休みたくてたまらないのだが、マネージャーは朝から会議で外出、売り場にはYさんひとりしかおらず、這ってでも行かねばならない状況。しかも発注日だから、それだけでも終わらせないときっとマネージャーに許してもらえないだろう、とフラフラになりながら出勤した。
売り場に着くと冷や汗が出るわ、立ちくらみがするわ、時間を追うごとに体調が悪くなっていくのが分かる。
あとから出勤してきたユタカ君に
「最後まで持たないかも」
と泣きを入れ、とりあえず、3時からもうひとりくるからそれまではがんばるつもり、とは言ったものの、レジで立ってるだけで冷や汗倍増、しまいにはこみ上げるものがあり、トイレに駆け込む。
気持ち悪いものの、戻すこともできず、結局へたり込むこと10分あまり、もうどうにも無理できない、と判断し、ユタカ君、Yさんにお願いし、早退することにした。
やっとの想いで帰宅すると転がり込むように布団に入り、これまたひたすら眠る眠る。
子ども達はいろいろと気を使ってくれてありがたい限りなのだが、対して夫は、と言うと帰宅後黙々と食事をし、疲れているのではあろうが、ごろん、と転がり、そのまま寝てしまった。
あたしはといえば、節々の痛みから今度は激しい頭痛に見舞われ、吐き気までしていて、布団でのた打ち回っているというのに、くすりを持って来てもらおうと思っても起きやしねえ。腹立たしいことこの上ない。
あまりにも激しくもだえ苦しんでいるものだから子ども達が飛んできて、息子は薬を探してきてくれ、娘は冷えピタを持って来てくれ、介抱してくれた。
それでも起きずに転がっている夫には正直殺意を抱きましたよ。
やはり、血のつながりに勝るものはない、と実感したのでありました。
そんな子ども達の看病が効を奏したのか、夜中に空腹で目を覚ましました。
ここ2日余りろくなもん食ってないし、と体重を測ると3キロほどもやせてました。腹に力が入らないっす。
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