たまに××したり。
INDEXこれまで。それから。


2002年06月11日(火) 連休最後の日。

なんだかんだ言ってあっという間に終わってしまうのがお休み。5日間なんて実にあっけなく終わってしまいます。息子も何とか幼稚園に送り出し、やれやれほっと一息、と思ったら、夫が仕事関係のメール待ち、とかで、待機中。銀行に行こうと思っていたあたしは駅まで送っていかなければならない羽目に陥り、その間、所在なく本を読んだり、ドジャースの試合を見たり。
ドジャースの先発は野茂。6回まで、いい感じの試合運び、文句なく勝てるだろう、と思っているうちに、ウトウトしていた。ふと気がつくと、ピッチャーが交替している。マルホランドとか何とか言う、ひげ面のオヤジ。いつ見てもやる気のなさそうな感じが気に入らない。いやいや、見た目で判断してはいけない、要はいい仕事をすればよいのよ、と思っても、前にもこの人が出てきて、ぼこぼこに打たれたような記憶が。で、案の定、交代していきなり、ヒット打たれるし。
やってらんないね、全く。とか思ってるうちに、お待ちかねのメールが来て、出かけることに。
半分うとうとしている状態で運転するのは、本人自身が怖いんですけど。
「寝起きのほうが運転がうまいじゃん」
と、気に触る発言をかます夫を駅前で落とし、銀行に向かう。

昨日はあたしの給料日、先月は弁当作りにいそしんでいたこともあり、1万近く多い。弁当の材料とか、いろいろ考えるとプラマイゼロ、いや、考えようによってはマイナスなのかもしれないんだけど、一応手取りが多い、という錯覚だけでもうれしかったり。
とりあえず、ローンが落ちる銀行に入金を済ませ、これで今月も一安心、と気分を良くしたあたしは職場であるスーパーの駐車場にクルマを止め、買い物しようかなあ、と思いつつも、ふらふらと店を出、近くにある美容院に向かう。この美容院、以前チラシが入っていて、その存在だけは知っていたところ。
美容院ネタは過去何回も書いているあたし。それほどヘアスタイルに困っているのです。何せ、髪の量が多く、くせっ毛。これからの季節、何もしないと爆発は必至。過去に出会った、今ではあたしの中で伝説となりつつある、サイトーさんという美容師さんがいなくなってしまってから、あたしはあたしのビダルサスーンを求め続けているのですが、サイトーさんを越える美容師さんて言うのにめぐり会えない。
「くせっ毛だから、これ以上はどうにもなりません」
とか、
「くせっ毛だから、ストレートパーマをかけましょう」
とか、そういう「あきらめてください」ということしか言われないあたしの髪の毛。サイトーさんはそんなこと一言も言わず、あたしの思い通りのスタイルにきちんと仕上げてくれたのよ。
で、今日行った美容院、実に人通りの少ない裏通りのようなところにある、なんとも寂れた雰囲気の店構えで、入るのにちょっと気が引けてしまった。何人か人がいるのか、と思ったら、店長たった一人でやっているらしい。しかも男性だ。お客も男性1人。もしや、場違いだったのだろうか、と思ったけど、いまさら引き返すわけにも行かず、
「カットをお願いしたいんですけど」
とおずおずと申し伝え、座って待つ。雑誌をぺらぺらめくりながら、緊張が高まっていく。何が苦手って、初めての美容院、しかも男性、となると、妙な緊張感が漂う。オーダーするスタイルもきちんと決まらないまま、シャンプーしてもらう。
大体の感じを伝え、後はお任せ、という実にチャレンジャーなあたし。カットの最中、くせっ毛でまとめにくい、という話になり、大抵なら、ここで、
「そうですねえ、仕方ないんですよね、ストレートパーマにするくらいしか方法はないですね」
といわれるのが落ちなのだが、今日は違った。
「それはね、カットが全てです」
おおおお!これはいつもと違うかもしれない。あたしの中で期待度大!
「せっかくのくせっ毛なんだから、それを活かせばいいんですよ」
「毛のつやがないと感じてるのは、いたんでるのではなくて、毛の流れが整ってないからです」
で、お任せした結果、パーマかけてないのに、パーマかけたみたいな仕上がり。ちょっとした感動です。予定していたのとはちょっと違いましたが、あたしの髪の特徴を活かして、きちんとまとまる形になりました。感謝。
お値段も2900円と、結構リーズナブル。第2のサイトーさんになってもらえると良いな、と思います。

これで連休中の予定はほぼ消化されました。明日からはまた、仕事に復帰です。次回夏休みにはもう少し実のあるすごし方が出来ればいいなあと思いますが、ま、今回は今回で、純粋なお休み、という意味では正しい過ごし方だったのかもしれませんね。

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