だが言いたい

乙一の四部小説買ってきた。で、読み終わった。
や、途中でちょこちょこ小ネタを挟むものだからついつい笑ったりもしましたが、普通に面白かったッスよ、フツーに。
四部ってほのぼのしていながらけっこうヘビーなとこがあるので、あんな感じでも全然違和感ないですし。バトル部分もよかったし。
いや、土佐犬とか爬虫類とか全然大丈夫じゃね?むしろそこがいいんじゃね?(おっくんファンに波紋を呼んだおっくん描写についての感想。本能というか直感で戦う億泰が大好きです。)
仗助はそっか、ジョセフ似だから愛くるしいんだ、と再確認。や、今手元に四部あるんで十分理解してます。シパシパ。(でもあのシーン、後ろ向いて泣いてるおっくんがかわゆくてかわゆくて仕方ないwwww)
ラストが多少重いのはテーマもそうだし書いてる人が人だからねえ。だって以前別の本で読んだ短編(シリーズものらしい?)で、まんま吉良吉影だったもんねえ。あー、乙一四部好きなんだなあ、と。でもって吉良吉影が大好きなんだなあ、と。
公式サイトでも一番好きなの吉良だって言ってるしね。世界観出るよねえ。


だがこれだけはちょっと気になったぜ。
露伴ちゃんの一人称は「ぼく」じゃあないのか!?「うちら」というより「ぼくら」じゃあないのか!?
六壁坂読んでないので27才露伴ちゃんの一人称はわからんが・・・やっぱり「ぼく」じゃあないのか!?(二度言ってやった言ってやったww)

あと、由花子さんと康一君の交際が順調なのは良いんですが、少々由花子さんの言葉遣いが気になったんだ、ぜ。
もっと無理無理女言葉っぽくなきゃ由花子さんじゃあないんだぜ。
とりあえず「かな?」より「かしら?」の方がイメージなんだ、ぜ!!


以上、仕事中に鼻血が噴き出したMさきさんが勝手にさえずってみた。
けっぺい!!(血餅。ゼリー状に固まったやつ)
2008年01月08日(火)

日々是日常 / みさき